新宿駅前で募金活動を行った自演乙や三崎和雄らが被災者にメッセージ!

110319_Oyama.jpg 19日、東京都新宿駅西口小田急百貨店前にて行われた『格闘家による東日本大震災募金活動』に参加した26人の格闘家の中から、発起人の大山峻護をはじめ、何人かの格闘家が被災者に向けてメッセージを送った。

大山峻護
「最初はあの、僕たち格闘家の仲間たちで何か出来ることはないかと考えた時に、街角で募金活動をすることでさらなる支援の輪が広がっていくんじゃないかと思いまして。皆に連絡をしましたら快く賛同をしてくれまして、いつの間にかこんなにすごいメンバーが集まってくれて、本当に感謝の気持ちで僕はいっぱいです。
 それで今回は、最初はMAKE THE HEAVENという知り合いの団体がやっているNGO法人に資金をと思ったんですが、あまりにもちょっと規模が大きくなったので日本赤十字社のほうに全額寄付させていただくという形で意思を統一しましたので、その辺もご了承ください。
 とにかく皆忙しい中、中には試合を控えている選手もいたりして、それでもあのなんか一生懸命声出してくれてるの見てなんか嬉しいですね。団体超えて1つになってくれてるので、なんか本当にいま心を1つにしなきゃいけない時だと思うんですよね。もう日本全国の人が1つにならなきゃいけないときだと思ってるので、それはもう政府もマスコミも一般の人も格闘技の皆もファンの人も、心を1つにして被災者の人が1人でも多く救われますように。そして元気のなくなった日本が更に復活できるように皆で頑張っていきたいと思いますので。
 これはやっぱり募金というのは1回だけのお祭りじゃないので、これからも有志を集めて続けていきたいと思っています」
――今回は予定よりも多く格闘家が集まったと聞いているが
「そうですね。最初は一緒に練習している仲間たちで連絡したんですけど、段々その噂が広まって輪がどんどん大きくなってきて、嬉しい悲鳴ですよね。お手伝いする人もどんどん増えてきて、このまま何人に膨れ上がってしまうんだろうと思うぐらいほんと皆熱いなと思って。嬉しかったです気持ちが」
――大林素子さんもこられてますが
「素子さんは僕の友達なんですけど、メールを見て格闘家じゃないんですけどお手伝いさせてくださいと言ってくださいまして。個人的な仲です」
――今後については街頭で行っていくのか、試合会場などでと考えているのでしょうか?
「やっぱり地道に駅前の募金活動する事がいいんじゃないかなと思ってまして。そういう地道な活動が何かさらなる支援の輪を、俺もやらなきゃという気持が日本全国に広まってくれてたらいいと思うので、はい。今後もこういう形でやっていけたらなと思います」
――今の時点で次の予定は?
「いまは原発の問題があるので、状況を見てですね。落ち着いてからやったほうがいいのか。その辺は様子を見て次の開催を決めたいと思っています」
――知り合いで被災なされた方とかは?
「そうですね、1人岩手に友達がいて、連絡がつかない人もいるので、心配してます」
――被災された方にメッセージをお願いします
「あの〜......格闘家、皆いまひとつになって頑張ってますので、希望の光をどうぞ消さないでくださいと。また平和になって僕達の試合を見に来てくれる日が来る事を楽しみにしていますと、心から応援してますと」

110319_Jienotsu.jpg長島☆自演乙☆雄一郎
――今回参加された経緯は
「そうですね、元々個人的に募金活動的な事はしてるんですけど、ちょっと大山選手から募金活動をするというお話を聞いたので、それやったら僕も、何か出来ることはないかなと思いまして」
――格闘家集まって募金活動されてこれだけの数が集まってますが
「やっぱ格闘家も何かしたいと思ってたんですよきっと。きっとそう思っててひと声、何か最後のひと声、最後の一歩がなかなか(出なかったん)だと思うんですよね。それを大山選手がしてくれて。皆がそういうことを、ボランティアというかチャリティーをやりやすい形にしてくれたと思いますね」
――スポーツ界じゃ大会を自粛する方向などに向いていますがそれについてはどう思われますか?
「まぁ電気とかに関してやっぱり節電ていうのは僕らが出来る、何ていうんですかね、小さいうちの協力やと思うんで。いまあんだけの電力を使う(プロ野球の)開幕戦はなんとかしてほしいなと。僕も阪神大震災被災してるからこそ余計に思いますね」
――その阪神大震災を被災してるからこそ被災者に伝えられることは。
「僕、阪神大震災の頃に、ちっちゃい小学生でしたけどやっぱ救援物資とか、色んな人の協力ってあったんですよ。近所の人がおにぎり作ってくれたりとかしてくれましたし。やっぱ皆が助け合うというか、皆が助けようと、阪神のときは皆が神戸を盛り上げよう、神戸を助けようというふうな気持ちやったんですね。今もそうやと思うんですよ。東北の人に色んな人、格闘技界をアスリート界も全部、色んな人が今日の東北を助けよう、東北に何か協力しようっていうふうなことを思ってる? そういうのを東北の人に分かってほしいし、それが募金という形になればもっといいかなと」
――被災者へ勇気付けるメッセージを。
「1人じゃないよって。皆日本中が東北のことを思って動いてると思います。僕らも頑張りますんで、東北の被災地の皆さんも頑張ってほしいです」
――今回でニコニコ本社での募金活動に続いて2回目となりますが今後も募金活動には参加していく?
「そうですね。ちっちゃい募金でしたけどコツコツやってるんで、まあお金の大なり小なりじゃないと思うんですけど、僕なりにそういう協力はしていきたいと思います」
――ブシロードレスリングに参加されるということですがそこでも何かをしようというお気持は?
「もちろんブシロードレスリングの会場でも募金のなにかしら協力できるようにお願いしていますし、今度大阪で個人的なイベントをするんですけど、そういったものでも募金箱的なものもありますし、僕のそういうギャランティ的な部分でもなにかしら協力したいなと思いますね」
――ブログでは参加を迷われているような感じがありましたが。
「そうですね、実際今日その募金の......なんていうんですかね、流れというか動きが若干その......赤十字じゃなかったっていうのが......初めの話では赤十字ではなかったので、まぁそういった面で、自分が責任を持てるのか? お金を協力してもらうのに、25%は活動費に当てるという団体だったじゃないですか? それについて自分的にムシャクシャしてたんですよね。だけど赤十字に変わっててよかったです」
――格闘技ファンにどのような協力をしてほしいか、メッセージをお願いします。
「募金活動もそうですけど、額じゃないと思うんですよ。なんか東北の人のために何かしようという気持ちが僕は大事だと思うんで。そういう気持ちを持ってそれが節電なり、募金なり、何かしらの形にしてもらえればなと思います」

所英男
――今回参加した経緯は。
「どう協力していいか分からないときに声をかけてもらったんで。何かでやっぱり協力出来たらなというのはあったんで、何していいか分からなくてという感じだったんで、すごい声かけてもらって嬉しい」
――お知り合いで被災された方とかは?
「僕は東北のほうには友達がいなくてですね、でも友達の友達だとか、そういう繋がってる人とかは被災されて大変だって聞くんで」
――どんな言葉をかけてあげたいですか?
「もう信じてというか、皆で助け合っていきましょうとしか言えないですね」
――募金活動が力になって勇気になると思うが。
「本当にちょっとだと思うんですけど、そういうのが色んなとこでやってると思うので、そういうのの積み重ねだと思うんで」

110319_Kohiruimaki.jpg小比類巻太信
――ご実家が青森という事ですがご家族とかは被災されたんでしょうか?
「一応地震が起きて、すぐに連絡をして連絡がついて、とりあえずは停電だけですんで。親戚も皆一応無事だったんで。でもやっぱり実家のほうは周りの人たちの災害が結構酷いんで、実家のほうもおにぎり作ったりダンボールにまとめて送ったりしてるみたいですね。自分も昨日は物資を集めて、箱四箱を友人が被災地に明日届けるので、直接車で届けてくれるんで箱四箱をちょっと準備して。今日これから物資を準備しようかなと思ってるんで。また明日運んでもらおうかと思ってます」
――物資とは?
「えーとね、とりあえず何か話を聞くと赤ちゃんのオムツだったりとかあとは食べ物。食べ物も色々あるんですけど、やっぱり手軽にとれるちょっと賞味期限の長いパンとかが一番いいなと思ったんで、そういうのも大量に準備して。で、4箱として送る」
――ご実家が壊れたりだとかは。
「実家のほうは大丈夫です。いまちょうど募金とかしてたんですけど、やっぱり岩手のほうとか結構いて、直接実家のほうに連絡つかないという方もいたんで、そういう人にはちょっとお話して、少しでも助けられるように頑張ろうかなと思って」
――この募金の前に個人的な活動というか善意の活動はされてたということですね。
「そうですね。友人を通して物資は送らさせてもらいました」
――直接大山選手からお話が来てということですか?
「そうですね、とりあえず今予定としては今日大山君と一緒にやって、来週辺りにUFCの秋山(成勲)さんと募金集めをまたやろうと思っています」
――場所などは?
「いま秋山さんの連絡待ちなんですけど、いまやってる状況です」
――被災地の方々に何かメッセージは?
「もう、僕も色々インターネット見たりだとか、色々調べてるんですけど、もうやっぱり一番は子供達が一番かわいそうだなと思って。だからもう何とか勇気! 勇気だけが......勇気を持って、とにかく生きることというのを希望に頑張ってほしいと思います。もう少なくとも一人一人が出来ること、少なくとも何とかやっていこうかなと思ってるんで、頑張ります」
――子供さん達に希望を与えるというのは子供達の気分が落ちてるだとかを感じることが多い?
「そうですね。やっぱりニュースだったり映像見たりとかで、一番に子供が大変だとよく聞くんで。昨日もそうですね、おしめだったりとか探して何箱か送って、やったりしてるんですけど。まぁとにかく現地に行ってる人がいるんですけど、もう間に合ってないみたいですよね、色んなものが。直接現地に行ってる友達の声とか聞いてるんで、何とか自分も現地に行きたいんですけど、いま出来ることをちょっとやろうと思っています」
――頃合を見計らって向こうに行こうと?
「そうですね、タイミングを見計らっていこうと思ってます」

金原弘光
「いま僕らが出来ることっていうのは節電と募金と、やっぱ僕らスポーツ格闘技選手なんで練習しかないんですよね。だから僕らが出来ること一生懸命やりますんで、被災者の人たちも一生懸命......いますごい辛いと思いますけどやっぱり頑張って、頑張るしかないんですよね。やっぱり寒い中、一晩でも過ごしてた経験僕も昔あるんですよ。あるんですけど寒い夜に一晩、そういうのやっぱ耐えられないと思うんで、本当に辛いと思いますが、僕らも微力ながら力になりたいと思いますんで。頑張ってください」
――個人的にこういうことをしていきたいっていうのは?
「そうですね、いま震災起きてからまだ一週間ぐらいなんでまだこうあちこちで活動的になってるじゃないですか。これ2カ月、3カ月とか時間が経つにつれてみんな忘れるんですよね。だからその時にちゃんと支援できるようにしていきたいなと思いますけど。だからその時間が経ってからですよね。風化してしまうんで。そんときに、いまボランティアとかやりたい人もいっぱいいるかもしれないけどその時間がたってからですよね。2カ月、3カ月じゃ元に戻んないですからね」
――参加された経緯は大山選手からのメールで?
「そうです。そうやってリーダーが、多分1人声かければやっぱ格闘技の選手って純粋な人が多いんで、皆バッと集まると思うんですけど、やっぱそういう言い出す人が中々いなくて。今回大山君がひと言かけたお陰で、こういう風に集まれたんでね、よかったと思います。基本的にやっぱ格闘技の選手って純粋な人が多いんで、すぐこういうのはいくらでも集まると思います。いくらでも」
――被災地の方へメッセージをお願いします。
「本当にとにかくすごい辛いと思いますが、もう頑張ってください。僕らも本当に力に、少しでも力になれるように応援しますんで」

110319_Kyoutaro.jpg京太郎
――今回募金活動に参加された経緯は。
「そうですね、いつも僕ら応援してもらってるんで。これでね、皆災害だということで、これはどうしょうもないことなんですけど、これでもう皆さんが困ってると言うか、生きるか死ぬかのやってる中で、僕らに何が出来るのかなってなるとね? 練習どうのこうのというよりも、こうやって少しでも困ってる人の被災している人に、何か身になるように出来るかなと考えた結果こうやって。ちょうど声がかかったんで、ちょうど良かったなと。思いが一緒だったんで。格闘家っていうのは個人競技なんで、人と関わることはないんですけど、こうやってこういう時こそ一緒になってやれば、素晴らしいパワーが生まれるんじゃないかなと思って、今日は是非参加させていただきました」
――その声というのは大山選手からですか?
「大山選手の知り合い、僕のトレーナーが大山選手とあれなんですけど、そっからきて声がかかって。是非やらしてくださいってことで、はい」
――今後も続けて行くと大山選手は仰っていましたが、今後も一緒にやっていく?
「当然。今回(の地震の被害)も戦後最大って言ってるやつなんで、たぶん早々なことじゃ復興しないと思うんで、俺も機会があったら是非来たいです。出来ることがあればするっていうのを僕はそう思ってるんで」
――被災地の方にメッセージをお願いします。
「僕らがそんなまだそこに実際行って見たわけじゃないんで。本当にとりあえず生きていてほしい。っていうのと、やっぱり気持ちもやっぱり落ちると思うし、生きる死ぬかの中でずっと戦っているというのは、ホント大変なことだと思うんですけど、やっぱり僕は生きていてほしいと思いますね、やっぱり。それだけですね。大変なことがあればいいことが帰ってくると思うんで、とりあえず生きててもらえれば大丈夫かなと思いますね」
――現在K-1が開催されないという状況もありますが
「K-1が開催されなくて皆が色々こう問題があったときに、こうやって地震も起きたんで。いまちょっと僕はそっちのほうタッチできてないんですけど。それだけはもうね、K-1という会社の問題なんで、僕らじゃどうしょもないんでね。でも僕らはK-1というのに育ててもらって、それですごい成長した部分はあるんで、どうにかしてやってほしいというのはあるんですけどね。時代が時代で、色々あると思うんでね。いまはもう練習して、いま出来ることをやるっていうのが仕事ですね」

110319_Misaki.jpg三崎和雄
――今回参加されたきっかけは。
「それは大山さんが。皆が皆同じ気持ちでいたと思うんですが、大山さんが発起人となって呼びかけた結果ですね。皆一気に人が集まってきたんで、もうこれは1人の力ではなくて、本当に皆が皆同じ気持ちを持って、この場に来たんじゃないかなと思います」
――それは三崎さんが何かやりたいという中できっかけになったと。
「そうですね。本当に大山さんとすぐにそういう話が出てですね、何かじゃあ自分たちで出来ることやりましょうという中で、こういった活動になりました」
――個人としてはなにかやっていきたいということは。
「そうですね。いま自分に出来ることっていうのは、まだまだ色々あると思いますけども、やっていきたいと思っています」
――被災地の方になにかメッセージを。
「ん〜そうですね、やっぱり現場にいる人たちっていうのは本当に厳しい生活を強いられてると思うんですけど、あのやっぱり同じ日本でですね、こういう土地でやっぱり同じ気持ちで戦ってますから。もう少し待っていてくれと言ったらおかしいですけども、必ず信じて、自分を信じて、そして日本を信じ、仲間を信じ待っていて欲しいなと思います」

関連記事: 大山峻護の呼び掛けに集まった26人もの格闘家が、新宿駅前で募金活動!

2011年3月19日 20:04
このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体