【コラム】4・29ディアナ後楽園ホール大会で佐藤綾子が野崎渚のWWWD王座奪回に挑む!スターダムのウナギ・サヤカ&白川未奈がタッグ王座挑戦!タイガー・クイーンがスーパー・タイガーとミックスドタッグ結成!

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 旗揚げ10周年イヤーの昨年、4・18カルッツかわさき、10・10後楽園ホールでのビッグマッチを開催した井上京子率いるワールド女子プロレス・ディアナが4月29日(金=祝)、プロレスの聖地に帰ってくる。今年初の後楽園となる今大会では、スターダムが乗り込みタッグのベルトに挑むWWWD世界タッグ王座戦をはじめ、ディアナの3大タイトルマッチを開催。また、初代タイガーマスク佐山サトルとジャガー横田がプロデュースする噂のタイガー・クイーンが再び降臨し、ストロングスタイルプロレスの男女エースが初タッグを結成するなど盛りだくさん。本欄では、各試合の見どころを探ってみた。

『ディアナ 後楽園ホール大会』
日程:2022年4月29日(金・祝)
開始:11:30(第0試合開始:11:00)
会場 :後楽園ホール

▼第0試合 Diana新人・美蘭デビュー戦特別シングルマッチ
美蘭
vs
井上京子

 本イベントスタート前の11時から第0試合を開始。4・17ポスト・ディ・アミスタッド大会にて関口翔とのエキシビションマッチをおこなった新人レスラー美蘭(みらん)が井上京子の胸を借り、デビュー戦をおこなう。美蘭は2009年6月11日、東京都板橋区生まれの12歳で身長150センチ、体重37キロ。この春、中学生になったばかり。バレエ、カポエイラの経験があり、ゲームが趣味とのこと。「憧れのディアナの選手に慣れて幸せです!」と喜びを語る美蘭がどこまで御大に食い下がれるか。“受け継がれるディアナのDNA”がベールを脱ぐ⁉

▼第1試合WWWD世界シングル王座次期挑戦者決定バトルロイヤル
マドレーヌ
vs
ななみ
vs
デボラK
vs
Himiko
vs
網倉理奈(COLOR’S)
vs
関口翔(フリー)

 ディアナの至宝WWWD世界シングル王座への次期挑戦者を決めるバトルロイヤルが6人参加でおこなわれる。出場選手はディアナからマドレーヌ、ななみ、デボラK、Himiko。マドレーヌは5年前に格闘家デビューし、間もなくプロレスキャリアが3年となる。ななみは昨年7月から高校受験のため休業していたが、今年2月に復帰を報告し、3・6ポスト・ディ・アミスタッド大会にてカムバックすると、5日後にはスターダムの新世代を中心とする新ブランド「NEW BLOOD1」に梅咲遥とともに参戦した。デボラKは2003年に全日本女子プロレスでデビューした廣瀬桂子。翌年にフェードアウトするも16年に現在のリングネームで復帰し、ディアナには昨年6月に初登場、今年から所属選手となった。Himikoは、今年1・23新木場でのジャガー横田戦でデビューした新人だ。網倉理奈と関口翔は元アクトレスガールズで、プロレス団体活動終了後はフリーとしてリングに上がっている。網倉はユニットCOLOR‘Sに所属しながらディアナにはセミレギュラー的に参戦、ジャガーにも認められる存在で、ジャガーの推薦からストロングスタイルプロレスにも参戦した。関口はアクトレスガールズ勢のなかでもいち早く他団体(OZアカデミー)を主戦場にしており、経験値では6人のなかでも最も豊富。とはいえ、バトルロイヤルだけに予想は困難。運も味方につけて、ベルトへの挑戦権をつかむのは?

▼第2試合ストロングスタイルプロレス提供試合
スーパー・タイガー/タイガー・クイーン
vs
間下隼人/世羅りさ(プロミネンス)

 ストロングスタイルプロレス提供試合として、ホームリングでも組まれたことがない豪華カードが提供される。スーパー・タイガー&タイガー・クイーン組vs間下隼人&世羅りさ組は、ストロングスタイルプロレスとディアナの協力体制により実現する試合である。レジェンド王者のスーパー・タイガーと、初代タイガーマスク&ジャガー横田のプロデュースにより昨年7月衝撃のデビュー戦を飾ったタイガー・クイーンが初めてのタッグを結成し、間下隼人&世羅りさ組と対戦する。スーパーと間下には初めての男女混合タッグ戦であり、ストロングスタイルプロレスの至宝でもあるレジェンド王座を争った両者にとっては、兄弟弟子対決の新局面とも言えそうだ。クイーンが師匠ジャガーのホームリングに上がるのは、昨年10・10後楽園、10・30横浜での伊藤薫戦以来、これが3度目。初回はミックスドタッグマッチによる初の師弟対決で、クイーン&西村修組がジャガー&越中詩郎組に敗れた。クイーンが直接フォールを取られたわけではないが、この試合が初めてにして現時点で唯一の黒星(シングル6勝0敗、タッグ2勝1敗)。男女のレジェンドに囲まれ本領発揮には遠かっただけに、ディアナのファンに本来のクイーンを披露する絶好の機会ともなる。対する世羅は、1・22ポスト・ディ・アミスタッド大会にてクイーンとタッグで初対決。このときはジャガー&クイーンの師弟コンビに世羅&藤田あかね組で敗れている。クイーンのタイガー・スープレックスでフォール負けを喫した藤田のリベンジも意味する試合だが、今後に向けて期待したいのはクイーンと世羅のシングル実現だ。ハードコア&デスマッチユニット、プロミネンスを率いる世羅は4・24新木場での旗揚げ戦からこの試合に乗り込んでくる。一騎打ちへの機運が高まるかどうか。クイーンのライバルになりえる存在だけに、この絡みは注目度大である。

▼第3試合レジェンドドリームタッグマッチ
井上京子/西村修(フリー)
vs
アジャコング(OZアカデミー)/田中将斗(ZERO1)

レジェンドドリームタッグマッチとしておこなわれるのは、井上京子&西村修組vsアジャコング&田中将斗組という豪華カード。ディアナの絶対的エース京子が全日本女子プロレス時代からの永遠のライバル、アジャとド迫力バトルを展開する。ミックスドマッチながらも男女の垣根を超越する力と力、テクニックとテクニック、キャリアとキャリアがぶつかる闘いになりそうだ。京子と対するアジャはヒザ手術により欠場も、OZアカデミー4・3後楽園で約半年ぶりに復帰した。京子も昨年11月から今年3月まで欠場していたものの、元気に復帰。カムバック後はいきなり連戦をこなしている。両者ともまだまだ衰え知らずで健在ぶりを発揮しており、日本を代表する女子プロレスラーの駆け引きを楽しみたい。京子と組む“文京区議会議員”西村は「無我」を標榜する伝統的スタイルの継承者。アジャと組む田中は大谷晋二郎の欠場から急きょ参戦、どのリングでも常に最高のコンディションをキープしているだけに、代打以上の存在感を誇示してくれそうだ。西村とは対照的なスタイルとあって、このぶつかり合いも見どころのひとつ。また、アジャとの連係が実現するか、京子とのパワー対決にも期待がかかる。

▼第4試合WWWD世界タッグ選手権試合
【王者/Luminous】梅咲遥/高瀬みゆき(フリー)
vs
【挑戦者/COSMIC ANGELS】ウナギ・サヤカ(スターダム)/白川未奈(スターダム)

 3大タイトルマッチの口火を切るのはWWWD世界タッグ選手権試合。梅咲遥&高瀬みゆきのルミナスに、スターダムCOSMIC ANGELS(コズミックエンジェルズ)のピンクカブキ、ウナギ・サヤカ&白川未奈組が挑戦する、第9代王者の初防衛戦だ。王者の梅咲と高瀬は2020年8・30新木場で伊藤薫&渡辺智子のレジェンドチームから王座を奪い初戴冠。今年3・13大阪でwaveの桜花由美&旧姓・広田さくら組を破り、3度目の戴冠を果たしてみせた。一時はwaveのタッグ王座も保持し2冠達成。タッグのスペシャリストとしての道を着々と歩んでいると言っていい。そこに突然現れたのが、ピンクカブキである。もとはといえば梅咲とスターライト・キッド(スターダム)がディアナのリングでシングル戦をおこない時間切れ引き分け、久しぶりの再会となった3・11品川ではキッド&琉悪夏組に梅咲&ななみ組が敗れた。この試合後、梅咲はスターダムのユニット、コズエンへの興味を口にした。4月に入るとディアナが今回のタイトル戦を発表し、「後楽園ホール60周年記念還暦祭」では前哨戦として梅咲&門倉凛組とウナギ&白川組がドロー。その決着戦でもあり、ウナギ&白川組が他団体のタイトルに挑戦するのは初めてとあって、梅咲の動向とともに見逃せないカードとなった。さらに、元アクトレスガールズの高瀬とピンクカブキの遭遇も見逃せない。
ルミナスが敗れるようなことにでもなれば、団体史上最大級の一大事。ルミナスがベルトを死守するか、それともピンクカブキがスターダムのリングにディアナのベルトを持ち帰るのか!?

▼第5試合 セミファイナルWWWD世界エリザベス選手権試合
旧姓・広田エリザベスさくら(WAVE)
vs
ジャガー横田
vs
ドレイク森松(フリー)

 セミファイナルに組まれたのは、WWWD世界エリザベス選手権試合。第9代王者、旧姓・広田さくらの初防衛戦にジャガー横田とドレイク森松が同時に挑む。エリザベス級王座とは、ディアナにしかないユニークなタイトルである。挑戦資格は40歳以上で、試合は3人が同時に闘う3WAYマッチ。挑戦者同士で決着がついても王座が移動するというチャンピオンには厳しいルールだ。エリザベス戦は駆け引きが重要であり、キャリアによる経験値が求められる形式でもある。このタイトルは2016年10月に新設され初代王者にはジャガーがついた。女帝ジャガーは3度目の王座返り咲きを狙っており、wave4・17新木場でベルトを奪った旧姓・広田は次期挑戦者ドレイクも含め、すでに戦々恐々状態。ジャガーとドレイクを一度に相手しなければならないとなれば無理もないが、そこは対戦相手を煙に巻いてきた旧姓・広田。ジャガーにはコミカルなペースに巻き込まれないよう、細心の注意が求められる。

▼第6試合WWWD世界シングル選手権試合>
【王者】野崎渚(WAVE)
vs
【挑戦者】佐藤綾子

メインはWWWD世界シングル選手権試合。第15代王者・野崎渚2度目の防衛戦で、佐藤綾子が至宝王座の奪還に臨む。野崎は現在、waveシングル王座との2冠王。waveのレジーナ王者である野崎は昨年8月にベルトを奪回、以降4度の防衛に成功中で、ディアナの頂点には王者決定トーナメントで佐藤、梅咲遥をともにレフェリーストップ勝ちで退け、たどり着いた。この戴冠は昨年11月7日、自身の15周年記念大会で実現した井上京子戦が発端。師匠でもある京子と再会しディアナのリングに上がると、一気にベルトまでかっさらってみせたのだ。NEOでのデビューからケガと欠場を繰り返してきた野崎だが、wave入団後はケガもなく現在キャリア最高潮の状態にあると言っていい。そんな野崎から王座奪回に名乗りを挙げたのが、トーナメント決勝戦で敗れた佐藤だった。佐藤は3・6ポスト・ディ・アミスタッド大会で野崎が梅咲を破ると挑戦をアピール。これを野崎が受諾し、今回のタイトルマッチが決定した。三児の母でもある佐藤は2001年10月に全日本女子プロレスでデビュー、ブランクを経てディアナには旗揚げから参画。ジャガー横田率いるヒールユニットCRYSISに加わり、20年1・4横浜でSareee(現サレイ=WWE)を破り、ようやく団体頂点王座にたどり着いた苦労人でもある。そして今回、至宝を団体に取り戻すべく名乗りを挙げた。果たして、佐藤は京子もよく知るタムラ様(全女、NEOの田村欣子)化してきた野崎の勢いを止めることができるのか。これはwaveとディアナの対抗戦でもあり、ディアナの今後を占う闘いになることは間違いない。エンディングで待ち受けるのはノザキ様の「ケッテー!」か、それとも奪回で歓喜する佐藤の涙か?

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