復活のノザビッチ!“クソ女”野崎渚がトーナメント優勝!

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 プロレスリングWAVE『Weekday WAVE vol.111.5』にて、WAVE認定シングル王者挑戦者決定トーナメント準決勝&決勝戦が開催された。

 準決勝に駒を進めたのはMarvelousの桃野美桜、“日本初ジェンダーレスプロレスラー”朱崇花、OSAKA女子プロレスの山下りな、フリーの野崎渚の4名。
 桃野が朱崇花のチョークスラムを丸め込みで切り替えして勝利。山下と野崎は時間切れ引き分けとなるが、延長戦で野崎が丸め込みで勝利。決勝戦では、桃野のJKボムを切り返した野崎がビッグブーツからダブルニーアタックと畳込み、最後はドルミル(スリーパー)で絞め落とし勝利した。

 優勝した野崎は「プロレスをはじめて11年経っているんですけども、ケガとかいろいろあってこういうトーナメントとかベルトというものに縁が無く、でも今日は結果が残せて凄く嬉しいです。11月26日、大畠美咲の持つレジーナ挑戦、私は今回NEXTに後輩しか選ばないって言ったのに同期の私を選んでくれた大畠に凄く感謝しています。ただ、この感謝を11月26日、勝利という形でアナタに感謝を表したいと思います」と現役王者に宣言した。

 2006年にNEO女子プロレスでデビューし、美しい外見から“新時代の女神”と期待された野崎。しかし何度となく怪我で長期欠場となり、NEO解散後にディアナに所属するも契約違反を理由に解雇処分。やっと復活するも“世界のノザビッチ”と名乗り周りを驚かせるが、2013年に再度怪我で欠場。今年8月にプロレスリングWAVE大田区総合体育館大会で4年半ぶりに復帰すると、NEO時代の先輩である宮崎有妃と“クソ女night☆”を結成し暴れまわっている。その野崎が掴んだ初めての大きなチャンス。11月26日はあらゆる手段を使い貪欲に王座を奪取にいくだろう。
 王者の大畠は「トーナメント優勝したのもその勢いはあなどれないなと思った。私も手加減なしでいきます。覚悟しておいてください」と、11月26日の後楽園ホール大会メインで野崎を正面から受ける構えを見せた。

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