WWE 7.4両国大会 日本公演2日目 レスナーvs.キングストン、オーエンズvs.ベイラーのNXT王座戦、シナ&ジグラーvs.ケイン&バレット
WWE LIVE
日時:2015年7月4日(土)
開始:18:00
会場:東京・両国国技館
観衆:8646人
▼第1試合 シングルマッチ
○セザーロ
8分21秒 シャープシューター
●ディエゴ(ロス・マタドールス)w/フェルナンド & エル・トリート
▼第2試合 タッグマッチ
ルチャ・ドラゴンズ(シン・カラ/○カリスト)
6分31秒 スワンダイブ式450°スプラッシュ→片エビ固め
ニュー・デイ(ビッグE/●エグザビア・ウッズ)
▼第3試合 シングルマッチ
●ネヴィル
16分20秒 ウォール・オブ・ジェリコ
○クリス・ジェリコ
▼第4試合 ディーバ王座戦 トリプルスレットマッチ
[王 者]○ニッキー・ベラ
7分03秒 エルボーバット→片エビ固め
[挑戦者]●タミーナ
※もう一人は[挑戦者]ペイジ。王者ニッキーが王座防衛に成功
▼第5試合 スペシャルマッチ
○ブロック・レスナー
2分38秒 F5→片エビ固め
●コフィ・キングストン
▼第6試合 NXT王座戦
[王 者]●ケビン・オーエンズ
19分21秒 クー・デ・グラ→片エビ固め
[挑戦者]○フィン・ベイラー
※オーエンズが王座防衛に失敗。ベイラーが新王者となる。
▼第7試合 タッグマッチ
○ジョン・シナ/ドルフ・ジグラー
23分51秒 アティテュード・アジャストメント→片エビ固め
ケイン/●キング・バレット
日本のユニバース歓喜!ベイラーが第二の故郷でオーエンズを下しNXT王座奪取!
レスナーは短期決着ながらF5連発の大サービス!最後を締めたのはやっぱりシナ
第1試合
ディエゴはフェルナンドとエル・トリートと共に入場。腕を取ったディエゴだが、セザーロはハンドスプリングからアームドラッグで投げていく。ショルダータックルでなぎ倒したセザーロだが、ディエゴもウラカンホイップからコルバタで投げていく。
クロスチョップを喉元に叩き込んだディエゴはブレーンバスターを狙うが、これはセザーロが逆に滞空時間の長いブレーンバスターで投げていく。場外にエスケープしたディエゴは、フェルナンドとクルクル回って入れ替わり作戦。これに怒ったセザーロは2人とも場外フェンスに叩き付けてからランニングエルボー。
ロス・マタドールスはリング下に逃走してセザーロをかく乱。リングに戻ったセザーロにウルトラタイガードロップを浴びせると、場外からフェルナンドがトップロープにスタンガン攻撃。さらにディエゴがスリーパーに捉える。
徐々にグッタリしていくセザーロだが、ディエゴを前に持ってくるとそこからぶっこ抜きブレーンバスター。ショルダースルーでディエゴを場外に追いやったセザーロ。するとフェルナンドが入れ替えってリングイン……いや、ここでリングインしたのがディエゴか? セザーロはスイス・アッパーカットを連発すると、セザーロ・スイング(=ジャイアントスイング)を狙う。
ここでトリートが乱入するが、スイングをやめたセザーロはトリートをコーナーに乗せて排除。そこをディエゴが丸め込んでいくがセザーロはカウント2で返すと、ディエゴを上空にポップアップしてからスイス・アッパーカット。そこにトリートがスワンダイブで飛び込んでくるが、キャッチしたセザーロはリフトアップしてから場外のフェルナンドに向かって投げつける。
そしてディエゴをセザーロ・スイングでブン回していくと、そこからシャープシューターを決めてギブアップを奪った。
第2試合
ビッグEとエグザビア・ウッズのニュー・デイが入場すると、続いてシン・カラとカリストのルチャ・ドラゴンズが入場。渦の腕を取ったカリストがコーナーに飛び乗ってのアームドラッグで投げると、シン・カラが串刺し攻撃。さらにカリストを持ち上げてウッズの上に叩き付ける。
だが、ウッズがカリストを後方に投げるとビッグEがキャッチ。そのままフロントスープレックスで投げていく。ストンピングを乱打したニュー・デイは、ビッグEがウッズをホイップしての串刺し低空ドロップキック。
ユニバースが「ルーチャ! ルーチャ!」のチャント。しかしウッズはパントキック(=下から顔面を蹴り上げる)をお見舞い。さらにウッズのレッグドロップとビッグEのジャンピング・ボディプレスを同時投下する。そこかあビッグEがコーナーにウッズにカリストを渡してスーパーパワーボムを狙ったが、ウラカン・ラナで切り返したカリスト。
続くビッグEのTボーンスープレックスも着地してシン・カラにタッチ。ラ・ブファドーラやウルトラタイガードロップで反撃に出たシン・カラだが、キャッチしたビッグEがウッズにタッチ。
しかしカリストがタッチしてジャピングキックをお見舞い。シン・カラがニュー・デイを場外に放り投げると、カリストとトペを同時発射。さらにシン・カラはエプロンからトペコンを発射。リング上ではカリストがウッズにハンドスプリング・レッグラリアットを叩き込む、さらにスワンダイブ式450°スプラッシュを投下して3カウント。
第3試合
試合前から「ここから全世界に向けてライブ配信します」というアナウンス。場内が暗転すると日本公演仕様のオープニングVTRが流れ、ベイラーのNXT王座挑戦がフィーチャーされてているのが分かる。
ライブ中継の一発目に登場したのは、電飾ガウンを羽織ったジェリコ。しかも対戦相手はネヴィル。どちらも日本のプロレスファンには馴染み深い選手だ。
バックの取り合いから腕を取って捻り上げたジェリコ。足をすくおうとしたジェリコだが、バック宙でかわしたネヴィルはドロップキック。バックを取ってグラウンドに持ち込んだジェリコはボーアンドアロー。体を捻って脱出したネヴィルは腕を取って捻るが、ジェリコも切り返してフジワラアームバー。
ロープを掴んで回転して逃れたネヴィルだが、ジェリコはショートレンジラリアットで場外に追いやる。しかし素早くリングに戻ったネヴィルはドロップキック。ジェリコはショルダースルーでネヴィルをエプロンに出すと、三角跳び式ドロップキックで場外に蹴り落とす。
さらに自らも場外に出たジェリコは逆水平チョップからネヴィルをリングに戻すと、ダイビング・クロスボディー。そこからスリーパーに捉える。スクールボーイで丸め込んで脱出したネヴィルだが、延髄斬りを返したジェリコは逆水平チョップを連打。
さらにネヴィルの串刺し攻撃をカウンターエルボーで迎撃するとサッカーボールキックからもう一度スリーパー。そしてスタミナを奪ったところで逆水平チョップ。だが、股下をくぐったネヴィルはソバットからジェリコを場外に放り投げる。
しかしエプロンに着地したジェリコはコーナーに登ってスレッジハンマーを投下すると、フェースクラッシャーからウォール・オブ・ジェリコ(=逆エビ固め)の体勢。どうにか回避したネヴィルは蹴りでジェリコをコーナーに追い詰めると、ソバットからコーナーに飛び乗る。だが、ジェリコはぶつかって股間をコーナーに殴打させると、コーナーに登っていって最上段から雪崩式ブレーンバスターを狙う。
これをボディブローで止めてジェリコを投げ捨てたネヴィルは、シューティングスタープレス。ジェリコがかわすとネヴィルも着地したが、そこをウォール・オブ・ジェリコに捉えたジェリコ。しかしネヴィルもどうにかロープに逃れる。
走り込んできたジェリコをうまく場外に落としたネヴィルはロープに飛んでブエロ・デ・アギラを投下。ジェリコをリングに戻したネヴィルはスワンダイブ式ミサイルキック。さらにその場飛びムーンサルトでカウント2まで追い込むと走り込むが、エルボーで迎撃したジェリコはドロップキックを自爆させておいてライオンサルトを投下。
「Y2J」コールが起こる中、串刺し攻撃を狙ったが蹴りで迎撃したネヴィルはスワンダイブ。しかしジェリコはコードブレイカー(=顔面砕き式スーパードロル)で迎撃。カウント2で辛くもキックアウトしたネヴィルは、バックを取ったジェリコに対し、バックを取り返してジャーマンで投げ捨てるとスーパーキック。さらに四つん這いになったジェリコにもう一発スーパーキックを叩き込んでからレッドアロー(=360°シューティングスター・プレス)。これを剣山で迎撃したジェリコは一気にシャチホコ式のウォール・オブ・ジェリコに捉えてギブアップを奪った。
いきなり飛び出したベストバウト級の熱戦に日本のユニバースは早くも大熱狂となった。
第4試合
トリプルスレットマッチによって行われるディーバズ王座戦。まず1日目の試合後に乱入して王者ニッキーを襲撃したペイジが入場すると、続いてジミー・スヌーカの娘であるタミーナが登場。最後に大歓声の中、ベルトを掲げたニッキーが入場。
いきなりニッキーがタミーナを丸め込むが、ペイジがカット。タミーナはニッキーを場外に放り出すと、ペイジにニーリフトを連打。しかしニッキーがカウント2でカットし、コーナーに飛び乗ってジャンピングキック。
だが、タミーナはヘッドバットを返すとブレーンバスター。ペイジがヘッドバットでカットに入ると、ニッキーとダブルのブレーンバスターでタミーナを投げる。そこからニッキーとタミーナがペイジにダブルのドロップキック。ペイジはニッキーをスクールボーイで丸め込むが、ニッキーも足をすくってペイジを倒す。
ペイジを抱え上げようとしたニッキーだが、回転エビ固めで切り返したペイジはすぐに立ち上がってニーリフト。さらに串刺しニーから踏みつけると、エプロンまで戻ってきたタミーナにエルボー。
ニッキーもペイジをコーナーまで押し込んでショルダーをぶつけていくと、コーナーに上に乗せてから雪崩式ブレーンバスターの体勢に。そこにタミーナが入ってきて摩周で投げていく。タミーナはニッキーをコーナーに投げつけると、そこにペイジを投げつけてコーナースプラッシュ。これを2人ともかわすと、ニッキーがココナッツクラッシュ。続いてペイジがスーパーキック。
さらにニッキーが抱え上げてマットに叩き付けるがカウントで返したペイジはインプラントDDT。カウント2で返したニッキーだが、ペイジは必殺のPTO(=スコーピオン・クロスフェース)。
だが、タミーナがスーパーキックでカット。タミーナはニッキーをバックフリップで叩き付けるとスーパーフライを投下。これをかわして自爆させたニッキーはランニングエルボーを叩き込むと、そのまま抑え込んで3カウント奪って王座防衛に成功した。
第5試合
WWE戦士として日本で試合をするのは約12年ぶりとなるブロック・レスナー。お馴染みの重低音の響くテーマ曲に乗り登場したレスナーはゆっくりとリングサイドを一周すると、リング上のキングストンを睨み付けながらジャンプしてエプロンに立ち、ようやくリングイン。思わずキングストンがビビって場外に出てしまう。
バトルトランクスにオープンフィンガーグロープのレスナーは、逃走するキングストンを追いかけていき、リング上で捕まえるとニーリフトを連打。コーナーに飛び乗ってダイブしたキングストンだが、キャッチしたレスラー。どうにか後方に逃れたキングストンはもう一度ダイブ。
またもキャッチしたレスラーなジャーマンで投げるが、着地したキングストンはドロップキック。さらに三角跳びでダイブするキングストンだが、またもキャッチしたレスナーは今度こそジャーマンで投げ捨てると、もう一発ジャーマンで投げ捨てると、立ち上がれないキングストンをさらにジャーマンで投げ捨てる。
そしてキングストンを引き起こしてファイアーマンキャリーで担ぎ上げると、盤石の状態でF5を決めて3カウント。だが、物足りないユニバースから「ワンモアタイム!」コールが起こると、リングに戻ってグロッキー状態のキングストンに投げ捨てジャーマンからF5!
そこにニュー・デイのビッグEとエグザビア・ウッズが乱入するが、クローズラインで迎撃したレスナーはビッグEとウッズもF5で叩き付けると、満足気な表情で引き上げていった。
第6試合
煽りVでは週刊プロレスの誌面も映し出され、プリンス・デヴィット時代の活躍も紹介される。前日のメインでジョン・シナと好勝負を展開したオーエンズとの対戦だけに日本のユニバースの期待感を煽った。
ベイラーはビッグマッチ仕様のボディペイントを施した姿で登場。腕にはフリンジが付き、動きもスパイダーマンに出て来る“ヴェノム”のよう。両選手に着物姿の日本女性から激励の花束が渡されたが、オーエンズは投げ捨ててブーイングを浴びる。
そしてベイラーの名前がコールされると色鮮やかな紙テープが投げ込まれた。そしてゴングと同時にジョン・ウーでオーエンズを吹っ飛ばしたベイラーはコーナーへ。オーエンズは場外に逃げるが、ベイラーはコーナーから場外のオーエンズにプランチャを投下。リングに戻ったベイラーはドロップキックでオーエンズを再び場外に追いやると、ロープの間からドロップキック。
さらに場外フェンスに叩き付けておいてドロップキック。オーエンズをリングに戻したベイラーは逆水平チョップ。エルボーで応戦するオーエンズだが、ベイラーはジャンプ。これをキャッチしたオーエンズはゴー・ホーム・ドライバー(=WA4)。
さらにパンチからコーナーに投げつけたオーエンズは、日本式のお辞儀でベイラーや日本のユニバースを挑発。そしてカウンターエルボーからスリーパーに捉える。オーエンズの串刺し攻撃をかわしてエプロンに出たベイラーはスワンダイブを狙ったが、エルボーで場外に叩き落としたオーエンズ。
自らも場外に出て鉄階段にベイラーを叩き付けていく。ベイラーがリングに戻ってきたところにセントーンを落としたオーエンズは、再びベイラーを場外に投げ捨てる。リングに戻ってきたベイラーを座らせたオーエンズはロープに飛ぶが、意表を突いてスリーパー。
そこからエルボーを叩き込んだオーエンズは回転エビ固め。だが、後転したベイラーは顔面に低空ドロップキックを叩き込む。フロントキックから逆水平チョップ、コーナー二段目からダイビングエルボーと叩き込んだベイラー。しかしオーエンズもパンチからジャンピングショルダー2連発。
さらにシナのスープレックスからファイブ・ナックル・シャッフルを決めてブーイングを浴びる。アティテュード・アジャストメント(FU)を逃れたベイラーはオーエンズの足をすくって倒すと顔面にフットスタンプを落とす。
さらに背後に回ったオーエンズにオーバーヘッドキックを叩き込んでからトップロープを下げてオーエンズを場外に出すと、ノータッチトペコンを発射。そしてオーエンズをリングに戻し、後頭部にクー・デ・グラ(=ダイビング・フットスタンプ)を投下するとリバース・ブラディサンデー(=ドラゴンスリーパーからのドライバー)。
惜しくもカウント2で返されると、ベイラーはコーナーに登ってクー・デ・グラ。かわしたオーエンズはジャーマンで投げ捨ててから大暴走。さらにパッケージ・パイルドライバーで叩き付けるが、ベイラーもカウント2で返す。
オーエンズはベイラーをロープに飛ばすが、ロープを掴んでストップしたベイラーはスリングブレイドからコーナーへ。足を掴んだオーエンズはヘッドバットでエプロンに落とす。しかしジャンピングキックをロープ越しに叩き込んだベイラーはクー・デ・グラを完璧に突き刺したが、これもカウントは2。
ベイラーはパンチの連打からオーエンズをコーナーに乗せようとするが、オーエンズもヘッドバット。しかし気合いでオーエンズをコーナーに乗せたベイラーはパンチを叩き込んでから最上段に登る。
一度は落としたオーエンズだが、下からジャンピングキックを叩き込んだベイラー。しかしオーエンズはファイアーマンキャリーで担ぎ上げると、雪崩式カナディアンロッキーバスターで叩き付ける。カウント2で返したベイラーだが、コーナーに登ったオーエンズはスワントーンボムを投下。
これを剣山で迎撃したベイラーは、正調ブラディサンデー(=垂直落下式インプラントDDT)をWWEでは初解禁! しかし、これもカウントは2。両手を広げて走り込んだベイラーだが、スーパーキックで迎撃したオーエンズはスリーパースープレックスで投げていく。
張り手を見舞ったオーエンズだが、ベイラーも張り手を返す。そしてライツアウト(=ポップアップ・パワーボム)を狙ったオーエンズを飛び越したベイラーはジョンウーで吹っ飛ばすと、串刺し低空ドロップキック。そしてクー・デ・グラを投下し、今度こそ3カウント!
第二の故郷という日本でNXT王座を奪取したベイラーは四方に向かってガッツポーズ。ベイラーを睨み付けたオーエンズだが、日本のユニバースは「ワン、ツー、スリー!」と3カウント入ったことを大合唱。スクリーンでリプレイが流れるが、完璧に3カウントが入っており、オーエンズも頭を抱えるしかない。
ここでWWE殿堂入りした藤波辰爾が登場して、ベイラーの王座奪取を祝福。ベイラーの腕を掲げた藤波がリングを降りると、「NXT」コールが起こりオーエンズもベイラーと握手すうrかと思われたが、握手せずに退場。ベイラーは四方にお辞儀をすると日本のユニバースとハイタッチして王座奪取を共に喜んだ。
第7試合
バレット、ケイン、ジグラーに続いて大歓声の中シナが登場。ジグラーとバレットの先発で試合開始。タックルから丸め込んだジグラーだが、バックを取ったバレットはマットに叩き付ける。ハンマーロックで切り返したジグラーはヘッドロック。ロープに飛ばしたバレットだが、ジグラーはショルダータックル。
さらに後方回転エビ固めからのドロップキック。ここでバレットはケインにタッチ。ボディブローを叩き込んだケインだが、股下をくぐって逃げたジグラーはシナにタッチ。ロックアップからシナを突き飛ばしたケイン。
何とかヘッドロックに捉えたシナをロープに飛ばしたケインは、シナのショルダータックルを受け止めるとカウンターの地獄突き。すかさずバレットがパンチ攻撃からスリーパーに捉えていく。オンブ式で絞め上げていったバレットだが、後方のコーナーに押し込んで脱出したシナ。
だが、ケインが入ってきてタッチを阻止。シナもナックル攻撃で反撃するが、ボディスラムを押し潰したケインは逆に軽々とボディスラム。シナも反撃しようとするが、ケインは地獄突きで阻止してバレットにタッチ。
バレットのナックル攻撃にボディブローで応戦したシナはコーナー際、両足でバレットの頭を挟んでいったが、バレットは下から蹴り上げる。ぐったりとするシナをスリーパーで絞め上げていったバレット。ジグラーもタッチしようと必死に手を伸ばす。
オンブ式で絞め上げていったバレットを肩口に担いでシナは、アティテュード・アジャストメント(FU)で叩き付けて脱出。だが、そこにケインが入ってきてチョークスラム・フロムヘルの体勢。うまく逃れたシナはファイアーマンキャリーで担ぎ上げるがダメージが大きく倒れてしまう。
ケインはコーナーに登っていくと、立ち上がったシナにダイビング・クローズライン。チンロックに捉えたケインだが、シナはどうにか首を抜くとガットショット。しかし走り込んできたシナをサイドウォークスラムで叩き付けたケインはバレットにタッチ。コーナー二段目からのダイビング・エルボードロップを投下したバレットは、もう一度コーナー二段目からダイビング・エルボードロップ。
これをかわしたシナはようやくジグラーにタッチ。ジャンピング・アックスボンバーから串刺しジャンピングエルボー、ショルダーネックブリーカー、エルボードロップと決めたジグラー。しかしバレットもビッグブーツを叩き込むとケインにタッチ。
ストンピングでジグラーを場外に追いやったケインは、自らも場外に出てフェンスの上にジグラーを落とす。さらにエプロンに寝かせてアッパーカット。ブレーンバスターで叩き付けたケインだが、カウント2でジグラーが返す戸バレットにタッチ。コーナーの上にジグラーを寝かせたバレットはパントキック(=下から顔面を蹴り上げる)。
サーフボードストレッチに捉えたバレットだが、ボディブリーえ脱出したジグラーは飛び付き横十字。しかしキックアウトしたバレットはクローズラインを叩き込んでケインにタッチ。串刺しラリアットからスリーパーに捉えたケイン。
ぐったりとしながらもどうにか踏ん張ったジグラーは、ボディブローで脱出するとレッグドロップ。しかしキャッチしたケインはパワーボムで叩き付ける。続いてバレットがセカンドロープの上に座らせてからニーリフトを連打。そしてビッグブーツで場外に蹴落とす。エプロンにジグラーの腰を叩き付けていったバレットは、リングに戻ってキャメルクラッチ。ジグラーはボディブローで逃れ、パントキックを叩き込むが、バレットはカウンターのスクラップバスター。続いてケインがヒップトスを腰に落としていく。苦しいジグラーだが、体の向きを変えてヒップトスを剣山で迎撃。
しかしケインもカウンターのビッグブーツを返してバレットにタッチ。馬乗りナックルを見合ったバレットは、ケインとダブルのカウンターエルボー。さらにケインが串刺し攻撃を狙ったが、エルボースマッシュで迎撃したジグラーはダイブ。キャッチしてチョークスラム・フロムヘルを狙ったケインだが、ジグラーはDDTで切り返すとシナにダイビングタッチ。
バレットにジャンピングショルダー2連発からスープレックスで叩き付けたシナはファイブ・ナックル・シャッフル。さらに飛び込んできたケインをバレットに叩き付けてからアティテュード・アジャストメント。そしてバレットにジグラーがスーパーキックを叩き込むと、シナがアティテュード・アジャストメントで叩き付けて3カウント。
四方へのお辞儀をしてからベルトを高々と掲げたシナ。そしてコーナーに登って超満員のスモウアリーナを見渡すと、改めて日本のユニバースに向けてユナイテッドステイツのベルトを掲げてみせた。