DDT1.3後楽園で高木vsマイケルのウェポンランブル、1.12&13大阪2連戦で全タイトルの次期挑戦者決定戦を開催!

131227_DDT-1.jpg 12月27日(金)、都内のTEC事務所でDDTプロレスリングの記者会見が行われた。まず鶴見亜門GMから2014年1月12日と13日に開催される道頓堀アリーナ大会の追加決定カードが発表された。先日発表された入江茂弘vs.彰人の次期KO-D無差別級王座挑戦者決定戦に続いて、それ以外のすべてのタイトルの次期挑戦者も決めることになった。

復活!!大阪・道頓堀ストーリー13
日時:2014年1月12日(日)開始:18:00
会場:大阪・道頓堀アリーナ

▼次期KO-D6人タッグ挑戦者決定戦
佐藤光留/中澤マイケル/松永智充
vs.
アントニーオ本多/佐々木大輔/内田祥一

▼次期DDT EXTREME級挑戦者決定4WAY
男色ディーノ
vs.
石井慧介
vs.
ヤス・ウラノ
vs.
DJニラ

▼タッグマッチ
飯伏幸太/ケニー・オメガ
vs.
坂口征夫/マサ高梨

<既報カード>
▼次期KO-D挑戦者決定戦
入江茂弘
vs.
彰人


復活!!大阪・道頓堀ストーリー14
日時:2014年1月13日(月・祝)開始:13:00
会場:大阪・道頓堀アリーナ

▼次期アイアンマンメタルヘビー級王座挑戦者決定バトルロイヤル
【参戦選手】MIKAMI、大鷲透、マサ高梨、高尾蒼馬、ワンチューロ

▼次期KO-Dタッグ王座挑戦者決定戦
飯伏幸太/ケニー・オメガ
vs.
竹下幸之介/遠藤哲哉

▼KO-D6人タッグ選手権試合
[王者組]男色ディーノ/大石真翔/アジャ・コング
vs.
1.12の次期挑戦者決定戦の勝者チーム

 なお、1月26日の後楽園大会で木高イサミ&宮本裕向の持つKO-Dタッグ王座に1.13次期挑戦者決定戦の勝者チーム、HARASHIMAの持つKO-D無差別級王座には1.12次期挑戦者決定戦(入江vs.彰人)の勝者がそれぞれ挑戦する。
 2月2日の名古屋大会でHARASHIMAvs.ササダンゴマシンの勝者が持つEXTREME級王座に1.12次期挑戦者決定4WAYの勝者が挑戦。アイアンマンに関しては2月中に横浜大会か富士大会辺りでやろうと考えているという。

 続いて高木三四郎がDDTの代表取締役として登場し、2014年4月からの消費税増税に伴い、4月1日以降のDDT関連大会のチケット料金を500円アップすることを発表した。
 高木社長は「DDT発足以来、基本的なチケット料金はすべて内税でやってきて値上げは一切やってこなかったが、消費税率が5%から8%、さらに再来年には10%になるということで。かなり考慮したのですが、値上げやむなしということになりました。若干の料金値上げとなりますが、クオリティは今まで以上に上げて大会を運営していきたいと思っているので、何卒ご理解・ご了承をいただきたいと思っております」と説明。
 すでにチケットが発売されている4月19日の北九州大会は、現在発売されている通りの料金のままとのこと。

【12月28日追記】
 先日発表したチケット料金の値上げに関しまして、便乗値上げに相当する可能性があると顧問税理士より指摘を受けました。値上げ自体が違法という訳ではないのですが、混乱を避ける意味も込めまして、一度値上げを白紙に戻させていただき、現状のチケット料金で設定させていただきます。お客様には情報が一転し、大変ご迷惑をお掛け致しました点、お詫び申し上げます。(リリースより)

 さらに1月3日の後楽園ホール大会に関しての発表へ。この大会はHARASHIMAvs.スーパー・ササダンゴ・マシンのDDT EXTREME級選手権以外の試合のカードはすべて当日発表ということになっていたのだが、決まったカードを選手に伝えたところ、ある選手から「自分のカードだけは先に会見で発表してほしい」という強い要望があったとのこと。
 そのカードとは高木三四郎vs.中澤マイケルのシングルマッチ。そこでその要望をしてきた張本人であるマイケルを呼び込むと、マイケルは「僕ね、最初メールでこのカードが送られてきたときビックリしましたよ! これくらい勝敗が気にならないカードも珍しいでしょ。大体、このカードの目的って新年早々、僕が酷い目に遭うのを見ながらニヤニヤニヤニヤしようっていう魂胆が見え隠れしてるじゃないですか! こんなの僕に勝ち目がないじゃないですか!」と一気に不満をぶちまける。

131227_DDT-2.jpg GMが冷静に「どうする? やめる?」と尋ねると、マイケルは「やめないですよ! そのために今日、ここでは発表してもらうんですから。その発表とは......この試合を特別ルールでやらせてほしいんですよ」と言い返す。
 マイケルが提案する特別ルールとは、お互いが公認凶器をいくつか用意しておいて、時間差で1つずつ投入していくウェポンランブル! それを聞いた高木は「ウェポンランブルって俺様が一番得意なルールの......なんだっけ? ルールじゃないか(苦笑)。最近寒いから口が回らないんだ」と、ややしどろもどろに言い返すが、要はウェポンランブルの場数を踏んでいると言いたかった模様。
 気を取り直して高木は「俺様はいろんな人間とウェポンランブルを闘ってきたけど、単なる凶器だけじゃないんだぞ。精神的に苦痛を与えるような凶器だって持っているんだ。毎晩のようにお前に関する破廉恥な画像が、とある選手経由で俺様の携帯に送られてくるんだよ! コレなんかどうだ?」と言って、某ゴールデンスターから送られてきたというマイケルの破廉恥画像を公開!

 そこにはマイケルの全裸画像が! 辛くもモザイクがかけれていたが、早くも精神的にかなり動揺しているマイケルに対して、「何なら新春からお前のすべてのカットを、レスリー・キーさんの写真集ばりに公開してもいいんだぞ! 動画だってあるんだぞ!」とさらなる揺さぶりをかける。
 だが、「こっちだっていろいろ秘密兵器を用意しているんですよ。高木さんがブルブル震えて脅えるような秘密兵器を用意してあるんですよ!」と自信満々に言い放つ。GMが「高木さんが怖いもの、嫌いなものって何かありましたっけ?」と言うと、高木は「俺様が一番嫌がるもの? ......分かった! ファミチキの一番辛いやつだろ! 辛いやつは俺様、嫌だし手に付くとべたべたするから」と即答。
 するとマイケルは「そうだ、そのファミチキをファミリーマートで買ってきて、辛いのを無理矢理お前の口に突っ込んで......って、オーイ!」と、酷いノリツッコミで切り返すと会見城は大爆笑! 「そんなもんじゃないよ! もっと恐ろしいものだよ!」と必死で取り繕うマイケルだが、高木は「オイルサーディンとかも嫌いなんだよね。ヌルヌルしているし」と言い出す。
 マイケルは「そう、オイルサーディンの缶詰を開けて、汁ごとお前の口に......って、オーイ!」と、これまた酷いノリツッコミ。爆笑しながら高木はなおも「振って飲むゼリードリンク! アレも大嫌い」と言い出し、マイケル「ちょっと回数少なめに振って、歯ごたえを楽しもう......って、オーイ!」と、まったくノリツッコミが上達しない。

 最後は「そんな話をしにきたんじゃないですよ! 僕はその武器さえあれば絶対勝てるからウェポンランブルやりましょうって言っているんですよ!」と強引に話をまとめたマイケル。高木もようやく「じゃあ、やってやるよ」と承諾したが、「その代わり俺が用意するウェポンはお前の人格、そして契約内容まで全部打ち砕くようなウェポンを用意するからな!」と言い放つ。
 さらに高木は「この時点で彼とは契約していない。実は今年、中澤マイケルが書いたと思われる契約書に私はサインしていません。つまり中澤マイケルは契約をしていない状況です。この衝撃的な事実! どうだ、今知っただろう? お前はこの1年間、フリーとして参戦していたんだぞ!」と衝撃発言。
 激しく動揺するマイケルは「ぼ、僕も安定が欲しいので......じゃあ、勝ったら来年、契約してくださいよ!」と条件をつける。高木はその条件を承諾した上で、「ウェポンランブルを選んだことを後悔するなよ」と捨て台詞。以下は質疑応答。

週プロ加藤記者 GMにお聞きしたいのですが、12、13日と次期挑戦者決定戦がたくさんあるのですが、その選手を選んだ基準は?
GM 出来るだけ多くの選手にチャンスを与えたいというのがありましたので。ほとんどの選手、2日間で何らかのタイトルに挑戦できるチャンスがあると思うんですよ。昨日、彰人ばかりに期待してと入江君が言ってましたが、そうじゃないんですよ(苦笑)。すべての人間にチャンスを与えたいと常日頃思っていますので、そういう形にさせていただきました。この2人(=高木とマイケル)に質問を! せっかく盛り上がったんですから!(笑)大阪のことは2人が終わってからいくらでもやりますから!」
高木「何でもいいから質問してこい、オラ!」

131227_DDT-3.jpgーー中澤選手が勝った場合、来年の契約という条件をつけましたが、高木選手が勝った場合、中澤選手に何か条件などは付けないんですか?
マイケル「そんな余計なことは聞かなくていいんですよ! 僕が不利になるような!」
高木「これ自体が契約してなかったですからね......」

加藤記者 GMはどちらに期待しているんですか?
高木「質問がスルーされたぞ!(笑)」
GM「会見潰しだな、あんた! 今、考えていたでしょ! 選手が答え出す前に違う質問する記者がどこにいるんだ!」
高木「おかしいだろ、オイ! もう今の質問に応える気なくなったよ」

加藤記者「高木社長が勝った場合はどうされるんですか?」
GM「今、佐瀬さんがした質問じゃないか、それは!(笑)」
高木「違う記者が質問だろ、それは! オイ! じゃあ、俺が勝ったら......う〜ん......考えておくよ」
GM「あなたが水差したから」
マイケル「(高木が)勝つことなんかないんだから考えなくて大丈夫ですよ。僕が勝つんですから」
高木「なんだと、お前。この野郎!」

ーー大阪の2日間でGMが期待する選手は誰になるですか?
GM「竹下&遠藤には期待したいところですよね。前回の後楽園で、あの若い2人があのキャリアで、あれだけの試合を見せてお客さんを盛り上げたわけですから。大阪の3WAYタッグが、前も次期挑戦者決定戦だったと思うんですけど、なかなか良かったんですよね。あそこで竹下&遠藤っていうチームが、これだけ魅力的なんだって知ったのでいつかチャンスを与えたいと思っていたので。地元・大阪で竹下には結果を出してもらえたらなという気がします」
ーーゴールデン☆ラヴァーズに勝てる、と?
GM「勝てるっていうか、そういうアレじゃないですけど、勝ったらすごいんじゃないですか。この世代がどんどん引っ張ってもらいたいっていう気持ちはありますね」

2013年12月28日 00:07
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