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【学生プロレスサミット2014】各団体インタビュー④

【学生プロレスサミット2014】各団体インタビュー④

学生プロレスサミット2014

各大学のプロレス同好会・研究会が一同に会す『学生プロレスサミット2014』が、今年も2月28日に開催される。
2008年に復活した学生プロレスも今年で6年目。去年に引き続き『KWF九州産業大学プロレス研究部』が参戦! HWWA(一橋大学世界プロレスリング同盟)も久々に参加する。

毎年恒例となったバトル・ニュースによるインタビューももちろん実施! 『学生プロレス』という青春を謳歌している選手達のパッションを是非感じて欲しい。

4回目はSWSガクセイプロレス(東京都多摩地域のプロレスサークル)の2人にインタビュー。
SWS世界三冠統一ヘビー級王者であり、学プロ界隈のみならず多方面でそのキャラクターを発揮するダイヤモンド☆フユカイ選手と、去年のメインイベントの『魂伝承マッチ』にて先輩たちから勝利し、学プロ界を背負ってきたハミチツ二郎選手が思いの丈を語る!【取材・文/執事記者つばさ】

SWSガクセイプロレス編

ダイヤモンド☆フユカイ

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――まずは、なぜ学生プロレスの道へ?

「学生プロレスをはじめたキッカケというのは、僕、高校3年生の時には大学行く気なかったんですよ。大学行く気なくて、親のために地元・長野県で公務員になってとか考えてたんですけど、その時ぐらいにちょうど深夜に『ワールドプロレスリング』で棚橋(弘至)さんを見て。ちょうど高校が楽しくなかった時期だったんで、カッコイイな、こうなりてぇなって、棚橋さん見て憧れてしまって。プロレスってものをそこで初めて知って、自分もプロレスをやってみたいなという気持ちに変わりまして。担任にも『大学は出ておけ』と言われまして、大学に行けば学生プロレスができる、じゃあ帝京かと思い入りました」

――帝京にSWSがあることは知っていたと。

「学生プロレスで調べて、SWSとかUWFとかあって。勉強はあんましてなかった自分が夏ぐらいから頑張って、帝京に受かるぐらいになって。センターで入ったんです」

――SWSに入ってみての印象はいかがでした?

「学生プロレス団体を知ったのが、2011年の学生プロレスサミットのホームページからなんですね。そこを見て児ーポ監督とかマラデカイとか潮吹豪とかがいて。そっから考えていたイメージとは特に変わらなかったですね」

――他団体と比べてはどうでしょう?

「UWFは体育会系で、緊張の糸が走っている。たまに僕もUWFで練習すると、やっぱ体育会系の練習いいなと感じますね。月に何回かはそういう間合いっていうか、取り合いじゃないですけど、そういうのを味わっておかないと鈍ってしまうっていうんですかね。SWSの練習もいいですけど、UWFのようなバチバチとしたガッチリとした組み合いも大事だと感じてます」

――現在、SWSのチャンピオンですが、チャンピオンになってみて気持ちの変化はありました?

「元々入団した当初から児ーポ監督が巻いてる三冠ベルトにほんと憧れてて。夢だったんですけど、ハミチツ二郎さんから獲って夢が叶って……やっとテッペンに立てて、本当に嬉しいし、これから引っ張っていかなきゃいけない自覚も生まれてはいるんですけど……。周りから『フユカイさんは…』って、白い目で見られがちだったり、ちんことみつきのインタビューじゃないですけど『同期の中で一人浮いてる』とか(苦笑)。常軌を逸しているというか、アブノーマルだみたいな? 『あいつはちょっと人と違う』みたいなことを言われがちですけど……」

――自分の中ではそう言われることに対して、どう思っています?

「どこか……どっかで人を不愉快にさせてるんじゃないですかね。言語だったり、一挙手一投足みたいな行動が、普通の感覚じゃないんじゃないか、みたいな?(苦笑)いや、自分自身こういうふうに言われて、初めて気付くこともあるんですけど、やった瞬間「あっ、いけね!」って思っても、もう白い目で見られてて「アーッ」ってなったりとか。自分では普通とは思ってるというか、断言できないですけど、非常に難しいですね、人付き合いは。先生から言わせると『バカ正直』。でも周りの同期から言わせると『不愉快』だよね、『(常軌を)逸してるよね』って言われちゃうんです。自分で言うのもアレですけど、根はふざけないっていうか……」

――不愉快はキャラクターとして確立させる方向ではなく、自分ではなおしていく方向なんでしょうか?

「元々リング上でドヤ顔とか、フユカイムーブとかやっていた時期もあったんですよ。でも周りから信頼も得ていかないと、やっぱり学生プロレスは終わった後のこともありますし、その後サークルの付き合いもあるから、ちょっと……なんですかね。そろそろ白い目では見られたくないなと。後輩も僕のことをバカにしがちですからね(苦笑)。雪の日も坂を降りてたら、後ろから雪玉が飛んでくるみたいな。同期の水嶋ヒロ斎藤にいたっては至近距離からぶつけてきたり。水嶋ヒロなんかはヒンドゥー・マーダーズで、カリスマで、自分の軍団を仕切っていて慕われてて。そういう意味ではあいつのことはいいなと思うんですよ。俺なんかは棚橋さんじゃないですけど、誰が(セコンドに)つくのかというセコンド問題もありましたし、タッグパートナーもいねーじゃねぇかとか。それがスパンキングストンとの防衛戦とかも、スパン軍として相手にはちんことみつきとカリト・カリビアンコムがセコンドについて、フユカイは誰がつくの? みたいな。結果、試合のときにはTENGA鉄道69さんとNONKE論外さんが助けに来てくれて非常に嬉しかったです! あぁよかった! 来てくれた〜って。1年生の徳川year!ass!君も反則フォールの瞬間を(写真で)撮っててくれたりして。僕への行動が(慕っていることの)裏返しなのか、ガチなのか、ちょっとそこは不安ですね。本当に嫌ってるのか……まぁ本当に嫌ってる部分はあると思うんですけど、そういうふざけてやられるのは不安になりますね」

――Twitterでは、つぶやいてすぐ消す“ツイ消し芸”もありましたが。

「あー、ありましたね! いや、(Twitterで)つぶやくじゃないですか。つぶやいて反応が悪かったり、『どういう意味?』みたいな反応があると……いや、でも最近は消してないので(苦笑)。いやー、ツイ消し芸! お家芸みたいな!? いや、本当に反応がまずかったり、波紋を呼ぶと消すんですけど、いまってスクショ(=スクリーンショット)があるじゃないですか? スマートフォンで魚拓取られてて『お前、なんだこれ?』みたいに、あとから茶化されたり弱みを握られたりしがちですね」

――あれは不安になって消してたんですね?

「不安になって、これは今後に影響出るんじゃねぇの?みたいに不安でしたし、今後の関係も危ういんじゃねぇかなと思って……。スパンとかちんことみつきとかは、尻職人とかJKに絡んだりしてますけど、俺はちゃんとTwitterやってる。ちゃんとTwitterやってるってのもおかしいですけど(苦笑)、そこは弁えているつもりです。スパンとかすごいですよね? バシバシつぶやくじゃないですか。彼のフォロワーにも学校の友だちとかいるはずなんですけど、プリキュアうんぬんとかつぶやいていて。僕も学校の友だちはフォロワーにいるんで、あんまり仮面ライダーがどうとかがタイムラインに並んじゃうと迷惑かなって。本当はバーって書きたいんですけど、そこはいろいろフユカイなりの気遣いみたいな(笑)。そこはちょっと考えすぎてしまう部分で、就活でも短所に書かれていたり……」

――就活はいま真っ最中?

「真っ最中ですね。今日もスーツを脱いで一旦着替えてからここに来ました。説明会やって昼まであって、模擬面談やってもらって。そして、ここに来てバンプとるじゃないですか? 『あー、生きてる! あー、楽しい!』って(笑)。いまはプロレスにストレス発散を求めてますね」

――現在就活中という事ですが、プロに関してはどう思われてます?

「就活に絞って動いていますが、あわよくば長野県でUターン就職をして、信州プロレスに行ってみたいなという感じですね。でも代表のグレート☆無茶さんには、『もし(信州プロレスで)やるんだったら体重を落として、ストロングじゃなくてコミックで』みたいに言われてます(苦笑)。ダンプ松本さんとHWWAのOBも面白くやって、僕とか学プロ勢はバチバチやってたんですけど、『フユカイ君は欲しいけど、ストロングはちょっとね』と言われてしまって。でも1回、地元凱旋(試合)はやってみたいですね。いま三冠ベルト持ってますし。信州プロレスは長野県のビッグハットっていう、長野オリンピックでも使った会場で毎年やるんですよ。長野県中からビッグハットにお客さん入れて、長い花道作って、そこで試合するんですけど、そこに初代タイガーマスクさんとか長州力さんとか藤波(辰爾)さんとか呼んで試合して、そこで三冠ベルトもって僕も!みたいなことを言ってるんですけど、なかなか(苦笑)」

――でも信州プロレスさんにも出場されていましたよね。

「夏にオファーが来まして、僕と草プロレスの方と行って。UWFのOBで信州プロレスに入団した方もいらっしゃって、ビアガーデンプロレスという催しで。新潟プロレスさんと、アイスリボンさんと、学プロ・アマチュアと、覆面マニアがいらっしゃって、お祭りみたいな形でやりましたね」

――今回の学プロサミットも超満員札止めが決まっていて、相手が関東勢ではなくKWFの選手と闘うわけですが。

「赤井そらとは去年はじめて会いましたね。彼、真壁(刀義)選手が好きで、俺は棚橋選手が好きなんで『来年やりたいね。棚橋vs.真壁でやりたいね』って言いながら、サミットが終わったあと、水道橋の闘魂ショップの前でお互い好きな選手のポーズで写真を撮ってたんですよ。それが今年になって試合できんじゃん! って。僕は念願叶って、非常に嬉しいですけど、僕はいまチャンピオンなので。関東代表として三冠背負ってるんで、SWSの児ーポ監督さんとハミチツ二郎さんから引き継いできたSWSヘビー級のバチバチとした試合で沸かしていきたいなと思っています」

――関東勢との違いは感じますか?

「いやぁ……喧嘩慣れしてますよね。向こうは真壁風のチェーンを持っているんですけど、試しに手首に巻いて試合してみようってふざけてやったら、何かもうどうしたらいいんだって。モタモタしてたら一瞬で首に巻かれてしまって。北九州は喧嘩慣れしてるのか、僕は経験がなくて。あとは向こうも前に前に来る選手なので噛み合うとは思いますけど、やってみないと分からないので、そこはゴングが鳴るまで楽しみですね。向こうは真壁で来ると思いますが、試合後は僕が『愛してまーす!』とやるつもりなんで。最後に勝って愛を叫ぶのは僕です」

――やはり愛は叫びたいと。

「ブーイングこなければいいですけどね(苦笑)。セコンドにアンチフユカイとかがいなければいいなぁと。でも棚橋選手も一時期嫌われてましたけど、いまはあれだけ愛されてるんで、僕も愛されたらいいなっていう感じですかね」

――最後にこれを読んでくださってるファンにメッセージを。

「当日お客さんいっぱい来てくれて、札止め……経験したことがない札止めで、本当に楽しんで帰って欲しいし、学生プロレスをそこで知って、やってくれる人も出てきてくれたら嬉しいし、プロレスがもっと根付いてくれたら嬉しいし。その中でフユカイのことも応援してくれたら嬉しいです。学生プロレスファンの皆さん、愛してま〜〜〜〜す!」

ハミチツ二郎

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――去年の学生プロレスサミットでは『魂伝承マッチ』で先輩たちから勝利し、今年は先輩側として後輩たちの壁になるわけですが。

「そうですね。去年、4年生の先輩方と試合した時に、やっぱり本気で先輩をぶっ倒して世代交代を成し遂げたんで、2年生もそれぐらいの自分たちを潰す気持ちで試合に臨んで欲しいですね。自分たちも本気で、2年生を潰すぐらいの気持ちで試合をやろうと思います」

――魂伝承後、SWSへの気持ちで変わったものはありました?

「実際4年生になって、一番最高学年になったんですけど、やっぱり後輩と出来るだけ多く試合したいなという気持ちになりましたね。やっぱり自分たちも先輩方に色々教わってここまで成長できたので、自分も後輩に教えることであったり、気持ちの面であったり、プロレスの技術の面であったりを、自分が引退するギリギリまで後輩たちを教えたいと思います」

――この4年間でSWSという団体自体が変わってきたものってありましたか?

「去年引退した潮吹豪さん(現ユニオンプロレスの三富政行)が、プロレスの練習とは別にトレーニングを多くする方だったんですけど、自分たちも練習だけじゃなくて体づくりも大切なんだなと思いました。同期とかが豪さんの刺激を受けて筋トレをするようになったので、自分たちも同期に負けないようにトレーニングするようになりました」

――SWSは自由なイメージがありましたが、潮吹豪選手の影響は大きかったんですね。

「そうですね。それでもSWSらしさっていうのは持ってないとなというのはありましたけど、そのSWSらしさに加えて、体づくりも取り入れていこうかなというのはありましたね。やっぱり他団体に負けたくないという気持ちはすごくあったので。SWSらしさも保ちつつ、ちょっとずつ変わっていったのかなとは思いました」

――なぜ学生プロレス団体の中でSWSに入ろうと思ったのでしょう?

「元々自分は帝京大学に入ろうと思ってたんです。自分は指定校推薦で大学に入ったんですけど、去年まで指定校推薦で帝京大学がずっとあったんです。だけど、たぶん自分の一つ上の先輩がやらかしまして(苦笑)、自分の高校に(帝京の)指定校推薦が来なくなっちゃったんですよ。で、ヤバイどうしようって考えてて、たまたまSWSガクセイプロレスのホームページを見たら、拓殖大学の学生だったんですけど、アナル・ホーリアさんっていう方が拓殖大学の4年生にいるってことが分かって。じゃあ拓殖大学入って、SWSに入ろうかなって思いましたね」

――では高校の時から学生プロレスに入るのを決めていたと?

「そうですね。高校二年生の時ぐらいに学生プロレスの存在を知りまして、UWFさんであったり、NUWAさんだったり、HWWAさんとか色んな団体を調べて。その中でSWSガクセイプロレスを見つけて。Youtubeとかでも一番多くアップされていたのが、SWSガクセイプロレスの動画だったんで、一番大きいのがSWSかなと思ってSWS入ったんです(笑)」

――当時Youtubeで一番見ていた学生プロレスラーは誰だったんでしょう?

「当時は上野クリニックHKさんの動画が一番Youtubeに上がってましたね。あとはやっぱりエロワード・ネゲロさん(冨永真一郎)だったりとか、偉大な先輩の動画が上がってたんで。SWSに入ってプロレスがしたいなって高校3年生の時思ったんですよ。でもいざ大学受験になった時に、帝京大学の指定校推薦がなくなってたんで非常に焦ったんですけど、まぁなんとか拓殖大学に指定校推薦いただくことが出来まして。大学入学してすぐにSWSの門を叩いたという感じですね」

――入ってみていかがでした?

「もうちょっと練習とか厳しいのかなと思ってたんですけど、意外とそんなこともなく。やっぱり基礎とか受け身とかブリッジだったりとかはやるんですけど、その他の練習は楽しくできて。やっぱり1年生で入って、ずっとこのサークルにいようと思いましたね」

――SWSの中ではパワーファイターは珍しいと思うんですが。

「そうですね。SWSはジュニア枠がすごいいらっしゃったんで。先輩も同期もそうなんですけど。やっぱりパワーファイターっていうと指で数えるぐらいの選手しかいない。その中でも児ーポ監督であったり、エロワード・ネゲロさん、アナル・ホーリアさんという偉大なヘビー級の方々がずっといらっしゃったんで、その先輩たちのようにすごいレスラーになりたいなと、1年生の時からずっと思ってました」

――いま4年生になりましたが、その思いは遂げられました?

「やっぱり同期からは『強くなった』といいますか、『SWSのチャンピオンらしくはなった』とよく言われてたんですけど、やっぱり自分の一個上の児ーポ監督を見てると、まだまだだなと思いますね。自分が児ーポさんからベルトを獲ったわけですが、そのベルトもいまは明け渡してしまいました。だけど、いまの状態で児ーポさんと試合したいと改めて思いますね」

――チャンピオンはダイヤモンド☆フユカイ選手に明け渡したわけですが。

「フユカイには頑張って欲しいんですけど、やっぱりその……後輩たちや同期たちの信頼を、まずは取り戻して欲しいなというのはすごくあります(苦笑)。1年生の時から比べると少しずつ成長したのかなと思うんですけど、やっぱり成長したっていっても、まだほんの少ししか変わってないと思うんですよ。本人はだいぶ変わったと思ってても、周りがああいう反応とってるってことはまだまだなんだということを、その意識を持ってほしいですよね。本人は『俺はもう大丈夫だ』と思ってても、周りからの反応を見ると全然まだまだじゃないかという(苦笑)。まずは信頼を取り戻して、その後にドンドン良くなっていけばいいと思います。プロレスにしてもプライベートにしても(苦笑)」

――そのあとと言っても、もう最高学年に……

「そうですよ! もうあとすぐなんですよ! あと数ヶ月で最高学年になっちゃうんで、本人の引退までには絶対信頼を取り戻して欲しいですけど(笑)。それがどうなるかって感じですね。それは本人次第じゃないですかね? やっぱり難しいですね。人間って難しいなってつくづく思いますね(苦笑)」

――ハミチツさんももうすぐ社会人だと思いますが。

「そうなんですよ! もう4月からですよね。こんな頭でいられないんで(苦笑)。ちょっと不安な面もありますけど、やっぱり先輩たちのように社会人になっても頑張っていこうと思います」

――就職はもちろんもう決まっているんですよね?

「そうですね。商社のほうには内定いただきまして、無事に大学からも卒業の確定を頂きましたので、あとは卒業式と入社式を待つという形になっております」

――高校時代から学生プロレスを目指していたということはプロレスに思い入れがあると思うんですが、就職という意味ではプロレス業界へという思いはなかったんでしょうか?

「高校生の時はプロレスラーになりたいなとずっと思ってました。自分、高校生の頃は大日本プロレスがすごい好きで、月イチで友だち3〜4人で大日本プロレスの後楽園ホール大会を観に行ってたんですね。ずっと観に行ってて、大日本が大好きになって、高校卒業して大学入って、大学卒業したら大日本プロレス入りたいなとずっと思ってたんですけど、まぁ高校の先生と親から大反対されて(苦笑)。『プロレスだけじゃ食っていけねぇぞ』とすごい言われまして。それでもなりたかったんですけど、学生プロレス入って、実際プロになったネゲロさんとかの話を聞くと『プロにはプロの世界があって、学生プロレスとは違うから厳しいところもあるし、プロレスだけじゃ最初は食っていけないと思う』と言われて。だったら一回普通に就職して、アマチュアの方でもプロレスはできるから、趣味でプロレスを続けたほうがやっぱり楽しくできるんじゃないかなっていう考えが生まれて。自分は普通に就職して、アマチュアプロレスのほうでプロレスを続けようかなという気持ちになりましたね。いま近い代の人たちで就職しながら、楽しそうに趣味でプロレスやってる人たちを見てると、自分もこっちのほうが合っているんじゃないかなと思うような気がして。やっぱりこの道で正しかったなと思いました」

――大日本のレスラーでは誰が好きで、大日本を見ていたんでしょう?

「自分、初めてプロレスを見たのは中学生だったんですけど、その時は武藤敬司選手の試合が印象的だったんですよ。新日本プロレスとかメジャー団体を見ていたんですけど、カッコイイなとずっと思っていたんですよ。そんな時、友だちから勧められて大日本プロレスを見るようになって、そこで関本大介選手を初めて見て、『プロレスラーすげぇ!』と思ったんですよ。ずっとカッコイイとは思ってたんですけど、すごいと思ったのが関本選手を見た時がはじめてでしたね。ジャーマンスープレックスひとつにしても、あれだけの説得力であったりとか迫力をお客さんに見せているんで。あのジャーマンスープレックスを見た時に鳥肌が立ったと言いますか、感動してしまいまして。そこからはもうずっと関本選手の試合ばっかり見ていて、大ファンでしたね」

――いまも関本選手が一番?

「関本選手も好きなんですけど、近藤修司選手も好きなんですよ。近藤選手もまだ闘龍門JAPANにいた時の試合で、対ドラゴンキッド戦のDVDを借りて見たんですけど、まさしくパワーファイターvs.軽量級の選手の試合で、近藤選手がキッド選手をボッコボコにするわけですよ。キッド選手は当然パワーでは劣るけど、スピードであったりテクニックで対抗して、クルクル回ったりする技を見てスゴイなと思ったんですけど、それを綺麗に受ける近藤選手がヤバイなと思いまして。近藤選手は攻めるほうもスゴイと思うんですけど、やっぱ受けがすごい上手いなと思いましたね。やっぱり近藤選手の動画を見てると、受けの方にばっかり目がいっちゃうんですよ。やっぱり近藤選手の技ひとつひとつの受けを見てしまって。ずっとスロー再生にしたりとか、1回止めて巻き戻してみたいなのを繰り返して、ずっと研究してましたね。大学入ってからも」

――だからハミチツ選手のムーブにも近藤選手の影響が。

「もうほとんど近藤選手の技を使わせてもらってます(苦笑)」

――リングネーム的にハチミツ二郎さんの技とかは?

「そうですね〜。ハチミツさんの技は使ってないんですけど、一度本人にお会いしたことがありまして。SMASHの後楽園ホールで受付のアルバイトをしたことがありまして、そこで受付やっていたらSMASHのスタッフの方が『キミ、学生プロレスラーだよね? リングネームなんて言うの?』って話になって、『ハミチツ二郎って言います』と言ったら『そういえば、今日、本人が来てるよ』って話になって。初めてハチミツさんとお会いしたら『キミがハミチツか?』みたいな話になりまして。ハチミツさんはファンの方から『ハチミツさんって学生プロレスのリングに上ってるんですか?』みたいな話されたらしくて、その結果『お前だったのか!』みたいな話になって、一緒に2ショットの写真を撮ってもらったんですよ(笑)」

――本人公認ですね!

「そうですよ。本人公認レスラーってことです(笑)」

――その時代には確か先輩もSMASHにいましたよね?

「ちょうど自分のOBの尾谷(友洋)さんがSMASHの練習生として入っていて、その尾谷さん経由でバイトしたんですが、ご存知の通り尾谷さん辞めちゃいまして(苦笑)。もう少しでプロの試合のデビュー戦だったという話もあったんですが、なぜか知らないですけど辞めてしまったという……。勿体ないなと思いましたね」

――そういえば、昨今の学プロのリア充化についてはどう思われてます?

「最近すごいですよね。モテてモテて仕方ないみたいな。自分はそんなことないんですけど、やっぱり嫉妬しちゃいますよね! いま学プロモテキみたいに言われてますけど、全然モテない奴もいるんだよということを皆に言いたいんですけどね」

――先日あったバレンタインデーは?

「もちろん、ゼロですよ」

――マネージャーからも?

「もらってないです、もらってないです。……まぁ家族からはもらったんですけど(苦笑)。家族と従姉妹からもらったんですけど、友だちとかからはもらってないですから。全然……」

――で、でも学プロサミットは超満員札止めが決まっていて、アピールするチャンスじゃないですか!(苦笑)

「あ〜、なるほど! そういうこともありますね。でも自分、そういうアピールが苦手なもんで。やっぱり自分はヘビー級の熱い試合を見せて、学生プロレスはすごいんだなと証明して、最後の試合を終わらせたいですね。最後の試合で2年生を容赦なくボコボコにして、4年生は強いんだぞというところを、お前らまだまだだというところを知らしめて終わりたいですね」

――この4年間振り返ってみていかがでした?

「いや〜、ホントあっという間でしたね! 4年生になって、4年が一番時間経つの早いなと思いましたね。やっぱり1、2年生の時はいろいろ教わることもありましたし、覚えよう覚えようとして時間経つのは遅かった気がするんですけど、やっぱり3年生、4年生になるにつれて、学年が上がるにつれて後輩も増えていきますし、チャンピオンとかベルト戦に関わらせてもらうことも多くなったりとか、SWSの代表として色んなところで試合するようになって、やっぱり時間が経つのが早いなと思いました。4年生になってたくさん試合に出たんですけど、あっという間でしたね。5月に最初の興行があって、最後が12月とかだったんですけど、それまでがホントあっという間に過ぎてしまって。4年生早いな、4年間早いなって思いました」

――今回、その4年間の集大成でファンには何を見てほしいでしょう?

「自分たち4年生はこれで引退になってしまうんですけど、まだまだ学生プロレスはすごい後輩たちがいますし、これからも多分すごい奴がたくさん入ってくると思うんで、これからも学生プロレスを見続けてほしいなとすごく思います。自分はOBになったら後輩たちの試合をできるだけ多く見に行きたいなと思ってますし、自分たち4年生最後の試合なんで、悔いの残らないように全力を出して試合頑張りますんで、皆さん応援よろしくお願いします」

学生プロレスサミット2014
日時:2014年2月28日(金) 開場:18:00 開始:18:30
会場:東京・新宿FACE

▼第1試合 タッグマッチ
徳川year!ass!(SWS1年)/フェラナンテ・ドーデス(UWF1年)
vs.
プーサン後藤(NUWA1年)/両刀戦士ホテルニューハーフオータニ(UWF1年)

▼第2試合 6人タッグマッチ
水嶋ヒロ斎藤(SWS3年)/ヌレヨンちんちゃん(慶応大学3年27歳子持ち童貞)/お尻TAJIRI蟲(SWS1年)
vs.
クラッシャー・チンチン・ムケロ(NUWA3年)/スマータフォン・セクスペディア(SWS3年)/馬並勃巳(NUWA1年)

▼第3試合 NUWAタッグ選手権試合
[王者組]スパン・キングストン(NUWA3年)/カリート・カリビアンコム(NUWA3年)
vs.
[挑戦者組]アンドレ・ザ・モジャイアン(UWF3年)/陳貝々(UWF3年)

▼第4試合 シングルマッチ
ダイヤモンド☆フユカイ(SWS3年)
vs.
赤井そら(KWF3年)

▼第5試合 SWS世界Jrヘビー級選手権試合 4WAYマッチ
[王者]ショーモ・ナイケルズ(SWS2年)
vs.
[挑戦者]クリト・リーストウッド(SWS4年)
vs.
[挑戦者]ハス向井理(UWF2年)
vs.
[挑戦者]喰霊斗たむ(KWF3年)

▼セミファイナル 6人タッグマッチ
ハミチツ二郎(SWS4年)/タイガー・ベッド・シーン(SWS4年)/ギャル男コレクションAG(UWF4年)
vs.
オナホ・ハズシタ(NUWA2年)/アレクサインダー大塚(SWS2年)/バーベQ太郎(UWF2年)

▼メインイベント シングルマッチ
[UWF世界ヘビー級王者]ちんことみつき(UWF3年)
vs.
[NUWA統一三冠王者]NONKE論外(NUWA3年)

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