「この負けを最後にしたい」那須川天心のアドバイス活かせず弟・龍心が初敗北で涙目コメント

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 19日、東京ドームにて『THE MATCH 2022』が開催。メインイベントの那須川天心vs武尊を含めて全16試合が行われるが、そのオープニングマッチに天心の弟である那須川龍心が参戦。
 K-1甲子園2021-55kg王者&K-1アマチュア全日本王者であり、K-1 AWARDS 2021のアマチュアMVPに輝いた大久保琉唯と対戦した。

 試合序盤は龍心が前に出る展開となるが、大久保は的確にカウンターを当てていくと龍心のリーチの外からミドルを打ち込んでいく。龍心が距離を詰めようとすると膝蹴りを叩き込み、3Rには龍心の攻めを大久保が完封していき判定3-0で大久保が勝利した。


 勝利した大久保は「正直自分の良い所が全く出せなかった。(龍心は)カウンターの取り合いで上手いところがたくさんあった」と試合を振り返る。
 龍心は「アップの時は調子良かったんですけど、悔しいですね。この負けを最後にしたいですし、次からはもっと強くなった僕を見せられればと思っています。(セコンドにいた天心からは)『くっついてボディ!』とかそういうのは聞こえましたけど、やっぱどうしても相手の上から押されたりとかやりづらさがありましたね」とリーチの差に苦労した様子。

 兄の晴れ舞台で初黒星となった龍心。涙目で語った「負けを最後にしたい」という言葉に、メイウェザー戦後の天心と同じ覚悟を感じた。

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