8・21川崎でUNIVERSAL王座に挑戦する佐々木大輔が王者・上野勇希、今林久弥GMに暴行をはたらき再びベルト盗む!

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 DDTプロレスは8月17日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)に向けた記者会見を行ったが、ダムネーションの“カリスマ”佐々木大輔の傍若無人ぶりが止まらない!

 同大会で上野勇希が持つDDT UNIVERSAL王座に挑む佐々木は、これまでベルトを盗み続けてきた。同15日の東京・後楽園ホールでのタッグでの前哨戦では上野を大流血に追い込んだ上、ベルトを持って退場。さらにバックステージでも上野を襲撃して挑発していた。

 この日の調印式に向け、同16日、今林久弥GMが佐々木と話し合った結果、ベルトの返却、調印書へのサインには応じたが、会見への出席はかたくなに拒んだというのだ。

 一人で調印式に臨むことになってしまった上野は「会社は佐々木さんへの譲歩が多いですね。でも、タイトルマッチから逃げるわけにはいかないので」と不満をもらしながらサインを入れた。

 上野は「予想外であり、予想通りというか。この状況は1カ月間、自分が置かれてきたものだなと感じます。後楽園で頭をかち割られて、頭に上っていた血が抜けたからか、少しスッキリした。僕の上に立つ佐々木さんの顔を写真で見て、“この人、なんて楽しんでやがるんだ”と思った。今まで防衛してきたなかで、僕の原動力は怒りじゃないんだと感じた。悲しいことも楽しいこともありましたけど、全部おもしろがれる、楽しみに換算できる。そうしてやってきたからこそ防衛できていたと思う。それができてないから、この1ヵ月、気持ち、行動のなかでも窮屈に過ごしてしまった。この怒りをおもしろがれる、楽しめることが僕の強みだと気付きました。富士通では溜めた怒りを僕なりのエネルギーに換算して向かいい」と意気込んだ。

 ベルトが戻ってきたことについては、「タイトル戦をするのは決まってますから、おもしろがるしかない。あんなに手元にほしかったベルトが、ここにポツンとあるのはおかしいなと思ってます。でも、これは僕のですから、当然の形に戻っただけで、何かもっとこれがプラスになればいい」と語った。

 ここで佐々木から急きょビデオメッセージが届き、「ベルトはお返しします。今日は渋谷の街をバックにささやかなプレゼントを用意してます」と発言。

 すると、ひそかに会見場に足を運んでいたと思われる佐々木が突如現れ、上野を殴ってボコボコにして、ベルトを奪った。さらに、止めに入った今林GMにグーパンチを浴びせて、「ベルトは俺のものだ!」(佐々木)と叫んで、再びベルトを盗んで帰ってしまった。

 上野は「ムカつきますよね。でも、佐々木さんの楽しみも富士通で終わり」と発するので精いっぱい。

 これにより、大会当日は挑戦者の佐々木がベルトを持って入場する異常事態になる可能性が高くなった。

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