新日本のリングで『アメトーーク』がイベント開催!"悲劇のマスクマン"も乱入!

100131_ametalk-1.jpg 31日、新日本プロレスのディファ有明大会開始前、テレビ朝日『アメトーーク』のDVD発売記念イベントが行われた。リング上に『アメトーーク』司会の雨上がり決死隊が登場すると、プロレスファンは2人を大歓声で歓迎。そしてイベントを記念して駆け付けた"豪華レスラー"という前フリで呼び込まれたのが、藤波辰爾...のモノマネをしたユリオカ超特Qと、武藤敬司...のモノマネをした神無月というプロレス大好き芸人。

 雨上がりによると『アメトーーク』のスタッフは元々プロレス中継のスタッフということもあって、プロレス好きが多いのだそうだ。そのため新春SPではついにプロレス好き芸人がゴールデンタイムに進出! そして発売されたばかりのDVD7巻には、「俺たちのプロレスオールスター戦」の回が収録されている。
 さらにユリQによるとゴールデンタイムで放送された反響としては、有線放送で『マッチョドラゴン』をよく聴くようになったそうだ。そんな話をしていると、番組内で"悲劇のマスクマン"として紹介されたエル・サムライとスーパー・ストロング・マシンが乱入! 何も聞かされておらず、プチどっきり状態の雨上がりに対し、マシンは「額を見てみろ、平田じゃねぇだろ! 勝手なことばっかり言いやがって! もっと俺の映像出せ」と言いながら額に入った「平田」の文字にバッテンが入ったマークを指差し、観客の笑いを誘った。
 一方、マイクを渡されたものの一向にしゃべる気配のないサムライ。芸人たちが一斉にツッコミを入れるとサムライは「しゃべるのは勘弁してください」とドギマギしながら返すのが精一杯。すかさず宮迫から「サムライさん、声枯れすぎ! 顎髭に白髪蓄え過ぎでしょ!」とツッコまれ、観客は大爆笑! さらにサムライは番組で取り上げられた反響を聞かれると、「たぶん近所の人も見たと思うんですけど、何も言ってきません」と寂しげに答え、存分に"悲劇のマスクマン"っぷりを見せつけた。

100131_ametalk-2.jpg また、悲劇のマスクマンと紹介されたことに、マシンが「俺らが凄い情けないみたいじゃねぇか!」と抗議。すると、雨上がりは「すべての苦情はくりぃむしちゅ〜の有田(哲平)君に言ってください」とうまく回避してみせた。
 ご機嫌を取るように新発売のDVDを雨上がりからマシンとサムライにプレゼントしたのだが、その瞬間、神無月が長州力のモノマネで「何をやってんだお前、貸せコラ!」と言いながらサムライからベルトらなぬ、DVDを取り上げるというアドリブを見せると、サムライはまるで"あの場面"を再現するかのように呆然と立ち尽くした! その場面を見て観客も大爆笑!
 さらにサムライが「帰って(DVDを)1人で見ます」と言うと、芸人からは一斉に「なんで1人で?」と突っ込まれたのだが、サムライが「いろいろ事情があるので......」と口ごもっていると、宮迫が「聞かなくていいです! 絶対悲しい事情に決まってる!」と悲劇のマスクマンをフォローした(?)。そして最後はリング上の芸人とレスラーが『アメトーーク』と新日本プロレスのコラボTシャツを観客にプレゼントして、イベントは大盛り上がりで終了した。

100131_ametalk-3.jpg イベント終了後、囲み会見を行った雨上がり決死隊と神無月、ユリオカ超特Q。宮迫が「本物のリングに上がる機会なんてないので、非常に楽しかったです」と感想を述べると、蛍原も「ええ経験させてもらいました」と笑顔。全日本プロレスのリングでは試合もしている神無月は、「この格好でTシャツも脱がずにトークだけするっていうのは初体験でした」と語ったものの、「元々は新日を見て育ったので」と感動した様子。ユリQは「いつもスタジオでやるときは、若い女の子は僕のことも藤波さんのことも知らないけど、今日は2つとも知っていたので、今までで一番ウケたし、一番やりやすかったです。プロレスファンは暖かいなと思いました」と独特の感想!
 さらに宮迫は「昔はゴールデンタイムでやっていたし、僕らもプロレス世代。アメトーークには濃い人が来るんで、あまり言えなかったですけど、僕も藤波さんの大ファンだったんで」と、実は子供の頃はよくプロレスを見ていて、藤波のファンだったことを告白。実は飛龍革命もオンタイムで見ていたという。それを聞いたユリQはすかさず藤波のモノマネで「うん、嬉しいよね」と返す。
 そして新春SPでは爆笑の連続だったサムライと実際に対面した感想を、「あんな面白いキャラだったとは!」「いいですよねぇ。人の良さが出てますね」と芸人さん一同大絶賛! 宮迫は「でもたぶんマスクを取ったら喫茶店のマスターにしか見えないと思います!」と言って爆笑を誘った。さらにベルトの代わりにDVD奪い取りの場面を再現した神無月は「(DVDを)取った瞬間、サムライさんが仕掛けて来るかなと思ったんですけど、やっぱり同じように呆然としていたんで。俺、素人だからやっちゃってもいいのに! 僕は逆にリアクションを待っていたんですけど......」と芸人さんの予想をも上回る行動を見せたサムライにお手上げ状態!
 一方のマシンについては宮迫が「平田バツってネタにもなさっているので、いいんじゃないですか(笑)。持ちネタっぽくて」と語り、マシンに向かって藤波のモノマネで「お前、平田だろ」と実際に言ってみせたユリQは「たぶんマシンさんもいろんな方に『平田だろ』って言われたと思うんですけど、僕が一番25年前を忠実に再現した声でやったので、すごくドキッとされたと思います。僕としてはゴールデンの生中継で見ていたので、嬉しいですね。まさかこんな日が来るとは!」と渾身のモノマネが出来て感動しきりだった。と、すっかりネタにされた"悲劇のマスクマン"だが、そういった名場面の再現がすぐにウケるということは、観客が『アメトーーク』を本当に見ているんだと芸人さんたちは実感できたそうだ。

リンク: NEW JAPAN ISM

2010年1月31日 20:01
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