【試合結果】2・11 ASUKA PROJECT北千住大会 篠瀬三十七&仲川翔大vs木藤裕次&佐山駿介 高橋匡哉&瀧澤晃頼vs木高イサミ&下村大樹 藤原ライオン&梶トマトvs松田慶三&花見達也

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『ASUKA PROJECT』
日程:2019年2月11日(月・祝)
開始:15:30
会場:東京・北千住シアター1010ミニシアター
観衆:120人(超満員)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○大和ヒロシ
11分0秒 フィッシャーマンズ・スープレックスホールド
●洞口義浩

▼女子3WAYマッチ 15分1本勝負
○真琴
7分28秒 ムチ攻撃→反則勝ち
●バンビ
※もう1人は米山香織(YMZ)

▼タッグマッチ 15分1本勝負
藤原ライオン/○梶トマト
11分55秒 レッドアイ→エビ固め
松田慶三/●花見達也

▼タッグマッチ 20分1本勝負
高橋匡哉/○瀧澤晃頼
10分45秒 チルト3→片エビ固め
木高イサミ/●下村大樹

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○篠瀬三十七/仲川翔大
14分26秒 バズーカエルボー→片エビ固め
木藤裕次/●佐山駿介

引退を控えた篠瀬三十七が愛弟子・佐山に勝利し想いを叫ぶ!瀧澤がイサミ率いるBASARA軍に激勝!3・18のASUKA解散興行に藤波辰爾の参戦が決定!

オープニング


 篠瀬三十七がオープニングでリングに上がり、3月18日に東京・後楽園ホールで開催する解散興行に藤波辰爾が参戦することを発表した。
 藤波は松田慶三、新人の國崎康生とトリオを結成し、藤原喜明、藤原ライオン、佐野直組と対戦し、同団体のラスト興行に花を添える。
 また、「ASUKA5周年記念特別試合」として、船木誠勝、真霜拳號組と、鈴木秀樹、佐山駿介組が激突。
 同大会で引退する篠瀬は田中将斗、高橋匡哉、仲川翔大と組み、TAJIRI、児玉裕輔、勝俣瞬馬、ジョシュ・オブライエン組と8人タッグマッチで対戦する。

第1試合


 大和VS洞口のオープニングマッチは、白熱の好勝負となったが、大和が必殺のフィッシャーマンズ・スープレックスホールドで、トドメを刺した。

第2試合


 女子3WAYマッチは、米山のトリッキーなファイトに、真琴、バンビが戸惑う。バンビは米山&真琴にセントーンを繰り出すと、ムチを取り出し、真琴を一撃。レフェリーがすかさず反則負けを宣した。

第3試合


 松田&花見VSライオン&梶のタッグ戦は、めまぐるしい攻防となったが、最後はキャリアに勝る梶がレッドアイを決めて、新人の花見から白星を挙げた。

第4試合


 進境著しい瀧澤晃頼は、あこがれの人である、元ASUKA所属で、現BJWデスマッチ・ヘビー級王者の高橋匡哉との“師弟タッグ”で、BASARAから乗り込んだ、戦闘民族の木高イサミ、下村大樹組を返り討ちにした。
 試合は序盤から、両軍とも一歩も引かず、めまぐるしい展開となったが、10分過ぎ、瀧澤が下村にマトを絞って、ネックブリーカーから、必殺のチルト3へとつないで3カウントを奪った。
 会心の勝利を挙げた瀧澤は「高橋さんとのタッグは心強かったし、懐かしさもあった。(レギュラー参戦する)BASARAとは違う、ASUKAのお客さんの声援が飛んで、安心して、ゆとりもってやれた」と振り返った。
 解散興行では、ASUKAの“天敵”新井健一郎との一騎打ちが待ち受けているが、「何年間もたまってた感情、蓄えた技術、力をぶつけて勝ちたい!」と必勝を期していた。

第5試合


 ASUKA PROJECTの2月11日、東京・北千住シアター1010大会のメインイベントで、“5周年集大成マッチ”が行われ、解散興行(3月18日=東京・後楽園ホール)で引退する篠瀬三十七が、愛弟子・佐山駿介に勝利した。
 解散を目前に控え、仲川翔大が篠瀬とのタッグ結成を要望し、若手の佐山は篠瀬との対戦を希望。その結果、篠瀬、仲川組対木藤裕次、佐山組による“ASUKA純血対決”が実現。まさに、5周年の集大成といえる一戦となった。
 前半は4者ともに意地の張り合いで、一進一退の攻防が続いた。10分過ぎ、篠瀬がスパートし、佐山にニールキック、ネックブリーカー、ブレーンバスター、トップロープからのチョップとたたみかけた。逆襲に転じた佐山は、レッグラリアット、バックドロップから、キック連打、ブレーンバスターを篠瀬に繰り出すも、フォールは奪えず。それでも、佐山はキック、ソバット、エルボーを篠瀬に繰り出すも、仲川がカット。
 そして、仲川が佐山にミサイルキックを見舞うと、篠瀬が渾身のバズーカエルボーをたたき込んで、3カウントを奪取。最初で最後の師弟対決は、篠瀬が制した。
 マイクを持った篠瀬は「仲川! 翔大という、その名の通り、この業界で沈まないで、はばたいてほしい」「木藤さん、あともう1回、お世話になります」「佐山! よく戻ってきてくれて、自分もビックリするくらい、他団体から声がかかるようになった。あなたの夢、海外に突き進んでください」と、3人への思いをぶちまけた。
 最後に篠瀬は「ASUKAごときが後楽園でやっても、入らないだろうって? クソ食らえだ! あと1回力を貸してください!」と絶叫し、リングを降りた。

 バックステージに戻った篠瀬は「全試合盛り上がったし、純血タッグもお客さんの反応がよくて、盛り上がってよかった。ボクと佐山との試合は見たことがないということで、ファンの皆さんも最後に足を運んでくれてありがたかった。(佐山は?)想像してた通りで、いろんな団体に出てよかったんじゃないか。いい蹴りだったんじゃないかな。仲川がいいアシストしてくれて、最後は取れました」と感慨深げに語った。
 好アシストを決めた仲川は「いい形でアシストできて満足です。佐山ともっと絡みたかったけど、アイツとはこれから先もやれる。仕事は果たした。(篠瀬引退試合は?)その試合でASUKAの最後。最高の試合になるよう、今日みたいに篠瀬さんをサポートできたらいい」と話した。
 かたや、ベテランの木藤は「次の後楽園でラスト。盛大に華やかに(篠瀬の)引退興行を決めたい。試合してみて、仲川、佐山の成長を感じ取れた。どんどんはばたいていける。アイツらなら大丈夫」と後輩の成長ぶりに笑みを浮かべた。
 敗れた佐山は「自分もいろんなリングでもまれてる。最後の最後で(篠瀬と)対戦できたけど悔しい。(篠瀬)社長の壁は高かった。勝てなかった悔しい気持ちが残った。(船木戦は?)アマチュアのパンクラスジムにいたんで、その団体を創設された方と試合できるんでワクワクしてます。一筋縄ではいかないし、現時点の実力でどう立ち向かえられるのか楽しみです。やる以上は勝つ気でいきます」とコメントした。

『ASUKA PROJECT解散興行~夢~』
日程:2019年3月18日(月)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール

▼篠瀬三十七引退試合 8人タッグマッチ
篠瀬三十七/田中将斗/高橋匡哉/仲川翔大
vs
TAJIRI/児玉裕輔/勝俣瞬馬/ジョシュ・オブライエン

▼ASUKA5周年記念特別試合 タッグマッチ
船木誠勝/真霜拳號
vs
鈴木秀樹/佐山駿介

▼シングルマッチ
瀧澤晃頼
vs
新井健一郎

▼6人タッグマッチ
藤波辰爾/松田慶三/國崎康生
vs
藤原喜明/藤原ライオン/佐野直

▼タッグマッチ
木藤裕次/田中稔
vs
TAKAみちのく/KENSO

▼タッグマッチ
真琴/X
vs
志田光/雫有希

▼飛鳥乱舞(アスカランブル)
<出場選手>TAMURA、百田光雄、力、趙雲子龍、エル・イホ・デル・パンテーラ、洞口義浩、本田アユム、大和ヒロシ、黒潮“イケメン”二郎、マイケル・オズボンズ

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