RIZINを干されて崖っぷちの選手がBreakingDown初参戦もKO負け!勝利した同門選手も「複雑やこっちが。はよ帰らせて悲しいから」
- 2025-3-2
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2日、東京ドームシティ・プリズムホールにて『Breaking Down15』が開催。ABEMA PPVにて視聴できる第21試合・メインイベントでは【朝倉一門 特攻隊長】西谷大成vs【浪速のトリックスター】白川ダーク陸斗が行われた。
BD11で【ロシアンストライカー】YURAに負けてBD引退したはずの【朝倉一門 特攻隊長】西谷大成が、BD運営側とも言えるJTT同門の白川ダーク陸斗と対戦が決定。
白川は「RIZINから干されたかもしれないダークです。とうとうBREAKING DOWN出させてもらいます。どうやら西谷が本当に舐め腐っとるわけですわ。陸斗さんやったら勝てるみたいなことを常々言ってるらしくて、僕はリスペクト持ってる人にはリスペクトを持って返すし、舐めてかかってくる奴にはそれなりの対応を取らせてもらう。ちょっと根性叩き直したろうかな」と、連敗から脱するための再起戦へ。
西谷は「陸斗さんと会ったのは4~5年前。僕が格闘技始めたぐらいの頃でした。そっからたくさん殴られて僕もいっぱい練習頑張ってきました。だけどちょっと考えてみたときに『あれ?俺ってジム入ったの陸斗さんより先じゃね?先輩って俺ちゃう?』って。JTT(トライフォース赤坂)の先輩として見に行った12月の後輩(白川)の試合、横にいた観客が『白川雑魚』って言ったんです。先輩として見過ごせないんで、格闘家に戻してやろうかなって。舐めてる陸斗さんを倒します」と先輩風を吹かせ、白川は苦笑していた。

試合が始まるとお互いジャブで牽制し、白川がハイもガードした西谷がジャブからミドル。白川がガードしてワンツーフック。白川はローからミドルも、お互い動きがわかっているからか的確にガードしていく。白川のミドルがボディを捕らえるも1R終了。
2R、白川がハイも西谷が回し蹴り。お互い空を切ると殴り合いになるが決め手なく削りあう。白川のボディからのフックで西谷の動きが少し鈍り、ワンツーにも西谷のガードが間に合わなくなる。殴り合いになるが2R終了。
3R、西谷が前に出ての殴り合いになり、ケージ際になったためブレイク。
西谷が大振りになるが白川がアッパーやボディへ散らしていき、足を止めての殴り合いは西谷がダウンを奪う。
再開するが西谷がラッシュを仕掛け、白川が座り込むがレフェリーがダウンを取らない。白川はなんと立ち上がるもふらついており、これを見てレフェリーが試合を止めた。

西谷は複雑な表情で「やべー勝っちゃった。勝つ気は満々やったけどさ、なんか、複雑やこっちが。でもまあな、倒す気は満々でしたほんとに。なんかしかも色んないい試合があって、せっかくメインはらしてもらったんで、派手なKO、自分が倒されても倒しても派手な試合しようと思って行ったんですけどなかなか距離感があわずに苦戦して、応援してくれた皆さん本当にありがとうございました。もしね次、試合決まるかわからんけどさ俺も、頑張って練習しとんよ俺も頑張ってほんとに。だけどあのなんていうんやろな?バンタムには下げれんかもしれんからさ。これ言いたかったねん。俺はMMAでやっていきたいけど、下げれないってだけ言っておきます。もうちょっとはよ帰らせて悲しいから。ありがとうございました」と語り、涙目で会場を後にした。