四冠王者ヘイリーがミスシェフ相手にREMIX女子王座の初防衛に成功!夕陽が火の鳥プレスを初公開!

121007_Joshi4Hope4-1.jpgJoshi 4 Hope
Joshi 4 Hope Ⅳ
日時:10月7日(日)開始:17:00
会場:キネマ倶楽部
観衆:212人

 7日、東京キネマ倶楽部で開催された『Joshi 4 Hope Ⅳ』。これからの女子プロレス界を背負う4人=松本浩代、大畠美咲、中川ともか、栗原あゆみを中心メンバーとした女子プロレスイベント『Joshi 4 Hope』だが、4回目となる今大会には、アメリカからREMIX女子王者のヘイリー・ヘイトレッドや米ROHに参戦経験を持つミスシェフらが来日。

 さらに今大会にはホープという言葉がピッタリの17歳、ZERO1野良犬道場の夕陽が初参戦。日高郁人と小林聡の教え子である夕陽はデイジー・ヘイズの教え子であるベーダ・スコットと対戦。
 初来日のスコットはメガネ姿にミニスカートという、アメリカ版腐女子的なたたずまい。しかしなんといってもこの試合の最大のインパクトは夕陽がフィニッシュで見せた450°スプラッシュ。完璧すぎるフォームでスコットをKO。夕陽にとって、今後の強力な武器になりそうだ。

121007_Joshi4Hope4-2.jpg メーンイベントでは去る8月4日のREMIXにおいてサッシ―・ステファニーを破り、REMIX選手権の新王者となったヘイリー・ヘイトレッドが、ここ数年でSHIMMER世界王座やNWA世界女子王座を奪取するなどトップレスラーとして活躍しているミスシェフを相手に王座防衛戦を行った。6年ぶり来日となったミスシェフだが、貫録も十分増した。
 ヘイリーはパンチ、キックのコンビネーションで強さを全面アピール。ミスシェフはグリーンミスト(毒霧)で流れを変えようとするもレフェリーに誤爆。その間にディセクレーターを決め、ヘイリーからのフォールを狙うも、レフェリーのダメージが深く、カウントすることができず。息を吹き返したヘイリーはラリアットの連発からランニング式のライガーボムで3カウント。REMIX王座初防衛に成功した。
 「グリーンミスとを食らっていたら危なかったけど、彼女はあれで流れを変えるのが得意なことはわかっていたから警戒していてよかった。このベルトと、ハイブリッド、TLW、トライアングルリボン、すべて防衛し続けて4冠王であり続けたい」とヘイリーは4本のベルトを手に語った。

121007_Joshi4Hope4-3.jpg また、今月末よりアメリカ〜カナダと遠征をする松本浩代&水波綾は、壮行試合として中島安里紗&勇気彩と対戦。同期4選手による顔合わせとなった。松本と中島は互いに髪を乱しながらなぐり合うほどの壮絶な戦いを見せる。松本&水波の連携も見事に冴え、最後は松本が完璧なバックドロップで勇気を仕留めた。
 一方、アメリカ遠征に行く中川ともかと桜花由美も壮行試合を行った。中川は初来日となるシ・ネ・ネと、桜花はアイスリボンの成宮真希と組み対戦。シ・ネ・ネは全身を包みこんだ豹柄コスチュームが個性的。中川がうまくコントロールして、チームぶりも上々。最後は中川が成宮からギブアップを奪い、アメリカ遠征へ弾みを付けた。

※全試合の簡易詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 チャレンジマッチ 20分1本勝負
○夕陽
6分10秒 ファイアーバードスプラッシュ→片エビ固め
●ベーダ・スコット

▼第2試合 中川ともか&桜花由美アメリカ壮行試合タッグマッチ 20分1本勝負
○中川ともか/シ・ネ・ネ
16分28秒 CRB
桜花由美/●成宮真希

▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○栗原あゆみ/飯田美花
15分32秒 裏投げ→体固め
Leon/●勝愛美

▼第4試合 松本浩代&水波綾アメリカ・カナダ壮行試合 20分1本勝負
○松本浩代/水波稜
15分37秒 バックドロップ→体固め
中島安里紗/●勇気彩

▼第5試合 REMIX Women's Championship 20分1本勝負
[王 者]○ヘイリー・ヘイトレッド
17分12秒 ランニング式ライガーボム→エビ固め
[挑戦者]●ミスシェフ
※王者が初防衛成功

【記事提供/エスオベーション】

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