スターダム
スターダム100回記念大会
日時：11月4日（月・祝）開始：12:00
会場：後楽園ホール

▼彩羽匠試練の10番勝負 第1戦 15分1本勝負
彩羽匠
vs.
松本浩代（エスオベーション）

▼「世界で一番強くなりたい！」プレゼンツ
　100回記念ユニット対抗戦 タッグマッチ20分1本勝負
［たわしーず］脇澤美穂／岩谷麻優
vs.
［川崎葛飾最強伝説］夏樹☆たいよう／世IV虎

▼アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
［王者組］米山香織（フリー）／宝城カイリ／夕陽（ZERO1野良犬道場）
vs.
［挑戦者組］木村響子（フリー）／アルファ・フィーメル／ザ・フィーメル・プレデター"アマゾン"
※第2代王者・米山＆宝城＆夕陽の3度目の防衛戦

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
［王　者］ダーク・エンジェル
vs.
［挑戦者］安川惡斗
※第2代王者エンジェルの4度目の防衛戦

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
［王　者］紫雷イオ
vs.
［挑戦者］高橋奈苗
※第3代王者イオの3度目の防衛戦

　白いベルト4度目の挑戦となる惡斗は「これをアタシは4度目の正直にしてみせる！　それで愛川ゆず季にアタシの腰にベルトを巻かせたい！　だから愛川ゆず季、会場にニューチャンピオンの晴れ姿を見に来いよ！」と初代白ベルト王者にして、惡斗にとっては因縁の相手である愛川ゆず季さんに来場を要求。ロッシー小川代表は「一応、打診してみます」とのこと。

　彩羽匠は自ら志願した試練の10番勝負が今大会からスタート。小川代表によると、10番勝負の相手は、世IV虎や夏樹などまだ対戦したことのない所属選手のほか、普段はあまり絡むことのない外部の選手を予定しているとのこと。
　そこで気になるのは、前日11・17センダイガールズ後楽園大会で、対戦相手だったダンプ松本からの要請による"憧れ"の長与千種への弟子入りの件だが、彩羽は「何か伝授していただけたらなと思っています。そのためにももっと頑張っていきたいと思います」と語り、小川代表は「突然リング上でそんな話になっていたので、『えっ、聞いてないよ！』って（長与に）言ったら『それが全女じゃないの』って言われたので（苦笑）。何が起こるか分からないところがまた面白さであるから、こういう10番勝負をやるならすぐじゃなくてもいいし、長与千種の気持ちでいいから伝授してもらって、10番勝負を完走してほしい」と、10番勝負期間中に何らかの接触がありそうな予感をさせた。
　また、第1戦の相手である松本が、11・17仙女の後楽園大会で超世代闘争に関して「松本浩代を舐めてんじゃねぇぞ！」と発言していたこともあり、厳しい攻撃が予想されるがと聞かれた彩羽は「思いっきり厳しく来てもらって構わないです」と強気な発言。彩羽vs.松本のシングル初対決には、中間世代vs新星という一面も出てきた。

　中間世代といえば、メインで5★STAR GP2013覇者である高橋奈苗の挑戦を受けるワールド・オブ・スターダム王者の紫雷イオも、会見の中で「高橋奈苗は女子プロレスの歴史を背負っている、そういうふうに私は思いました。それに対して、自分は何を背負っていこうかなって思ったときに、私は女子プロレスの未来を背負います！　高橋奈苗は歴史を、私は女子プロレスの、スターダムのこれからの未来を背負って闘っていきたいと思います。（17日の仙女で）『中間世代、お前ら何をやってんだ？』と里村明衣子さん、アジャ・コングさんがおしゃっていましたけど、中間世代......私、そうだと思っています。何やってんだって言われてますけど、やってやりますよ！　高橋奈苗との防衛戦、すっごい試合やってやって、ベテランを引退させる......と、まではいかなくとも黙らせてやりたいと思います。高橋奈苗vs紫雷イオ、きっとそれが出来るカード、試合だと思っていますし、そうしてやります」と語った。
　奈苗も「10月1日今井さん追悼興行で自分の中にあった歴史を......私は常々口に出すことはしなかったんですけど、やっぱり大きな全女魂っていうものを再認識して、昔を背負いながらもいま進化している女子プロレスっていうものを見せられたと思っています。平成生まれのぬくぬくした緩い紫雷イオなんかに負けてしまったら、私は終わると思いました。だから、これはある意味、大きな世代闘争にもなるんではないかと感じています」と、この赤いベルト王者vs.5★STAR覇者＆中間世代vs.重鎮という大一番に「負けたら終わる」という覚悟を持って挑むという。