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ダブプロレスの谷嵜なおきです。

この間、神戸リングソウルで行ったインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級タイトルマッチワンマッチ興行inリングソウルはお陰様で大盛況でした。
ご来場頂きました皆様、関わって頂いた皆様、大変ありがとうございました。

他の試合は一切なく、その闘いだけを見る為に足を運んでくれる。

新木場1stリングとか新宿フェイスで昼夜バーター興行の間の隙間の時間に開催するのではなく、その日その場所でその1試合しかしない。それだけを目当てにお客さんが来てくれる。

レフェリーもリングアナもDJもレスラーで固める。

そう言うのがしたかったのです。

あまり大きくないキャパとは言え超満員で熱気が溢れ、その中での闘いは至高となりました。

昨今増えてきた配信等は無し。
その後DVD化とか映像を売る事もありません。
その時その場所にいた人達だけの共有。
そんなアングラ空間だけど、来て間違いないなかったと思われる思わせる事がしっかりと形になったのではと思います。

このベルトのタイトルマッチやそう言う思いに似合うリングソウルと言う箱はぴったりで、普段使ってるリングより2周り程小さなリングと言う事で制限があるけど、逆にプロレス脳が試される感じだったり、音響、照明、密度、距離、BARと言う雰囲気等々最適な空間でした。

そして試合前の盛り上げにひと役買ってくれたぬぎたろうにもありがとう！
ちなみにぬぎたろうとは神戸カス野郎の頃からメリケンプロレス、大阪ミクスチャでもお世話になりオードリーの番組にも出演したブレイクダンサーのユニットで、ただ少しだけ肌の露出が多めな二人組です。画像をSNSに乗せるとまあまあセンシティブな警告を受けます笑
東京オリンピックではバスケットボールのハーフタイムショーで踊るくらい実力のある、明石ブレイカーズと言うダンスチームに所属している彼らですが、あごちゃんとパンツさんの2人になり、ぬぎたろうになるとかなり様子が違って来ます笑
良い意味でですよ笑。
日頃の悩みやモヤモヤとか陰鬱を全て吹き飛ばして前向きな気持ちになれます。
実際大阪ミクスチャを開催した時にちょっと凹む事がありましたが、リハーサルしているぬぎたろうを見ただけで気持ちが上を向いてテンションが爆上がりしたのは忘れません。
気になる方は是非ともぬぎたろうで検索を。

話を戻しましょう。
インディJr.は創設から約30年。ベルト奪取から1年と3ヶ月程保持して7回防衛してきた思い入れが詰まったベルトです。

色々な団体や場所やシチュエーションでやってきて、どれも思い出深いし、インディペンデントと言う冠が付いたベルトだからこそのタイトルマッチで実現出来た闘いもありました。
特に今週3月4日(土)19時より飲みイベントを開催する博多のBARエクストラカフェ内で行ったvsヴァンベールネグロとの一戦は印象深いです。
こちらはノーリングで照明を入れてスピーカーを入れてドランカーズマッチで行いましたが、お客さんもアルコールと闘いと音でテンション高く距離も近く熱狂空間でした。

そして何よりこんだけ長く持っていたのでやはり愛着もかなり沸いてる。

インディペンデントワールド世界ジュニアヘビーのベルトのWikipediaでは防衛回数が4回になってるけど、実際はこう。

2021年11月20日176BOXでJTOの新選手から奪い

初防衛はダブプロレスの梅田TRADライブハウスで伊東優作

2度目はJTOの名古屋大会でイーグルマスク

3度目は博多天神エクストラカフェBARBRAWLでMYWAYのヴァンベールネグロとドランカーズマッチ

4度目はJTOの大阪豊中大会でファイヤー勝巳

5度目はダブプロレス広島で岡田剛

6度目はインディJr.の祭典で梶トマト、花見達也との3WAYマッチ

7度目はダブプロレスの梅田TRADライブハウスで椎葉おうじ

その7回目の防衛戦ではダブプロレス規定での25分時間切れ引き分け。

8度目では神戸リングソウルで同じく椎葉おうじとワンマッチ興行にて敗れ王座陥落。

全て内容はもちろんどれも外してない自負がある。

椎葉おうじにはそれらを越えるような王者になるよう期待したい。

そして何より約30年近くこのままのベルトの伝統に名前を刻めたのも嬉しかった。

長らく保持してたベルトを失った悔しさより

インディJr.のタイトルマッチの試合を内容でも結果でも当て続けないといけないプレッシャーから解放された事とか、未来のある若くて勢いに乗る選手に取られたと言う事に安堵してる。
清々しかったりもしてる。
これとても不思議な感覚だったりしますね。

このずっとやってみたかったワンマッチ興行が大盛況で大成功だったのは嬉しかったと言う喜びもあったし、王者として防衛し続けるプレッシャーとか嫌いではないですが、安堵が押し寄せて来ました。

対戦を熱望してくれてた第2代王者だったリッキーフジさんとのタイトルマッチは叶わずでしたが。。。

そして椎葉おうじはこれからこのベルトと共に成長してくでしょう。

今のおうじがどんな相手達と防衛戦を続けられるか分かりませんが。

毎回試行錯誤でプレッシャーを乗り越え結果で繋ぎ、成長を重ねられるか。

そしてその辛さとか喜びとかあんまり経験出来ない色々が脳と体に染みていく。

むかーしブレイブゲートのベルト取った時も、そのベルトに成長させてもらった事も思い出す。

16日の天龍プロジェクトでのvs佐藤光留選手とのIJタイトルの後18日にすぐこのタイトル戦はハードでしたが言い訳にはしません。

一時はIJタッグとインディJr.のベルトを持ってて今はひとつもない。
そしてスーツケースが軽くなった。
物理的にも気持ち的にも楽になってしまった。

後は巻き返すだけである。

もしアレでしたら皆様もインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級。ワールドの後に世界と付いてるところに疑問を持ちつつもこのベルトの行く末を見守って頂ければと思います。

この日レフェリーをしてくれていた清水佑もこの闘いに感化されすぐに新王者の椎葉に挑戦表明してました。
近日中にリングソウルでまたタイトルマッチが組まれる事でしょう。

試合結果
2月18日(土)
観衆不明超満員札止め
@神戸元町リングソウル
▼インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合
【王者】●谷嵜なおき
24分26秒 雲外蒼天→エビ固め
【挑戦者】○椎葉おうじ
椎葉おうじが第35代王者となる

3月4日(土)
バー谷やんin博多天神エクストラ
【場所】
エクストラカフェ
【住所】
福岡市中央区舞鶴1-6-28エステートモア天神倶楽部3階
【時間】
19時～5時

ダブプロレス
3月18日(土）
スプリング•ブレイク in KOBE
OPEN 19:30 START 20:00〜
神戸元町リングソウル
前売り￥5000
当日　￥5500
u-20チケット　￥2500
別途1Drink order ￥600

ダブプロレス
4月28日(金祝日前)
大阪梅田TRAD予定

ダブプロレス
5月7日(日)
広島マリーナホップ予定