DDTゲストコーチ就任の秋山準が渡瀬瑞基の一騎打ち要求に「イチからじゃなく、ゼロから教えないと」

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 DDTのゲストコーチに就任した秋山準(50=全日本プロレス)が、DDTでの初戦で若手コンビを前に貫禄を見せつけて、試合を通じて、コーチングを施した。

 動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE(DDT UNIVERSE改め)」で、16日、「DDT TV SHOW! #3」(DDT TV SHOWスタジオ)が放送され、第5試合で秋山は、石井慧介(35=ガンバレ☆プロレス)とタッグを組み、渡瀬瑞基(29)、岡谷英樹(19)組のチャレンジを受けた。

 試合は秋山と渡瀬でスタートしたが、秋山は序盤、ヘッドシザース、アームロックなどの基本的な技で圧倒。渡瀬はエルボー、岡谷はチョップを繰り出すも、秋山は余裕で受け止めた。秋山がフロントネックロックで岡谷を絞り上げると、渡瀬がカット。秋山は岡谷の顔面にヒザ蹴りをたたき込み、逆エビ固めでギブアップを奪った。

 リングを降りようとした秋山に対して、渡瀬が攻撃を加えると、秋山は「試合中にやれ!」と叱責。渡瀬は「秋山さん! ゲストコーチなんだろ。オレにシングルで直接コーチングしてくれ。シングルを組め! 四天王(時代の)プロレスに触れることを楽しみにしてワクワクしてる」とアピールした。

 秋山は「岡谷は3試合目? いいねぇ。怖いものわからないからガンガンくる。渡瀬は(キャリア)4年半? 怖いの見過ぎたのか。もっともっとこい。試合中にこい。(シングルは)いつでもいいけど、今日みたいな感じなら、速攻で終わらせる。そんな生っちょろいのじゃない。ガツガツでいく。今日みたいならガッチリいって、ケガするよ。しっかりせい。教えがいがある。一からじゃなく、ゼロから教えないと」と手厳しいコメントながらも、渡瀬の一騎打ち要求を受諾した。

 渡瀬は「久しぶりじゃない。こういう刺激与えてくれたの。忘れかけてたけどゾクゾクしてきた。これが四天王(時代の)プロレスか。1個1個の力強さが全然違う。じゃまされないシングルで思う存分やりたい。コーチしてくれるんでしょ。今日みたいなオレじゃない。次は覚悟しろ」とコメント。

 岡谷は「一つくらい技を決めてやろうと思ったけど、ことごとくダメだった。記憶飛ぶくらいだった。次は一つくらい技を決めたい」と語った。

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