YMZ 10.3千葉大会 米山香織とTAKAみちのくのワンマッチ興行をBlue Fieldで開催!

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

YMZ vol.16 ブルー倉庫と落花生
日時:2014年10月3日(金)
開始:20:00
会場:千葉・Blue Field
観衆:31人

▼シングルマッチ 時間無制限3本勝負
○TAKAみちのく(K-DOJO)
2-0
●米山香織

<1本目>
○TAKAみちのく
11分45秒 ジャスト・フェースロック
●米山香織

<2本目>
△TAKAみちのく
10分40秒 両者リングアウト
△米山香織

<3本目>
○TAKAみちのく
0分22秒 ジャスト・フェースロック
●米山香織

▼延長戦 YMZ恒例三本勝負
<似顔絵対決>
[TAKA]●TAKAみちのく
レフェリー判定
[YMZ]○初日の出仮面

<ジャンケン対決>
[TAKA]○TAKAみちのく
チョキ
[YMZ]●ヒロ・トウナイ

<ハンデキャップ相撲対決>
[TAKA]○TAKAみちのく
肩透かし
[YMZ]●米山香織/●関根龍一

ブルー倉庫で開催された米山とTAKAのワンマッチ興行は3本勝負に…
ハチャメチャな米山にTAKAは「こんなことをやるために復活したのか?」

オープニング

吉野レフェリーが前説しているところに乱入した関根まずは千葉BuleFieldに初めて来たという吉野恵悟レフェリーの前説でスタート。平日のワンマッチ興行ということで、吉野レフェリー曰くどこか大阪の平日を思い出す雰囲気だという。
そこに先日、よねやまどかのゲリラライブに挑戦状を持って乱入したという関根龍一が、再び挑戦状を持って「たのもー!」と叫びながら乱入。なぜか吉野レフェリーにYMZの仲間になりたいと直訴する関根だが、吉野レフェリーはとりあえずYMZタオルを売ってこいと命じる。

YMZタオルを売るトウナイと関根しかし関根は「それは断る。代わりの人間を見つけてくる」と言ってバックステージに走っていくと、YMZの新メンバーとなった(?)ヒロ・トウナイを連れてくる。吉野レフェリーとは美少年プロレスで面識のあるトウナイは、吉野レフェリーと関根にゴリ押しされて渋々YMZタオルを客席に売り歩くことに。
まさかの観客タオル保有率100%を達成し、オープニングを締めくくった。

続いてスクリーンでは当バトル・ニュースの企画で今年の夏にYMZのメンバーが、アポなしで千葉BuleFieldを訪問した様子が映し出される。さらに後日、米山が千葉BuleField改め千葉ブルー倉庫に単身乗り込み、ゲリラオファーする様子も。
そんなこんな今大会を開催することになったのだが、映像は都内某所でよねやまどかがゲリラライブをやっているところに「たのもー!」と関根が乱入した様子が映し出される。あっさり円華に追い払われた関根は、結局なにを頼んでいたのだろうか?

メインイベント

TAKAの腕に噛みつく米山そしてワンマッチ興行ということで、いきなりメインイベントを迎え、まずはTAKAみちのくが入場。続いてTAKAのテーマ曲を米山が自分流にアレンジしてアカペラで歌った前奏から米山が登場。
握手をせずに試合が始まると、力比べや腕の取り合いなどオーソドックスな展開に。余裕の表情で米山の腕を次々と極めていくTAKA。劣勢だった米山はTAKAの手に噛みついてハンマーロックで反撃すると、背後から飛び付いて胴絞めスリーパー。

どうにかロープに逃れたTAKAをコーナーに追い詰めて踏んづけた米山は、コルバタで投げ飛ばすと後頭部にランニングニー。しかし米山のエルボーを敢えて受け止めたTAKAは、スネキック。そこから米山の左足を集中攻撃していったTAKAは、「来てみろ、来い」と挑発しながら足蹴にしていく。
立ち上がってチョップを打っていった米山だが、ニーリフトでダウンさせたTAKAはレッグロックからヒザ十字固めへ。ロープに這っていく米山だが、リング中央に引き戻したTAKAは足4の字固めへ。

TAKAの足攻めに悶絶する米山悶絶しながらもロープに逃れた米山は、ロープに振ったTAKAに対し、うまく飛び付いてDDTを決めるとミサイルキックを発射。さらにノーザンライト・スープレックスでカウント2まで追い込む。10分を経過し、米山はコーナー最上段からダイビング千豚♪(=セントーン)を投下したがカウントは2。
ならばと米-ZOU(=ヨシタニック)を狙ったが、うまく逃れたTAKAはヘビーキラー! 対策したにもかかわらず完璧に決められたのだが、セコンドの関根がエキサイトしてエプロンまで上がってきてしまったため、吉野レフェリーがそちらに気を取られカウントが入らない。仕方なくTAKAはジャスト・フェースロックにスイッチして米山からギブアップを奪った。

2本目

戦場はBuleFieldの外へ…すると敗れた米山が引き上げようとするTAKAに向かって「今日はYMZなんだから、私のルールで闘えよ!」と言って、売店のトウナイにホワイトボードにかかっているTシャツをどかすように指示。トウナイがTシャツをどかすと、そこには「3本勝負」と書かれてあった!

そのまま関根がTAKAをリングに連れ戻すと、2本目開始のゴング。米山はTAKAをブルー倉庫の外に連れ出すとゴミ箱やペットボトルで殴打し、場外カウント16で素早く場内に戻りドアを締める。しかし鈍足の米山もカウント20以内にリングに戻ることが出来ず、結局両者リングアウト。

3本目

すると米山は米山&初日の出仮面&トウナイ&関根vs.TAKAのハンデ戦を要求。しかもYMZ側が勝ったらブルー倉庫を自由に使わせろというジャイアン要求。なぜかコスチュームを着ていた関根はやる気満々だが私服のトウナイは嫌々ながらリングに上げられる。
仕方なくTAKAが「これで最後だな?」と確認してから3本目に応じると、先発で出てきた米山をあっさりジャスト・フェースロックに捉えてギブアップを奪って勝利。

延長戦

4vs1のハンデ戦?それでも米山はYMZ恒例の三本勝負による延長戦を要求。これがYMZ恒例だということを吉野レフェリーがTAKAに説明し、なんだかなんだで三本勝負を行うことに。
まずは米山曰くTAKAが絵が下手そうということで似顔絵対決。お題は関根龍一とし、初日の出仮面とTAKAの対戦。勝負は圧倒的な画力の差で初日の出の勝利。

続いてジャンケン対決だが、今回は無敵の円華がいないため米山は「ブサイクなほうの龍一」こと関根を指名。しかし関根は「ここはトウナイ先輩に!」とトウナイに譲るが、ジャンケン勝負はTAKAがチョキ、トウナイがパーを出したためTAKAの勝ち。これで1−1に。
最後の三本目、米山はこの日のために勉強してきたという「千葉県しりとり」による対決を提案するが、関根が「僕らはプロレスラーなんですから、リング上で勝負しましょう。……相撲で!」ともっともらしく聞こえるが、ちょっとよく分からないことを言い出す。そこで米山は米山&関根vs.TAKAのハンデキャップ相撲対決を提案。

米山は関根と一緒に立ち合いから突進するが、TAKAがあっさりかわしたため米山&関根が倒れてしまい、トータル2-1でTAKAが勝利。それでも納得いかない米山は、なおもTAKAに向かっていくがフロントキックで迎撃される。
米山の指示を受けて初日の出や関根もTAKAに突進するが、やっぱりフロントキックで迎撃。米山はトウナイにも行くように指示するが、吉野コータローが「いや、それはKAIENTAI的にマズイです」と止めに入る。関根は止められなかったのに……

エンディング

引退撤回してまでプロレス界に戻ってきた米山に厳しく檄を飛ばすTAKA何をやってもTAKAに勝てず項垂れる米山。そこに厳しい表情で近づいていったTAKAは「お前、こんなことがやりたかったのか? こんなことをやるために復活したのか?」と問い詰める。3年前に米山が引退の10カウントゴングの最中に引退を撤回するという前代未聞の行為をした際、TAKAはTwitter上で「あり得ないだろ。お客さん、選手、関係者はそれでいいのか?」と米山を批判したことがあったのだ。

そのTAKAから「悔しかったらプロレスで勝ってみろ!」と言われた米山は、絶叫しながらTAKAにショルダータックルでぶつかっていく。女子選手でも小柄な部類に入る米山だけに、何度身体ごとぶつかっていってもTAKAは倒れない。それでも米山は悔しさをエルボーや張り手に込めてTAKAに叩き込むと、ついにドロップキックでTAKAをダウンさせた。
精根尽きて座り込む米山に向かって、TAKAは「出来るじゃねぇか。プロレスやりたいから戻ってきたんだろ? ちゃんと真面目にプロレスやれよ」と、エールとも取れる言葉をかける。米山は号泣しながら「ありがとうございました」と素直に頭を下げて握手を求めた。そんな米山に対し、TAKAは握手にこそ応じなかったが、米山の頭を撫でてから腕をあげて健闘を称えた。

号泣する米山の健闘を称えるTAKATAKAが引き上げたあとマイクを持った米山は「私は3年前、引退撤回をしました。Twitterとかで批判されたりして、TAKAみちのくにも正面切って批判されて……最近は引退撤回のことも吹っ切れつつあったけど、でもやっぱり心のどっかで怖くて、今日もTAKAみちのくと試合をするのが……怖かった。リングに上がったらもうそんな気持ちはなくて、プロレスラーとして向き合えて……今日、ここ“千葉BuleField”で“TAKAみちのく選手”と試合が出来て本当によかったです。ありがとうございました!」と、『ブルー倉庫』でも『たかみち』でもなく、しっかりと正しい名称を言った上で、感謝の言葉を述べた。
YMZらしからぬシリアスなエンディングとなったが、最後は「これからもブサイクなほうの龍一とか、トウナイとか、圧倒的な強さを誇る真霜(拳號)さんとか、ゴミとか捨ててくれて便利な吉野コータローとか、あと何かよく分からないけど雄馬とかKAIENTAI DOJOの人たちとYMZっぽいゴキゲンなことをやっていけたらなと思います。クソ田舎のブルー倉庫って言ったこと撤回します!」と千葉の皆さんに明るく謝罪して、YMZ初の千葉ブルー倉庫改め千葉BuleField大会を締めくくった。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

月別

ページ上部へ戻る