20年ぶりの『バッド・ブラッド』でCMパンクがドリュー・マッキンタイアとのヘル・イン・ア・セル!大流血戦は起死回生のGTSで激勝!

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 2004年以来20年ぶりに開催される『バッド・ブラッド』のタイトルを冠したPLEがジョージア州アトランタのステイトファーム・アリーナで開催された。

 今回もAbemaの無料放送での生中継となったが、そのAbemaプレミアムでは過去の『バッドブラッド』も視聴する事ができる。中でもアンダーテイカー対ショーン・マイケルズによる最初のヘル・イン・ア・セルマッチが行われた1997年の大会は、ショーンが実況席に落とされる衝撃的なシーンが語り草となった。またヘル・イン・ア・セル戦では翌年の『キング・オブ・ザ・リング』PLEでのアンダーテイカー対マンカインドも歴史的な衝撃シーンがあり、これもまたAbemaプレミアムで視聴できるので、これを機会に見てみてはいかがだろう。

 今回の大会ではホストとしてビアンカ・ベレア、ジェイド・カーギル、ナオミの3人が大会タイトルに合わせての真っ赤なコスチュームで登場し、開会宣言から最初の試合としてヘル・イン・ア・セル戦でのCMパンク対ドリュー・マッキンタイアをアナウンスした。ドリューは3回目のセル戦となりこれまで未勝利だが、対するパンクはこれまで4回のセル戦で2勝2敗としている。


 試合が始まるとお互い静かにリング中央に歩み寄っていくが、少し言葉を交わすとすぐさま激しい乱撃戦が始まる。ドリューがパンクを場外に叩き出すもここはパンクが主導権を握り、大きなダメージを与えておいてリング下からテーブルとイスを取り出していく。ドリューもリング下から工具箱を取り出すが、中にあったスパナを奪われ額に突き立てられてしまう。それでもドリューは場外戦でクレイモア(片足でのドロップキック)を炸裂させると,パンクを肩に担いでから金網に額から投げつける。この攻撃で流血したパンクを見てニヤリと笑ったドリューは、続けて鉄階段を使っての攻撃で大きなダメージを与えていく。
 リングに戻してからはスパナ攻撃からのクレイモアを狙うが、これはパンクが場外へのエスケープで回避。そして工具箱を使っての攻撃で反撃に転じていく。これでドリューも大流血となるが、そこを狙ってパンクは工具箱での攻撃を重ねていく。パンクはそこからランニング・ニーの連発からGTSを成功させるが、ドリューもフォールは場外へのエスケープで逃れる。パンクがドリューを場外から引き戻すと、一瞬の隙をついてのクレイモア。しかし追い打ちのクレイモアはかわされ、パンクにシャープシューターを決められてしまう。これをリングに転がっていたスパナを使って逃れると、お互いに最後の力を振り絞っての乱撃戦となるが、ドリューはエプロンからの場外に設置されたテーブルへのブレーンバスターを成功させる。
 ドリューは自身の腰へのダメージから苦戦するも、なんとか鉄階段をリング内に入れるが、ここで時間がかかった事によりパンクが起死回生のGTS。しかしドリューも鉄階段へのシェイマスの得意技であるホワイトノイズを成功させるが、パンクはアナコンダ・ヴァイスで反撃。これもスパナを使って逃れようとするドリューだが、これはパンクが阻止して逆にスパナを奪い取る。
 パンクはスパナ攻撃を一瞬躊躇したのか、その隙に急所攻撃を食らわせるとドリューは黒い袋を持ち出してくる。新たな凶器を取り出すのかと思いきや、二人にとって因縁のブレスレット用のビーズを大量にパンクの頭から降り注ぐ。
 とどめとばかりに狙ったクレイモアだが、これをかわされると自らが持ち込んだ鉄階段にしたたかに腰を打ち付けてしまうドリュー。パンクはドリューが悶絶する間に左ヒザにチェーンを巻きつけると、最後はそのヒザを顔面に叩きつけるGTSで完璧な3カウントを奪ってみせた。

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