吉田の引退試合の相手として交渉していたヒョードルのほか、美人すぎる市議もASTRAに来場!

100425_Astra-News-1.jpg 25日、日本武道館で行われた『吉田秀彦引退興行ASTRA』。第5試合終了後の休憩明け、突如館内に『Enae Volare Mezzo』が鳴り響き、何とエメリヤーエンコ・ヒョードルが姿を現した!

 "60億分の1の男"のサプライズ登場に場内が沸き上がる中、笑顔でリングに上がったヒョードルは「コンバンワ。日本が大好きなので、また日本に来られて嬉しく思っています。ヨシダサンが引退すると聞いて、これは応援に駆け付けないと、と思って日本に来ました。ぜひヨシダサンを応援しましょう。そしてヨシダサンの勝利を願っています。今度は日本に試合をしに来たいと思っています。私のことを覚えていてくれて、また応援してくれてありがとう」と挨拶してリングを降りた。
 大会終了後、ジェイロックの國保尊弘代表は「いまだから言いますが、大物外国人として最後まで(吉田の引退試合の相手に)交渉したのはヒョードルでした」と明かした。日本で試合を行うことを希望しているヒョードルだが、國保代表によるとヒョードルが所属するM-1グローバルとしては、契約上日本で試合をするのは問題ないという。そこで吉田秀彦の引退試合の相手としてオファーをしていたが、ヒョードルの拳のケガが最大のネックになったという。グラップリングルールに変更することで実現させることも検討されたが、吉田としても「最後は総合ルールでやりたい」という気持ちがあり、最終的に吉田vs.ヒョードルは断念。
 しかしヒョードルが「吉田の最後の試合ならぜひ行きたい」と強く望んだため、来日してファンに挨拶することが実現した。報道陣からは今回の交渉で、せっかく國保代表にはヒョードルとのパイプが出来たのだから、今後日本でのヒョードルの試合をプロデュースするようなことはないのかという質問も飛んだが、國保代表はあくまでもヒョードルはM-1グローバルの所属選手だし、「我々がASTRAなど継続状態でやるなら考えますが、現時点ではまったくの白紙状態です」と答えるに止まった。

100425_Astra-News-2.jpg また、吉田秀彦の引退試合ということもあり、オープニングでの開会宣言をPRIDEでもリングアナを務めていた村上ショージさんが、メインイベントの前に行われた国歌独唱をチャゲ&飛鳥の飛鳥さんが、メインイベントの特別リングアナをつんく♂さんが、それぞれ務め会場を盛り上げた。
 さらにジェイロックとマネジメント契約を締結したことが話題を呼んだ、"美人すぎる市議"こと藤川優里さんと、お笑い芸人ネプチューンの名倉潤さんが、メインの試合前に吉田と中村和裕に花束を贈呈。藤川市議はインタビュースペースにも現れ、吉田に向かって「2日前に『一番寂しいのは僕です』と言ってましたが」と質問。吉田は「今は試合を終わったばかりで寂しい気持ちと、また頑張らなきゃなという気持ちがありますね。後はカズたちがこれから頑張ってやっていってくれると思うんで、安心して次の道に進みたいと思います」と答えた。
 また、一部では元横綱の朝青龍も来場するという噂があったが、國保代表によると大会開催を知った朝青龍サイドからは「24か25日頃に日本に行くので会場に行きたい」という話はきていて、先日日本に来日していたようだが、数日でモンゴルに戻ってしまったという。事前に「自分が行くと迷惑をかけるんじゃないか」という話もしていたようだが、最終的には連絡がなかったとのこと。

リンク: 2010年4月25日、日本武道館『吉田秀彦引退興行〜ASTRA〜』

2010年4月26日 03:00
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