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　今回のＷＷＥ日本公演でようやくヒデオ・イタミ選手がＮＸＴスーパースターとして戦う姿を初めて見られることとなりました。初代ユニバーサル王者となったフィン・ベイラー（プリンス・デヴィット）。ゴールドバーグの１７３勝の連勝記録、ＣＭパンクの王座戴冠在位日数４３４日の記録も越えたアスカ（華名）。そしてＷＷＥのメインロースターデビューをＰＰＶ大会で果たし、その次のＰＰＶ大会ではメインイベントに出場したシンスケ・ナカムラ。この３人からはかなり差をつけられたようにも見えますが、実はこの３人もまだ到達していないレッスルマニアのリングにヒデオ・イタミ選手は立っているのです。
　その舞台はレッスルマニア３１のキックオフショーでのアンドレ・ザ・ジャイアント杯争奪バトルロイヤル。セス・ロリンズから早くもレッスルマニア出場を果たすことについて「君はクイック・マンだな」と声をかけられる一幕もありました。この試合への出場を賭けて行われたトーナメントでは、エイドリアン・ネヴィル（ＰＡＣ）、フィン・ベイラーと日本のファンにとっては垂涎のカードを勝ち抜き、見事にレッスルマニア・モーメントを体感したのでした。

ＮＸＴ２７２：２０１５年４月８日
ヒデオ・イタミ対エイドリアン・ネヴィル＠アンドレ・ザ・ジャイアント杯争奪バトルロイヤル出場者決定トーナメント
http://network.wwe.com/video/v64833683/milestone/524384083/?contentId=&contextType=wwe-show&contextId=

ＮＸＴ２７２：２０１５年４月８日
ヒデオ・イタミ対フィン・ベイラー＠アンドレ・ザ・ジャイアント杯争奪バトルロイヤル出場者決定トーナメント決勝
http://network.wwe.com/video/v64833683/milestone/524385383/?contentId=&contextType=wwe-show&contextId=

レッスルマニア３１キックオフショー：２０１５年３月２９日（１時間２５分くらいから）
アンドレ・ザ・ジャイアント杯争奪バトルロイヤル
http://network.wwe.com/video/v55572483?contextType=wwe-show&contextId=wrestlemania&contentId=115222042&watchlistAltButtonContext=series

しかしこの後、肩のケガや首のケガで2度の長期欠場を余儀なくされることとなりますが、復帰して間もなくＮＸＴ王座へ挑戦をかけた戦いを、これまた日本のファンにとっても魅力的なロデリック・ストロングとの対戦で行います。

ＮＸＴ３９１：２０１７年５月１０日
ヒデオ・イタミ対ロデリック・ストロング＠次期ＮＸＴ王座挑戦者決定戦
http://network.wwe.com/video/v1373605883/milestone/1397588783/?contentId=&contextType=wwe-show&contextId=

　そしてＷＷＥとの契約以来、最大の試合となったのがこちらのボビー・ルード戦。結果は残念ながら・・・ですが、体格差をものともしない戦いぶりはこれからの活躍にも改めて期待を大きくさせるだけの試合でした。余談ですが対戦相手のボビー・ルードの入場テーマ曲は中邑選手のために当初用意されたものだったのだとか。このまま使われたとは考えにくいですが、この曲で入場していたかもと思いながら見てみると面白いかも。
　惜しくもＮＸＴ王座戴冠はならず、かつてＮＸＴ５と呼ばれた他のメンバーであるケビン・オーエンズ、サミ・ゼイン、ネヴィル、フィン・ベイラーはメインロースターの中心となって活躍しています。忘れてはいけないのがそのうちのネヴィル、ベイラーには当時使用制限されていたgo 2 sleepなしで勝っているということ。お互いの成長はあるにせよ、メインロースターに登場した時には他のＮＸＴ５たちに追いつき追い越すだけの活躍も期待できそうです。

ＮＸＴテイクオーバー・シカゴ：２０１７年５月２０日

ボビー・ルード対ヒデオ・イタミ＠ＮＸＴ選手権試合
http://network.wwe.com/video/v1400730183/milestone/1429252783/?contentId=&contextType=wwe-show&contextId=