立川格闘技フェスタ2017に参戦の齋藤彰俊がTWFを賞賛!レースクイーンのRikoが格闘技デビュー!

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 キングダムネットワークと立川市の商工会議所とのコラボイベント、立川格闘技フェスタ2017後半戦は激しい雨の天候の中、集客が若干不安視されていたが蓋をあけると満員の盛況の中で開催された。
 昼の戦では、今年6月18日に旗揚げされた立川初のプロレス団体T/W/F(立川レスリングフォース)でプロレスデビューを果たした“戦うレースクィーン”Rikoの格闘技戦初戦がメインとなった。Rikoはプロレスデビュー後、先月7月30日に開催された日本モーターレースのメジャーイベント、鈴鹿8時間耐久モーターレース(鈴鹿8耐)でもレースクィーンを務めるなどしており、今大会は初の格闘技戦参戦がクローズアップされている。
 試合は1R体格で上回る落合に、サウスポーからの左ストレートなどを当てられる場面もあったが決して押し負けず、左右のフックで優勢な場面なども演出する。2Rに入りスタミナが切れからか押される場面もあったことが影響してか、惜しくも格闘技戦初戦を勝利で飾ることは出来なかった。試合後、スーパーセーフを取り、マイクを持ったRikoは「皆さん~お疲れさまでした。本当に練習時間がない中での格闘技初挑戦になりましたが、これからもイリエマンの無茶ぶりにもめげずに頑張ります!」と、激闘を感じさせない笑顔でファンに答え、小さな体で大物ぶりを見せつけ新たな女子格のスター誕生をも感じさせる堂々とした内容だった。

『立川格闘技フェスタ2017夏の陣~イリエマン祭り 昼の戦~』
日時:2017年8月19日(土)
開始:15:30
会場:立川コロッセオ
        
▼立川格闘技列伝-剣豪―果たし合い四八計二回
●Riko(T-REX/T/W/F)
判定 18―20
○落合香織(キングダム立川コロッセオ)
             
▼キングダムアトムルール30以下契約2R
○舞鬼(キングダム立川コロッセオ)
判定 20-18
●ハルハル(キングダムアトム聖蹟桜ヶ丘)
             
▼グラップリングバウト無差別級ファイブミニッツ 
△角さん(キングダム聖蹟桜ヶ丘) 
判定 ドロー
△岩宮亜貴彦(ねわざワールド品川)
  
▼ナックルファイト66キロ以下契約2R
○鷲田淳平(橋本PREBO)
2R 1分27秒 KO
●長野幸希(キングダム立川コロッセオ)
         
▼グラップリングバウト67キロ契約ファイブミニッツ 
○加山鷹仁(キングダム立川コロッセオ)
判定 エキストラポイント 2-0
●ユウ・アスカ(掣圏会・瓜田道場)  
          
▼立川格闘技列伝-剣豪―五五計二回
●穴澤一輝(キングダム聖蹟桜ヶ丘)
判定 18-19
○小林武蔵(キングダム立川コロッセオ)
     
▼キングダムジュニアルール40キロ以下契約2R 
○蹴華(キングダム立川コロッセオ)
判定 20-18
●マモル(キングダム聖蹟桜ヶ丘) 
    
 立川格闘技フェスタ2017夜の戦では、プロフェッショナルレスリングT/W/Fの第2戦が開催された。本大会の最終試合では現パンクラスミドル級王者ロッキー川村とUKF総合格闘技インターナショナルミドル王者瓜田幸造とのKO必死の対戦が組まれた。
 1Rは静かな立ち上がりを感じさせたが、2Rに入ると瓜田がグランドで優位に立つ。腕十字は完璧に決まったように感じられたが、ロッキーがこれを何とか凌ぐ。その後もヒザ十字などを仕掛け優位に立つ。これも川村が凌いだところで2R終了。3Rに入ると打撃の応酬から、得意なローキックなどであと一歩のところまで川村を追い詰めていた瓜田だったが、4Rに入ってからのどちらが先に倒れてもおかしくない激しい打撃戦に挑んだことが災いしダウンが先行、最後はレフリーに止められ悔しい逆転負けとなった。勝利した川村も疲労困憊でケージ倒れ込むと、お互いの健闘を讃え合って、王者同士の夢の対決はファンの大歓声の中幕を下ろした。

 メジャー団体、プロレスリングNOAHから初参戦の斎藤彰俊が立川の地に降臨。迎え撃つTWFの姉妹団体、FWU(府中レスリングユニオン)のエース田場馬貴裕にとっては大抜擢の試合となった。序盤から積極的に大物食いを目指す田場馬が、ビクトルからのヒザ十字固め、アキレス腱固めなどのグランドテクニックを駆使して攻め立てるが、斎藤はこれを涼しい顔をして受けの強さをアピールする。田場馬も攻め立てられながらも、斎藤のバックを奪いチョークスリーパーや腕十字固めなどでメジャー戦士に対し、ローカル団体の意地を見せつけたが、3R開始早々、斎藤のラリアットとバックドロップで立て続けにダウンを奪われるとカウントギリギリで立ち上がった田場馬に対し、最後は自身の必殺技、スクイル・デスで会場内のファンが驚くほどの音を響かせ、田場馬を大の字にマットに沈めた。

 旗揚げ戦、メインではT/W/F“暫定エース”超人イリエマンをあと一歩の窮地まで追い詰めた元K-1ファイター、内田ノボルは総合格闘技出身の筋骨隆々、清水来人と対戦。1R序盤からテイクダウンされ、チョークスリーパーや腕十字固めなどの関節技に苦しめられたが、スタンドに戻れば完全立場が逆転、1R後半にハイキックでダウンを奪うと、続く2Rでも開始早々の重い蹴りをヒットさせKO勝ちした。

 全試合終了後のリング上での撮影では、旗揚げ戦に続いて永島勝司取締役が登壇。先にマイクを渡され、「TWFは面白いね、立川最高!」とコメントした元新日本プロレスの斎藤彰俊に対し、「まさかこんな所で彰俊と再会するとは。(N対Uの)対抗戦やれるよな?」と斎藤選手に詰め寄り、出場選手達には対抗戦開戦の準備を進めるよう鼓舞した。
 入江代表は総括として、「2ヵ月間で10イベント開催の強行スケジュールだったが本日もこの豪雨の中、集まって頂いたファンと、熱戦を繰り広げてくれた選手達には多大な感謝の思いがある。今後も立川の地で格闘技が広く根付いてくれるはずと、既に来年度のフェス開催にも自信を覗かせていた。

『立川格闘技フェスタ2017夏の陣~イリエマン祭り 夜の戦~』
日時:2017年8月19日(土)
開始:19:30
会場:立川コロッセオ

▼Maine―fightⅢ T/W/F公式戦時間無制限ラウンド
○ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)
4R 1:18秒 TKO
●瓜田幸造(フリー)
    
▼Maine―fightⅡ T/W/F公式戦時間無制限ラウンド
○齋藤彰俊(プロレスリングNOAH)
3R 1分14秒 スクイル・デス→KO
●田馬場貴裕(F・W・U・)
   
▼Maine―fightⅠ T/W/F公式戦時間無制限ラウンド
○内田ノボル(翔拳道)
2R 18秒 KO
●清水来人(TLIVE)

▼Opening―fight F・W・U・公式戦15分1本勝負 武蔵小金井 対 府中
○中川達彦(花鳥風月/武蔵小金井在中)
3:54秒 チョークスリーパー
●小澤努(F・W・U・)

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