WWEネットワークの散歩道 5回目

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 今やレッスルマニアはアメリカの大都市が招致計画を立てるほどの莫大な経済効果を生むイベントとして認知されています。開催都市ではファン・コンベンションである『WWEアクセス』、レッスルマニア本大会と翌日のRAW、NXT:テイクオーバーと『ホール・オブ・フェイム』がレッスルマニア・ウィークとして開催されていきます。今回はその中で今年の『ホール・オブ・フェイム』で殿堂入りする選手たちの試合をいくつか紹介していきます。

 まずはスティング選手。WCW消滅から14年の時を経て、ついにWWEマットに上がったスティングが今年最初に発表された殿堂入りレスラーでした。WWEの番組上では14年の間にTNAで活躍したことも、TNA版の殿堂入りであることももちろんなかった事になっていますが(笑)、WWEでは特に実績がなくてもアメリカのプロレス史では重要なスーパースターであることは間違いありません。もし90年前後にWWFに移籍していたら、アメリカン・プロレスの歴史もまた違ったものになったのかも、と思わせるだけのスーパースターです。
 今回の殿堂入りの紹介者はリック・フレアー。ここでもフレアーとの試合か、あるいはザ・グレート・ムタとの試合を選ぶべきなのでしょうが、これまで自分がネットワーク散歩をした中で、「こんな試合があったのか!」と一番驚いた試合を紹介します。スティングと後のアルティメット・ウォリアーが若手時代にブレードランナーズとして活動していた時期の対テッド・デビアス、スティーブ・ウィリアムス戦です。試合を見るともうこの頃からスティングとウォリアーの未来が垣間見えてくるかのようです。他には80年代後期に新日本マットで暴れたバス・ソイヤー対テリー・テイラーの試合もありました。

【MSWパワープロ:1986年7月21日】
http://network.wwe.com/video/v532717583
<おすすめの試合>
テリー・テイラー対バズ・ソイヤー(8分くらい)
ブレードランナーズ対テッド・デビアス、スティーブ・ウィリアムス(29分くらい)

 殿堂入りの選定には選手としての実績は当然として、レッスルマニアの開催地との関係性や多少の政治的な部分などが考慮されていると思われます。昨年の藤波選手の殿堂入りに続き、今年はテキサス州ダラスで開催されるところから、ザ・グレート・カブキ選手が選ばれるのでは?という期待が大きかったのですが、残念ながら実現には至りませんでした。ダラス枠・・・ということではないのでしょうが、今回選ばれたのはテリー・ゴーディ、マイケル・ヘイズ、バディ・ロバーツ、ゴージャス・ジム・ガービンのファビュラス・フリーバーズでした。
 レナード・スキナードの『フリー・バード』が流れる中、スポットライトを浴びて入場するシーンをマイケル・ヘイズが演出し、それを各エリアがマネするようになった・・・とヘイズ自身は言っていました。あくまで自己申告ですけど(笑)。
日本では早々に分解されて、ゴーディだけが全日本プロレスのレギュラーとして定着したため、フリーバーズとしては馬場、鶴田組のインターナショナル・タッグ王座に1度挑戦のが記憶に残っているくらいでしょうか。
フリーバーズのインダクターはニュー・デイの3人。ケビン・フォン・エリックさんの方が適役かと思うのですが、ユニットのメンバーでの組み合わせなら誰が出ても防衛戦として成立するという(勝手な)ルールを、伝統的にフリーバーズ方式と呼ぶので、それを実践している現役王者チームが選ばれたのでしょうね。
 今回紹介するのはゴーディ、ヘイズにカブキさんとマジック・ドラゴン(ハル薗田)のオリエンタル・コンビとの試合。飛行機事故で亡くなった薗田さんの映像も、こうしてWWEネットワークの中で生き続けてくれるのはうれしいですね。

【WCCW48:1982年11月11日】
http://network.wwe.com/video/v31314715
<おすすめの試合>
テリー・ゴーディ、マイケル・ヘイズ対ザ・グレート・カブキ、マジック・ドラゴン(23分くらい)

そして日本で最も活躍した外国人選手であるスタン・ハンセン選手。プロレスというジャンルを越えて、どのスポーツの外国人アスリートよりも長く日本で活躍した選手でもありますね。アメリカでの実績がないわけではありませんが、主戦場が日本であってもこうしてその実力、実績が評価されるというのもWWEが世界のプロレス界に目を配っているということの証明なのでしょう。そしてハンセン選手のインダクターはベイダー選手で、彼も将来の殿堂入りの有力候補です。何しろアメリカではWCW世界王座、メキシコではUWA世界王座、ヨーロッパではCWA世界王座、そして日本ではIWGP、三冠と世界の4大プロレスエリアのすべてでタイトルを獲得した、唯一無二の存在なのです。
今回はそのハンセンとベイダーのWCWで行われた試合を。この試合はもちろん1990年2月10日の東京ドーム大会での好評を受けてのアメリカでの再戦でした。そして前座の試合では解散直前のジャパン女子プロレスの提供試合も収録されています。こういう試合をひょんなところから発見できてしまうのもWWEネットワーク散歩の楽しみのひとつです。

【WCW レッスルウォー:1991年2月24日】
http://network.wwe.com/video/v31675301
<おすすめの試合>
ミスA、半田美希対山崎五紀、北村真美(31分くらい)
スタン・ハンセン対ベイダー(1時間29分くらい)

さて今回は初の日本人選手の殿堂入りを果たしたアントニオ猪木選手の映像を紹介します。殿堂入りの映像と”INOKI”で検索できる唯一の試合であるロード・スティーブン・リーガル戦。そして検索しても出てこないWCWでの殿堂入りの映像を紹介します。WCWでの殿堂入りが検索の対象になっていないのはたまたまなのか、あるいはなかったことにしようという意図があってのものなのか(笑)。

【ホール・オブ・フェイム:2010年3月27日】
http://network.wwe.com/video/v32353859

殿堂入りの紹介映像から(56分くらい)

【クラッシュ・オブ・ザ・チャンピオンズ28:1994年8月24日】
http://network.wwe.com/video/v32353859
<おすすめの試合>
スティーブ・オースティン対リッキー・スティムボート(19分くらい)
アントニオ猪木対ロード・スティーブン・リーガル(1時間09分くらい)
ハルク・ホーガン対リック・フレアー(1時間21分くらい)

【スランボリー:1995年5月21日】
http://network.wwe.com/video/v31662781
<おすすめの試合>
殿堂入りの紹介映像から(1時間44分くらい)
ハルク・ホーガン、ランディ・サベージ対リック・フレアー、ベイダー(2時間11分くらい)

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