【#プロレス今日は何の日】1998年1・26 全日本プロレス大阪府立体育会館 三沢光晴vs秋山準
- 2021-1-26
- プロレス今日は何の日
【#プロレス今日は何の日】
1998年1月26日 全日本プロレス 大阪府立体育会館
三沢光晴vs秋山準！
秋山二度目の三冠王挑戦！迎え撃つ三沢！
ここまでシングルは平成5年1月の初対決から三沢の7戦全勝、それもあってか館内なかなかの秋山コール！
顔面ニーバッドに始まり場外ツームストン、体重乗せたネックブリーカーとガンガン行く秋山！
そこへ「フォールの際は胸をつけるべきだ」と、解説の馬場さんからジャイアントアドバイス！
三沢のカウンターエルボーを回し受けでクラッチし、タイガードライバー敢行！「秋山今日はやる気です！」
起き上がり様にエルボーを打ち込んできた秋山を、ぐっと仁王立ちで下がらせる三沢！これが王者か！
秋山はダブルアームクラッチからバスター(いわゆるペディグリー)、そして延髄へダイビングエルボー！
序盤の場外ツームストンから強烈な首攻めを続ける！
ならばと三沢も秋山を場外に飛ばして強烈なエルボースイシーダ！秋山の首がグニャリ！
加えて全体重セントーンに一回リングに戻ってからのプランチャプレス！秋山が「間を置く悪いクセがある」と指摘されるところへ教育的指導なのか！
三沢がコーナーに登ったところ肩車に捉えた秋山、両手のリスト取ったが三沢を前に落としてしまう。
しかしこれは「ここで後ろに落としたら三沢は受け身が取れませんでしたが、三沢はそれが分かってたから自ら前に落ちましたね」と見切ってたジャイアント解説！
パワーボムかと思わせておいてターンバックルへフルスロー！
顔面打った三沢に顔面ニーパッドから勝負のエクスプロイダー！更に急角度でもう一発！
しかしいずれもカウント2！『これでもまだダメなのか』と悔しい秋山！
「秋山はもう攻める技がありませんからね。こうなったら今のを何発でも続ければいいんですけどもね」とまたも見切ったジャイアント解説！
これならどうだ！と垂直落下式ブレーンバスター！胸を付け腕まで抑えるその執念も三沢はガバっと跳ね返す！
秋山渾身のエクスプロイダーを三沢はなんと側転で切り返し、ローリングエルボーで吹っ飛ばす！よくこれを側転で受けるものよ！
本家タイガードライバーをドスンと決めて気迫のダッシュエルボーで秋山をぶっ飛ばす三沢！秋山の怒涛の攻めを受け切り、初公開のエメラルドフロウジョンで決着！
決着後、ダウンする秋山を気遣うとほんとにスっと両手を添えるだけのような握手をして立ち上がった三沢。
健闘を讃えるに充分伝わったことでしょう。だってその気持ちは我々にも伝わったのですから。
これで自身の持つ最多防衛記録に再び並ぶ7度目の防衛！通算18度目、いや～、濃いなぁ～。
若さ溢れる青い閃光を放つもこの時まだ三冠は遠かった秋山、無念！
そして、秋山が初めて三冠王座を獲得したのは、NOAH移籍後の2011年。
その後2014年に全日本に戻って社長として辣腕をふるい、大量離脱に揺れる全日本を数年係で立て直しましたが、2019年に福田剛紀氏を新社長に迎え、自身はGMとして現場を監督。そして後に肩書のない1選手に戻り、昨年には衝撃のDDTへのレンタル移籍！
そして昨年12月にDDTのシングルリーグ戦を制覇した秋山は「プロレス界で認められたシングル王者はIWGP・内藤哲也、GHC・潮崎豪、KO-D・遠藤哲哉の3人だけ」と三冠ヘビー級王座の名を挙げないマイクアピールをして大きな話題を呼びました。
この真意について秋山は「三冠王者は2020年のプロレス大賞に選ばれていない。それがマスコミの答えではないか」という趣旨の言葉を残しており、我々も考えさせられるものが有りました。また秋山に熱くさせられそうだ！
今日もプロレス最高っ！
著者：AJスレンダー
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キン肉マン、プロレス、ファミコンで育った少年期から早や数十年、
「ほんとにこれで良かったのかな・・・？」と自分の判断に自信がないと相談されたら
「それは選ばれし者の恍惚と不安だよ！ごちゃごちゃ言わんと迷わず行けよ！行けばわかるさ！」と
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