『あれ見てこれ読んであそこ行ってきた』第10回

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1月5日に日本で初めての本格的なプロレス・コンベンションが開催されます。プロレス以外のファン・コンベンションではクリス・ヘムズワースといったハリウッドスターたちが招聘されて行われたコミック・コンベンション、通称コミコンが大きく報道されましたので、ご記憶の方も多いかと思います。
今回はその日本初のプロレス・コンベンションである『闘強魂』の主催者である伊藤健一さんにイベント開催の経緯等についてお伺いしてきました。

『闘強魂~TOKYO CON~』旗揚げ戦
日時:2020年1月5日(日)10:00~17:00
場所:ミューズ音楽院(東京都渋谷区代々木1-31-2)
   JR代々木駅から徒歩3分・JR新宿駅から徒歩10分
入場料:1000円(税込)
  *入退場自由
  *館内禁煙(喫煙スペースもありません)

ーーまずは伊藤さんのプロフィールからお願いできますか?
伊藤「僕のプロフィールですか(笑)。あの~、一応IT会社を経営してまして、ZSTとかの格闘技大会にちょっと出させていただいたことはあります(笑)。」
ーー格闘技はそれほど詳しくありませんが、”闘うIT社長”という肩書きは覚えています。今回は5人このコンベンションの実行委員として集まり、そのうち4人が柔術黒帯と聞いたのですが。
伊藤「そうですそうです(笑)。めちゃめちゃ強いメンバーが集まってしまいまして。まぁ柔術の黒帯になる人たちってけっこう年齢も経ってるんで、元々のプロレスファンが今の中年の柔術黒帯の人たちには多いと思いますんで。そこら辺の人たちが中心メンバーになってやっています。」
ーー今の人に言っても信じてもらえないかもしれないですけど、25年くらい前は柔術がプロレスの敵だったという時期もありましたね
伊藤(明るく笑いながら)「でも黒帯になるということはかなり練習しなくちゃいけなくて、その頃からコツコツと柔術をやりながら、プロレスも見ていたおじさんたちがいまは柔術で黒帯になったということなのかなって。」
ーー自分も柔術をやっていた時期があったので、黒帯になるのがどれだけ大変なことかは自分なりにわかっているつもりです(笑)。
伊藤「そうですね(笑)。」
ーーそれではあらためてよろしくお願いします。まずはこのコンベンションを日本で開催しようと思ったきっかけから教えていただけますか。
伊藤「実は僕、今年の4月にレッスルマニアを見にニューヨークに行ったんですね。初めてレッスルマニアに行ってみて。もちろん裏レッスルマニア、レッスル・コンがあるというのは知っていて。レッスルマニアの4日前くらいからニューヨーク入りして、レッスルコンがあるヒルトンホテルに泊ったんですね。

自分が泊っているホテルでやっているんで行ってみたら本当に楽しくて。
『何これ、大人のディズニーランドじゃん!』って言うくらい楽しくて。リック・フレアーとかスコット・ホール、ショーン・マイケルズ。日本で有名なところではスコット・ノートンとか、アニマル・ウォリアーとか。自分たちからすれば見たら興奮するようなレスラーがいっぱいいて『めちゃめちゃ楽しいな、コレ。誰か日本でやんねぇのかな』って思ったんですよ(笑)。日本人レスラーでもやったら楽しいなって。
そしたら『レッスル・コンをやりませんか?』って連絡がきて。『うぉー、マジか!』って(笑)。たぶんその人ももともとやりたかったんだと思います。僕は別に自分でやりたいっていう感覚はなくて、ただ『誰かやらないのかなぁ。やったら絶対楽しいのになぁ』って思ってて。
でまぁ『やらないか?』って言われたので、まぁここはちょっと乗ってみるかと(笑)。
僕自身ももちろんプロレスは大好きなんですけど、NBAとかメジャーリーグとかサッカーとかの海外スポーツも好きで、サインの重要性とかひとりひとりの選手の価値とかは外国の方がわかっていて、リスペクトというかお金になっている部分もあると思うので。
日本もいつかはそうしなくちゃいけないと思っているので、これを機にプロレス界とかスポーツ界で選手ひとりひとりの価値を高めるきかっけになればいいかなと思って実行委員になりました。」
ーー日本ではファン・コンベンションは初めての試みだと思います。新日本プロレスが東京ドームの前夜祭的な位置づけで、『大プロレス祭り』としてディファ有明でやっていたのが、イメージは近いのかなとも思うのですが。
伊藤「日本でも映画スターのコンベンションとか、アメリカだとラスベガスで柔術コンというのもあったんですよ。参加はしてなかったんですけど、有名選手や過去のレジェンドたちが集まって。柔術なんでたぶんサインとかだけでなく技も教えたりとかそういうのもまとめてやってたと思うんですけど。世界にはいろんなコンベンションがありますね。プロレスは会場でサインとかもらっちゃう方も多いと思うんですけど。
僕自身アメリカに行って武藤選手とNWOのケビン・ナッシュが談笑してる姿とか見てなんか良い光景だなと思って。あとびっくりしたのがアイアン・シークがめちゃくちゃ人気があったんですよ。ニューヨークというのもあるのかもしれないですけど、ユーチューバーとして人気があったんですよね(笑)。映画のことはその時は知らなかったので(笑)、なんでこんなに人気があるのかなってびっくりしたくらいで、やっぱり日本での評価とは違っていて。
あとスコット・ノートンは全然人気がなかったんですよ。ひとりでポツンと机の前に座っている感じで。でも本人はそれも馴れているという感じなので、もちろん悔しいのかもしれないですけどフレアーなんかはものすごい長蛇の列で。
ーーノートン選手は日本を主戦場としていましたからね。ちなみにノートン選手はどういう売りをしていましたか。元NWOとかですか?
伊藤「NWOでした(笑)。スコット・ホールはめちゃめちゃ人気で僕もサインをもらって写真も撮って、今でもパソコンのアイコンにしています(笑)。スコット・ノートンも別に恥ずかしがっていないというのもあって。それも含めてプロレスってその人の人生を見せるものだと思うので、今の姿でもいいと思いますし、それも見たいというのがファンの心理だと思いますし。」
ーーその選手と会えるならって来る人はいるだろうし、変な話その選手との時間を独占できるとも考えられますよね。
伊藤「まぁそうですよね。AKBの握手会じゃないですけど、時間制限を設けるつもりもないですから。なにしろ初めてなのでどれくらい来るかもわからないので、時間があればずっと話してもらっても結構ですし。
今はトークショーとかプラスでサイン会とかも多いと思うのですが、質問や思いを伝えるような時間もなかなかないと思うので、サインや撮影だけでなくそういった思いを伝えていただけたらなと。」
ーーいまは女子プロレス団体では特に顕著なんですけど、サインや写真の対価としてお金を払うのは当たり前という認識になってきていますね。
伊藤「そうですね。今回もニューヨークでのスターダムはすごかったらしいですね。チェキでも10回転くらいしているファンもいたらしくて。女子プロレスだと普通になっていると思うので、これからはそれが文化としてもっと根付けばいいなと思っています。そうすれば引退した方たちも対価を得られますし、ファンも会える機会が増えますし。
参加者の1人のサスケ選手は以前から裏レッスルマニアに参戦してるので快く賛同してくれました。
ーー今回は出演者として前田日明さん、ケンドー・ナガサキさん、宇野薫選手、キラー・カンさん、豊田真奈美さん(取材時での発表順)と続々と超一流の方たちの名前が発表されていますが採算の部分では・・・
ーーまぁ最初なんで。僕もアントニオ猪木が大好きなんで行けばわかるさって事で(笑)。これも文化として根付くきっかけになればいいと思っています。
こういうのが日本でもカルチャーになっていけば面白いし、選手やレジェンドの方も参加していただければご本人の価値も上がると思いますし、新しい文化も作れるかなと思います。」
ーーそれでは最後にメッセージをお願いします。
伊藤「1月5日の開催で時間もノアの後楽園大会にはちょっとかぶってしまうんですけど、新日本プロレスのドーム大会にはかぶらないように時間も合わせていますので。
代々木と水道橋では総武線で10分くらいなんで、試合が始まる前にちょっとでも寄っていただけたら。今回素晴らしいレジェンドの方も沢山来てくれます。新日ドームは15時からで、闘強魂は10時開始でノアは12時からですし、入退場は自由なので試合後にもまた来ていただいても楽しめると思います(終了は17時)。ぜひ代々木のミューズ音楽院まで足を運んでもらえたら。よろしくお願いします。」

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