【会見全文】9・27『RIZIN.24』にスダリオ剛(元・貴ノ富士)、ディラン・ジェイムス、江幡睦、良星の参戦が発表!

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 13日、今月27日にさいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.24』についての記者会見が行われ、江幡睦、スダリオ剛(元・貴ノ富士)、ディラン・ジェイムス、良星の参戦が発表された。

 まずは榊原信行CEOが挨拶を行った。


榊原信行CEO
「おはようございます。ファンの皆さんにですね色々SNSはしっかり見てますんで、『いい加減対戦カードを早く発表しろ』とお叱りを受けながら、我々も必死に9月27日、どんなカードで世間と勝負するか、そういう中で最後の最後まで。まだ今日発表させていただきますけども、これが全てではなくて、来週追加のカードを発表していきたいと。最後まで貪欲に最高のカードが揃うまで進めていきたいと思いますので、今しばらくですね、ファンの皆さんもですね、時間が押してますけども、待っていただけたらと思います。今日は何枚か皆さんにカードを発表させていただけると思います。
それではまずここまでの皆さんにお伝えすることをいくつか先に発表させていただきます。既に政府の方でも先週くらいから観客動員の制限が5000人の上限が撤廃されるというか、無くなる。あとはキャパの半分、野球とかJリーグは、既にそういう方向で確定していて、今までは20000人のキャパだったら、今までは50%、または5000人しか入れられなかったんですけど、9月の19日から5000人が撤廃されると。ただ残念ながら、格闘技、もしくは、飛沫を、まあ、僕ら格闘技ファンみんなが大会の時間中一言も発せずにこの大会を終えるということがなかなか難しい。前回8月9日、10日も皆さんにご協力いただいて、飛沫感染を防ぐために声を出した応援はせずに拍手でお願いしますとお願いをしたんですけども、中でも大声で叫ばれる方、マスクを外す方、いらっしゃったと思います。今回さいたまスーパーアリーナでもお願いしたいのは常時マスクは着用頂きたいと。そしてソーシャルディスタンスを守った形でのご入場をいただくことになっていますので、今までの大会に比べると皆さんにストレスを掛けることになりますけども、そこはこのコロナ禍での限られた、制限された形での、感染を防ぐということを、ご理解いただいた上で観戦いただけたらと、そう思っております。それで、格闘技はまだ5000人の上限が撤廃されないと。残念ながらスポーツイベントというカテゴリに入ると思うんですけども、そういう意味での飛沫を防ぐことが出来ない。サッカーとか野球に比べて格闘技のほうが着席をして声を出さずに応援をいただけてると僕なんかは思うんですけども、やっぱりなんていうんですかね。僕ら格闘技界が考えなきゃいけないのは、もっと業界としてみんなが手を携えて、政府とか色んな関係諸団体に、これはスポーツ庁なのかもしれませんけど、働きかけて格闘技というものに対する、観戦してくれてるファンの皆さんの観戦スタイルをしっかり理解させていく、してもらうというアクションが業界をあげて必要かなと思ってます。残念ながら現状では5000人という上限は解除されません。既にチケットは完売をしておりまして、色んなお問い合わせをいただくんですが、残念ながら、会場の観戦は5000人になる見込みです。これからも働きかけて少しでも多くのお客様に入ってもらえるように最後の最後まで観客動員を増やせるように頑張りたいと思いますが、現状はそういう状況です。逐次なにか新しい形の発表ごとが生まれたらHPとかSNSで皆さんにお伝えしますので是非チェックいただけたらと思ってます。現状は5000人。チケットは既にもう完売している。その中でいいますと、今日この会見の会場はスカパーさんにご協力いただいて場所をお借りして行わせていただいてますが、スカパーさんのPPVの観戦、スカパーさんでPPVで見ていただければノーカットでOPから試合終了まで完全独占放送でお届けできますので、こちらを見ていただけたらと思います。そしてもう1つ、観戦をして頂く方法としてはRIZIN LIVEという形で前回8月9日、10日、初めてのプラットフォームを使ってのPPVでの配信をやらせていただきましたが、今回も同じようにやりますので、配信でもご覧いただけます。スカパーで見るか、RIZIN LIVEで、ネットでの配信で楽しんで頂くか。これはどちらも有料になりますので、5000円、配信の方は事前にクラウドファンディングを通してお申し込みいただくと5000円、当日は5500円。スカパーさんは5500円で観戦していただけますので、会場に来られない方はライブで、PPVで見ていただけたらと思います。そしてさらに既にご案内をさせていただいておりますが、当日は20時から21時54分まで、約2時間ですね、一部地域を除いてフジテレビさんの全国ネットでゴールデンタイムでの地上波放送があります。こちらはもちろん無料で見ていただけますので、有料で見ていただくことも、これはノーカットで、ライブで皆さんに見ていただけますし、夜の8時から、是非ですね、裏番組が強いですけども、ぜひ日本中の格闘技ファンの底力を見せるためにも、しっかり地上波、ゴールデンで数字が取りたいと、そう思っております。これはファンの人にも協力いただきたいですし、この試合に出てくる選手たち全員が、やっぱり、世間の裏側で当然ドラマもあればバラエティもあれば、いろんな形のジャンルのコンテンツが並びます。その中で『やっぱ格闘技面白いよね』と。『ライブで見せるスポーツイベントって、ライブで、ゴールデンで、地上波で流していくことが必要だよね』ということを、客観的な数字で世の中に示したいと、そう強く思っています。今日ライブ配信を見ていただいているファンの皆様にも力を借りて、地上波での視聴率もですね、押し上げたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。そして、会場に来ていただく5000人の方へのご案内になりますが、ライブ配信を見ていただく方にも重要なご案内になりますが、現在16時の開始でご案内させていただいておりますが、30分ほど前倒し、15時半、3時半から大会を開始させていただく可能性が出てきています。試合数の問題も含めて、3時半、15時半から試合開始ですので、会場に来られる方も、30分前倒しになる可能性があるという中で、さいたまスーパーアリーナに少し早めにお越しいただけたらと、そう思っております。それから、これもまあ、前回8月9日、10日のぴあアリーナでもお願いしたことなんですけども、是非観戦に来られる方は厚生労働省のCOCOAのダウンロードや、埼玉県LINEコロナお知らせシステムの事前登録をお願いしたいと思います。めんどくさがらずにですね、観戦していただく方のマナーとしてCOCOAへの登録とか、埼玉県が推奨するLINEコロナお知らせシステムにご登録いただきたいと思います。これは万が一感染者が出たときに感染経路を追うために必要な、皆さんのご協力になりますので、こういうことをみんなが、格闘技界全体でですね、地道にファンのみんなにもご協力いただいて実績を積むことが観客数の5000人という上限を、格闘技に関しても撤廃してもらうためのアクションになると思うんで、ご協力をいただきたいと、そう思っております。それと、この場を借りてお願いしたいのは、8月のタイミングでたくさんの、7000万円ほどのクラウドファンディングを皆さんにご支援・ご協力いただいて、ほんとにまあ、経営としては一息つけました。ようやく次の大会に向けての準備も進めることが出来ていますけども、決してまあ、順風満帆に経営がフェアウェイに戻せて、これから皆さんに安定して最高の格闘技のコンテンツを届けられる環境にはまだまだ道半ばの状況です。ぜひ引き続きホントにご支援いただきたいと思います。観客動員も通常だと20000人くらいさいたまスーパーアリーナに入っていただけるところを、今回は4分の1の5000人になります。つまりチケット収入が4分の1になるということですので、その分を補うことも含めて、年末に向けて最高のコンテンツを継続的に作り出していくために、目標としては1億円。みんなの支援、これまで7000万いただいたものに上積みしてなんとか3000万円、1億円の金額を目標にクラウドファンディング。これからメニューをもっともっと充実させていこうと思いますので、みんな『なんだよ。もうクラウドファンディング1回やったよ』と言わずに継続的にご支援を本当にいただきたいと、切に思います。必ず良い大会を作ってですね、選手とともに最高のものをみんなに届けられるように全力でがんばりますのでさらなるご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いします。
それと、もう1つ。ついでに対戦カードの前に発表しておくこと、決まってきたことをお伝えしますと、天心選手と皇治選手の試合の契約体重、58.5kgでの試合となります。両者58.5kgでこの9月27日は対戦するということで、了承を得ましたので、この契約体重で進めたいと、そう思っております」

 榊原代表の挨拶が終わると、本日参戦表明された4選手が会見に登場。3つの対戦カードが発表され、選手たちが試合に向けたコメントを発表した。

▼RIZIN キックボクシングルール(55.0kg):3分3R
江幡睦
vs
良星

▼RIZIN キックボクシングルール(60.0kg):3分3R
北川裕紀
vs
平塚大士

▼RIZIN MMAルール(120.0kg):3分3R ※肘あり
スダリオ剛
vs
ディラン・ジェイムス

北川裕紀(代読)
「久しぶりすぎる試合で正直不安もありますが、このような時期にRIZINという大舞台で試合ができることに感謝して、リングで爆発させます。応援よろしくお願いします!」

平塚大士(代読)
「今回RIZINという大舞台に立てることを心から嬉しく思っています。このような時期ですが、皆さんに元気や力を与えられるような魅せる試合をしたいです。よろしくお願いします」


良星
「皆さんこんにちは。平井道場の良星です。今回このようなコロナが大変な時期に参戦させていただいてありがとうございます。対戦相手の江幡選手、とっても強いですし、何度か試合を見させていただいているんですけど、間違いなく僕と噛み合う試合ができると思っているので、皆さんメインだけではなくこの対戦カードも注目してみていただけたらと思います。応援よろしくお願いします」

江幡睦
「新日本キックボクシング、WKBA世界バンタム級チャンピオンの江幡睦です。今回は初RIZIN参戦になります。まずは榊原さん、井原会長、今回は本当にこのRIZIN参戦を決めてくれてありがとうございます。実のところ、僕は12月31日、弟の江幡塁と那須川天心選手の試合を見て、本当にちょっと心を動かされました。そしてそれとともに、大晦日のRIZINという舞台は本当に素晴らしい景色だったと思います。僕自身もRIZINを見て、『ああ、この景色、僕も見たいな』と思いましたし、そして僕がRIZINで伝えたいことが出来ました。この大舞台で僕が伝えたいこと、それをまずは叶えるためにも、9月27日、僕の初試合、初陣をしっかり決めたいと思います。8月9日に僕の弟がこのRIZINで試合をしたんですけど、そのときに言った言葉があります。“一燈照隅 万燈照国”という言葉があるんですけど、その意味は、1つの光では隅しか照らせませんが、万の光になれば国をも照らすという言葉です。僕たちはその大きな光になって人々の心をもっと熱く輝かせて、国をも照らす光になりたいと思っています。今回9月27日、熱い試合をしましょう。よろしくお願いします!」

 そしてディラン・ジェイムスのコメントの前にマネージャーとして登場したランズエンドのウエザイルがコメントを発表。


ウエザイル
「ただいまご紹介に預かりました、ランズエンドプロレスリングから参りましたウエザイルです。彼、ディラン・ジェイムス、プロレスラーなんですけども、今回始めてMMAに参戦させていただけるということで、ありがとうございます。大きな舞台を用意していただいて。ただ、MMA,素晴らしいですね。面白いですね。1つ、ただ、おもろさ足りてないですね。なんでしょうか。プロレスですね。彼が今回その面白さを体現してくれます。橋本真也から継承した袈裟斬りチョップとラリアット。これしか出す予定はありません。彼がきっと事件を起こしてくれると思います」

ディラン・ジェイムス
「自分は15年間レスリングを続けてきて、プロレスラーとして10年間やってきている。まず先に、榊原さん、今回このような機会をいただけて感謝しています。ありがとうございます。そしてそこに座ってる奴。なんか白いジーンズを履いてチャラチャラとカッコ付けているが、お前は実はいじめっ子だろう。知ってるんだぞ。俺の先輩は曙さんだ。お前に目にものを見せてやる。すぐにノックアウトしてやるから覚悟しておけ。俺はニュージーランド出身だ。ニュージーランドにはハント(マーク・ハント)がいる。最高のラグビーチームもいる。そして俺は今日本にいる最高のプロレスラーだ。今月の27日にスゴいものを見せてやるから覚悟しておけ」


スダリオ剛
「こんにちは。元・貴ノ富士ことスダリオ剛です。今回はRIZIN参戦させていただき誠にありがとうございます。僕はエンセン井上さんのところで今やらせてもらっています。エンセンさんからも普段から言われている大和魂を引き継いで、僕が死ぬか、相手を殺すかという気持ちでリングに上って、そしてしばらく無かったヘビー級での激しいファイトを日本人に届けていけたらといいと思っています。よろしくお願いします」

榊原「なんか、むちゃくちゃ期待感がありますね。睦の心を打つ本当にストレートな格闘家としての思いと、みんなに見せるってことをしっかり思いを持ちながら表現できる。ジェイムスと、そして相撲の世界をベースにしてエンセンの下、大和魂を引き継いでヘビー級の格闘家としてもう一度日本のヘビー級の格闘技界にスポットライトを当てようとする若き侍。色んな要素が詰まって、とっても9月27日、皆さんにとっても色んな角度で楽しめることだと思いますが、これだけじゃないです。これだけではまだ足らないと思っています。9月27日に、この場を借りて、最後とにかく上がってきてほしい。女子格の試合がないんですね。今の所。浜崎、カンナには8月にしっかりと女子格としての仕事を、RIZINの中でしっかり“日本の女子格闘技、ここにあり”というものを見せてくれた。そのバトンを、今回は僕はRENAに引き継いでほしいと言うか、RENAに出てきてほしいです。この場を借りてもう一度公開プロポーズをします。このまま行くと男子の試合だけで終わっちゃうので、女子格として気を吐く上でも、RENAにここは試合をして欲しいとそう思っています。これはファンのみんなにも女子格の試合、今回も必要だなと。10日に女子の試合がなかったんですね。8月の試合で、9日、10日で18試合組んで、1試合しか女子の試合組めなかったです。今回も10試合、11試合組む中で、女子格の試合がないというのは、それでいいのかなと、そう思っていますので、日本の女子格闘家の人たち、もちろんRENAにも出てほしいですけど、RENAに限らず、『我こそは』と思う選手には手を挙げて欲しい。そう思ってます。そして来週、早々にはですね、やっぱり朝倉兄弟には出てきてほしいなと、そう思ってます。兄貴がダメなら、やっぱりここはバンタム級のチャンピオンとして海には力を借りたいと、そう思っております。それで世間と勝負したい。そう思っております。あと、最後の締込みとなるカードを後何試合か組んでいけるように、このあともこの週末も含めて早急に皆さんにお届け出来るように選手と向き合いたい。そう思っております。以上です」

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