【#プロレス今日は何の日】1995年7・25 大日本プロレス後楽園ホール 4代目タイガーマスクvs佐山聡
- 2020-7-25
- プロレス今日は何の日
【#プロレス今日は何の日】
1995年7月25日 大日本プロレス 後楽園ホール
4代目タイガーマスクvs佐山聡！
大日本プロレス「ハラキリ ラプソディ」で実現した師弟対決！
日本プロシューティング・スペシャルエキシビション「バーリトゥード紹介マッチ」とはいえ、抜き身の刀で闘う師弟と見ればある種正しいこのタイトル……。
4代目はこの10日前の7月15日にみちのくプロレスにてザ・グレート・サスケを相手にプロレスデビューを飾ったばかり。
この後に初代タイガーマスク、タイガー・キングと姿を変えて4代目の前に立ちふさがる師匠でしたが、初対決は素顔のままで！
佐山のしなやかで初速からトップまで見えない蹴り、下になってもひっくり返したり、掌打をダッギングしながらすっと懐へ入り外掛けで倒してマウントを取ったりと、4代目をオーラで飲み込む虎の王様！
その早く美しくナチュラルな動きに「スゴイ！」と漏らしてしまうんですが、「スゴイ！」の一言に凝縮させるのが失礼なほどスゴイです！
しなやかな跳び回しから高速ジャブハイでダウンを取ります！
「ジャブからハイ」じゃなくて「ジャブハイ」です！
そして佐山のソバットはガードしても痛い！4代目もきっちりガードしているのにくの字！
僕が言いたいことはいつの時代を切り取っても王様の蹴りは美しいということです！
2010年にはリアルジャパンプロレスのリングで初代タイガーと対戦して勝利し、師匠超えを果たしていますが、初代タイガーが心臓の病で一線を退いたことからリング上での接点は長らく無いままでした。
しかし、昨年行われたダイナマイト・キッドの追悼興行では初代タイガー直々の指名で約7年ぶりにリアルジャパンに参戦！リングで戦うことが出来ない初代タイガーの代わりに見事なタイガースープレックス・ホールドを見せて華麗な勝利を飾りました！
この試合後、4代目は「師匠というのは超えるもんじゃないと思ってます。超えられないんです。その答えを出すのはファンの方たちです。簡単に軽々しく『俺は師匠を超えた』だのなんだのってことは僕は絶対に言わないですし、言えないです。でも『超える』という自負を持ってこれからも新日本プロレスで戦っていきたいと思います！」とその想いを語っていました！
今日もプロレス最高っ！
著者：AJスレンダー
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キン肉マン、プロレス、ファミコンで育った少年期から早や数十年、
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