【会見全文】初代タイガーマスクがWWE行きを控えるSareeeへストロングスタイルの魂&チャリティの精神を伝承!王座奪還に燃えるスーパー・タイガーが試練の佐藤耕平戦に向けて気炎!

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 22日、都内某所にてリアルジャパンプロレスが11月9日に神田明神ホールにて行う『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.7』についての記者会見が実施された。

 会見に出席したのは平井丈雅代表、スーパー・タイガー、間下隼人、日高郁人、Sareee、世志琥の6名。

 まずは平井代表が挨拶を行い、初代タイガーマスクが行ってきたチャリティプロレスの活動実績や、新型コロナウイルスが猛威を奮った今年初頭に東京&神奈川の社会福祉協議会を通じて子どもたちにマスクを贈呈した活動を紹介。
 そして、WWE行きが決定しているSareeeがその活動および理念に賛同し「初代タイガーマスクのチャリティーの魂を受け継ぎたい」と申し出たことを紹介。これを受けて一般社団法人初代タイガーマスク後援会代表理事の新間寿、初代タイガーマスクこと佐山サトルがこれを快諾し、女子選手としては初めてSareeeが正式に佐山サトルのストロングスタイル&チャリティ精神を認可・伝承することが決定。11月9日の神田明神ホール大会では、初代タイガーマスクより伝承のマスクが贈呈されることが発表された。


Sareee
「初めまして!女子プロレスラーのSareeeです!今回、初代タイガーマスクさんのストロングスタイル、そしてチャリティスピリットを女子で初めて受け継がせていただくことになり、とても光栄に思います!しっかりとその魂を私が受け継いで世界に広めていきたいと思います。日本では佐山さんと共に、そして渡米後もWWEでもたくさんのチャリティ活動をしていきたいと思いますので、応援よろしくお願い致します!」

 続いて、平井代表によって11月9日の対戦カードが4試合発表され、参戦選手からコメントが発表された。

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.7』
日程:2020年11月9日(月)
開始:18:30
会場:東京都・神田明神ホール

▼シングルマッチ 20分1本勝負
スーパー・タイガー
vs
佐藤耕平(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
船木誠勝(フリー)/伊藤崇文(パンクラスism)
vs
鈴木秀樹(フリー)/阿部史典(BASARA)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
間下隼人/日高郁人(ショーン・キャプチャー)
vs
高岩竜一(フリー)/岩崎孝樹(ガン☆プロ)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[鬼に金棒]Sareee(WWE Count Down)/世志琥(SEAdLINNNG)
vs
ZAP・I/ZAP・T

高岩竜一(代読)
「久しぶりのリアル参戦なので思い切り存在感をアピールしたいと思います」

阿部史典(代読)
「プロレスリングBASARAの阿部史典です。この度はお声がけいただいて誠にありがとうございます。パンクラス出身の船木さんと伊藤さん相手に、鈴木秀樹さんと私が高円寺の格闘芸術を見せられたらと思います!」

伊藤崇文(代読)
「今回初めて初代タイガーマスクストロングスタイルのリングで闘います。非常に興味あったリングなので、勝負と同じく一瞬で光りたいと思います。船木さんとはタッグを組むのも初めてなので、長年やっていて、まだ初めてのことがあるのかと非常に新鮮です。試合は怖いと思いますが、今回はそれプラス、楽しみがあります」

 続いて、ZAP・I&ZAP・Tと対戦するSareee&世志琥が登壇。両者はSEAdLINNNGで“鬼に金棒”のタッグを結成したばかりであり、この試合がタッグ2戦目。
 往年の女子プロレス界で活躍したZAP・I&ZAP・Tとの試合に向け、両選手が意気込みを語った。


世志琥「どうも。女子プロレスラーの世志琥です。Sareeeとタッグを組むことになったんですけども、なんか前回タッグ組んだときにコイツが“鬼に金棒”とかいう超クッソだっせーチーム名考えてきやがって……」
Sareee「ダサくないよぉ」
世志琥「ダセいわマジで!しかも鬼(Sareeeを指して)で金棒(自身を指して)とか言ってきやがってよぉ。どう考えてもウチの方が鬼だろぉ?!なぁ?!……まあ今はね、Sareeeを調教中なんでね。Sareeeがウチに付いてこれればこの試合も勝てると思いますし、なんなら対戦相手のZAPってなに?知ってんの?」
Sareee「知ってるよ。知らないの?!」
世志琥「知らんわ。ZAPって、RIZAPしか知らんわ。知らねーよ。イマドキのZAPってRIZAPだろ?!そんな昔のZAPなんて知らないんで。過去は過去にお繰り返してやろうと思ってるんで。自分たちが今の女子プロレスをしっかりお見せするんで、テメーら楽しみにしとけよ。そこんとこ、世露志苦!」

(Sareeeがマイクを取った途端にマイクのコードが外れてしまい、世志琥が戸惑うSareeeの手からマイクを取ってコードを繋ぎ直す)
Sareee「あっ、ごめんなさい」
世志琥「マイク壊してんじゃね―よ?!『直してくれ』じゃなくて自分で直せよぉ?!」

Sareee「世志琥がZAPを知らないって……ヤバくないですか?」
世志琥「RIZAPだよRIZAP」
Sareee「RIZAPじゃないよ!ZAP知らないって、やっぱお前やばいな」
世志琥「いやいや、お前の頭のほうがやべーよ!」
Sareee「ZAPさんはですね、全日本プロレスのめちゃくちゃすごいタッグチームなんですよ。だから、今回対戦できるってことで、自分たちにぴったりだなって相手だと思います。しっかりと世志琥と力を合わせて、ZAPを倒したいと思います!そして初代タイガーマスクさんが創ったこのリアルジャパンのリングで、ストロングスタイルとして私達が今の女子プロレス界の中心だってことをしっかりとこの戦いで証明したいと思います。“鬼に金棒”、自分たちピッタリだと思うので。自分が鬼で、世志琥はなんか黒いバットみたいな金棒なんですけど」
世志琥「意味分かんねーよ?!」
Sareee「しっかりと勝って、『女子プロレス、スゴいんだぞ!』ってことを皆さんに見せつけたいと思います。よろしくお願いします!」

――先日SEAdLINNNGで初めてタッグを組んだお2人ですが、この試合までにこのタッグで試合をする予定はありますか
Sareee「入ってないです。(この試合で)2度目です」

――2度目のタッグは男子団体での試合になりますが、それについてどう思われますか
Sareee「この間タッグ組んで、あんま言いたくないんですけど、めっちゃ楽しかったし、最高だったので、世志琥がね、言う事聞いてくれればの話なんですけど、ハイ。言うこと聞けよ?」
世志琥「お前が聞けよ?!」
Sareee「……なんで?」
世志琥「あのさぁ、頭おかしいか?!頭打ってるんですよね、なんか、『今までで一番タッグで良かった』みたいな、急に言い出して、なんかちょっと……」
Sareee「事実言ってなにが悪いんだよ。ホントに良かったんですよ。自分の中では一番しっくり来たんですよ、コイツとのタッグが」
世志琥「(照れながら)……ま、まあ、自分は誰とでもそうですから。自分が引っ張っていく。自分がしっかりとしつけをしてね、ウチに着いてこれるように、このタッグで勝てるように」
Sareee「勝てるよぉ!」
世志琥「自分が鍵を握ってると思うんでね、おバカなSareeeをしっかりしつけしていきたいと思います」

――今回は「ストロングスタイルプロレス」ということで、普段の女子プロレススタイルとは違ったスタイルの試合を見せる?
Sareee「いや、自分も世志琥もストロングスタイルなので。バリバリの。なので、自分たちの闘いに自信を持っているので、変えるつもりはないです」


 続いて、スーパー・タイガー、間下隼人、日高郁人が登壇し、それぞれの試合への意気込みを語った。

日高郁人
「ショーンキャプチャーの日高郁人です。以前からスーパー・タイガーのデビュー戦からですが、昨年からリアルジャパンプロレスにレギュラーで参加させていただいております。憧れの初代タイガーマスク、佐山サトル先生のこのリングをZERO1から独立しまして、今まで以上にこの日高郁人のプロレスで彩っていけたらと思いますので、今後とも宜しくお願いします。対戦相手に高岩竜一選手と岩崎孝樹選手ということで、岩崎選手はですね、今私はガンバレ☆プロレスの方に上がっておりまして、11月23日にシングルマッチが決まっております。彼はね、私のことをね、“オッサン”だと言うんですけど、まあ彼は29歳。たしかに年は上ですが、『年上だからこそ敬意を評して“おじさん”と呼びなさい』といつも言っています。そして彼が今回タッグを組む高岩竜一は、私以上におじさんです!年齢こそ同じですが、見た目も、そして感情も私以上におじさんですから、その高岩選手と比べて、日高のことをおっさんと馬鹿にして言ってきたことを、一騎打ちを前に後悔させたいと思います。キッチリといい試合をしたいと思います。よろしくお願いします」


間下隼人
「第4代UWAアジア・パシフィックヘビー級チャンピオンの間下です。今回はタッグマッチですが、対戦相手にはこのベルトを巻いたこともある実力者の岩崎選手、そして私が小学生の頃から見ておりました高岩選手。非常に今から心がとても昂ぶっております。今回タッグを組ませていただく日高選手、とても心強いです。やることは1つです。しっかりと、神田明神という格式高い場所で、ストロングスタイルを見せるだけです。以上です」

スーパー・タイガー
「スーパー・タイガーです。今回、ZERO1を離れた佐藤耕平選手。これまでシングルマッチとして、火祭りで2度、1勝1敗で。最高のストロングスタイルの戦いに関しては、今までなぜ佐藤耕平がこのリングに上ってこなかったのかってのが不思議なくらい。今回またこの神田明神という格式高い場所でこのカードが選ばれたというのは、僕の中で運命的なものを感じます。その中で、まだ今年私自身、しっかりと倒さなきゃいけない藤田和之戦、それに向けてこの佐藤耕平戦は非常に大切な戦いになると思ってます。今回久しぶりのお客様を入れてのこのリングでどういった戦いが出来るのか、そして神の前でどういった戦いをして、そしてなにを起こせるのか、そういった想いをリングの上で示していきたいと思います」

――スーパー・タイガー選手、佐藤耕平とは3度目のシングルマッチですが、今回はホームリングで闘うということについて思うところは
スーパー「ホームリングってことで意識はあります。ただ、佐藤耕平と戦えるというのは、僕自身試合内容以上に、初代タイガーマスクが掲げるその意志を思う存分発揮できる相手だと思ってます」

――日高選手、独立前と後でプロレスに対しての心境の変化はありましたか
日高「6月に無観客試合でこのリアルジャパンプロレスの大会があって、そこで鈴木秀樹選手とシングルを行ったんですけど、まあそれが独立発表直前の試合だったんですけど、改めてプロレスラーとしてやはり、なんて言うんですかね。主張をしていかなきゃやってる意味がないなと。生きてるか死んでるか分からないような。日々、マッチメイクの1人、もう歯車のようになっているプロレスラーじゃ意味がないなということを改めて感じています。以前私がアメリカに遠征したときに、当時一緒にECWを回っていたTAJIRIさんから『なんでも自分次第だ』って言われたんですね。トレーニングをして自分のボディメイクをスつこともコンディションを整えることも自分次第だし、トレーニングをサボるのも自分次第で、それがどちらも試合に出る。それはもうすべて自分次第だと、飯を食っていくのは自分次第だっていうのを言われて、それを独立して改めて思い返しています。なので、1試合1試合をしっかり自分の中でテーマを持って取り組むということは、今思い直しています」

――間下選手、高岩選手との対戦経験は過去にどれくらいありますか
間下「2度ほどあります。ZERO1さんだったと思うんですけど、もう1つはちょっと定かではないですけど、3vs3とかで闘ったと思います。とても強かったです」

――今回はベルトを持ったチャンピオンとして高岩選手と対峙することになりますが、それについての想いは
間下「やはりチャンピオンとしてどっしり構えなきゃいけないというのは、スーパー・タイガーを見ていて背中で教えてもらってきたつもりなので、埋もれずにしっかりと存在感を発揮して、しっかりと神に戦いを捧げたいと思います」

――スーパー・タイガー選手、11月22日にはA-TEAMで橋本友彦選手の持つWEWヘビー級王座への挑戦が決まっています
スーパー「11月、A-TEAMで橋本選手とタイトル戦もありますし、今回佐藤耕平選手も、そして年内に決着を付けたい藤田和之選手もそうなんですが、みんなスーパーヘビー級なので、しっかりと身体のコンディションを整えて、実際これまでこの自粛期間中にしっかりトレーニングは出来ているので、それをぶつけられるこのスーパーヘビー級の相手が楽しみです」

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