スターダム12・29後楽園でイオの赤いベルトと中島のJWP王座のWタイトル戦!奈苗が里村と組んで超世代闘争に参戦

131216_Stardom-1.jpg 12月16日(月)、都内の会議場でスターダムが記者会見を行い、年内最終興行となる12月29日(日)の後楽園ホール大会『STARDOM YEAREND CLIMAX2013』の全対戦カードを発表した。

STARDOM YEAREND CLIMAX2013
日時:12月29日(日)開始:12:00
会場:後楽園ホール

▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
宝城カイリ
vs.
コグマ

▼第2試合 彩羽匠 試練の10番勝負・第3戦 15分1本勝負
彩羽匠
vs.
夕陽(ZERO1野良犬道場)

▼第3試合 ハイスピード・クライマックス 30分1本勝負
夏樹☆たいよう
vs.
米山香織(フリー)
※米山が12・23大阪でハイスピード王座を防衛した際は3度目の防衛戦

▼第4試合 ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
[王 者]安川惡斗
vs.
[挑戦者]ケリー・スケーター
※安川惡斗は初防衛戦

▼第5試合 アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
[王者チーム]木村響子(フリー)/アルファ・フィーメル/ザ・フィーメル・プレデター"アマゾン"
vs.
[挑戦者チーム]松本浩代(エスオベーション)/脇澤美穂/岩谷麻優
※キムラモンスター軍☆は初防衛戦

▼第6試合 超世代闘争DX 30分1本勝負
高橋奈苗/里村明衣子(仙女)
vs.
世IV虎/花月(仙女)

▼第7試合 ワールド・オブ・スターダム&JWP無差別級二冠選手権試合 30分1本勝負
[WOS王者]紫雷イオ
vs.
[JWP無差別級王者]中島安里紗(JWP)
※紫雷イオは4度目の防衛戦、中島安里紗は初防衛戦

 メインでは11.4後楽園大会で5★STRA GP2013覇者の高橋奈苗を下してワールド・オブ・スターダム王座3度目の防衛に成功した紫雷イオと、会見前日の12.15JWP後楽園大会で華名を下してJWP無差別級王座を奪回した中島安里紗が、お互いの王座と団体の看板を賭けてダブルタイトルマッチを行うことが決定。
 元々は11.4後楽園大会の奈苗戦後、イオが来場していた中島をリング内に呼び込み、対戦を要求したが、その時は中島が王座から陥落していたため、「ちょっと待っていてほしい」と一度は断ったのだが、中島が王座を奪還した直後にスターダムがオファー。イオvs.奈苗戦を見て「よし、私もベルトを取り戻そう!」と決めたという中島は、大事な初防衛戦を他団体で行うことを決意。
 イオもフリーの期間が長かったこともあり、団体の看板を背負って対抗戦に挑むことに関して「前回の後楽園ホール大会から『私が一番だ』って胸を張って言えるので、看板背負えるのがまず嬉しい。あと相手がJWPっていう老舗中の老舗。いまの女子プロレス界では一番の老舗ですよね。その中でスターダムは次の1月の大会が3周年記念ということで、まだ新しい団体なんですけど。そこのトップ同士がやったときに、どんな試合になるかっていうのはお互いの団体の色というか、持っているものをぶつけることになると思う」と語った。
 一方、中島は「たぶんこうやってベルトの(賭かった)試合でトップ同士が当たるってなると、どうしてもお客さんの中には30分という(試合)時間もありますので、30分ドローと勝手に予想している人もいると思いますが、私は負けたときのデメリットよりも勝ったときのメリットをもっともっと考えていて。例えば私がここでスターダムのベルトを獲れば、2014年後楽園ホールのメインに何度立てるんだろうって思ったときに、すごく楽しいなって思ったし。なので守るつもりは一切ないので,ガンガン攻めていきたい」と、30分という試合時間に触れつつ、守るのではなく敢えて"攻めていく"と宣言。

131216_Stardom-2.jpg セミでは高橋奈苗が2013女子プロレス大賞の里村明衣子と"女子プロレス大賞タッグ"を結成。すると「面白い奴を連れて来る」と予告していた世IV虎は花月をパートナーに指名。センダイガールズのリングで盛り上がっている重鎮vs.新星の超世代闘争がスターダムのリングでも行われることになった。
 仙女での超世代闘争について「自分はその闘いを見ているしかなかったので。私も入れてほしいなぁとか、でも私は違うところにいるよとか、いろんな葛藤もあったんですけど、こうなったら......もうこうなったら、いろんな意味で弾けた高橋奈苗をこれからドンドン見せていきたいなと思います」と語り、やる気十分。里村とのタッグに関しても「熟練したプロレスのプロ中のプロの2人が組むので、チームワークとかそういう野暮なことは必要ない」とキッパリ。「2013年度の女子プロレス大賞を獲ったことは、大変喜ばしいことなんですけど、こうして高橋奈苗が噛みついてくるところがらしいなと思っています」と語った里村もチームワークにはまったく不安はないという。
 一方の世IV虎と花月は、世IV虎が「なんでコイツを選んだかっつーと、自分が仙女でやってきた世代闘争、そいつをスターダムの奴らにも見せたいと思ってんで。まぁそれを見せるには自分の隣に仙女の花月、コイツがいたほうが簡単に証明できると思うし、高橋奈苗が連れてきたパートナーが里村明衣子。ねぇ? これは面白くなってきたんじゃねぇの?」と言えば、花月は「ハッキリいってシングルで自分が世IV虎に勝ってますからね。もちろん、この試合では自分がリードしていくつもりはありますし、今年の課題だった里村明衣子、師匠超えを果たせなかった事実もありますし、今回のチャンスを活かして女子プロレス界の両横綱という2人をキッチリ倒して、来年につなげたいと思います」とお互いにライバル意識をバチバチとさせながらも、奈苗超え、里村超えを虎視眈々と狙っている様子。

131216_Stardom-3.jpg また、ケリー・スケーターとワンダー・オブ・スターダム王座の防衛戦が決まった安川惡斗だが、「生え抜きの誰かさんにめっちゃアプローチしているのに、全然来なかったから逆指名してやるよ、宝城カイリ! オイ、お前な、このベルト1月26日の3周年記念、そこでお前賭けようぜ、これ。逆指名してやる」と、早くも次の防衛戦の相手に同期の宝城カイリを逆指名。
 自分のタイミングで挑戦表明したかったという宝城だが、「私も実は1月26日の三周年記念大会というデッカイ大会で白いベルトに挑戦したいとずっと思っていたので。じゃあその26日にやりましょう。絶対それまでベルト守ってね。女と女の約束」と嫌がる惡斗と強引に指切りをして、年明け1.26後楽園ホールの『3周年記念大会』での初シングル対決にして白ベルト挑戦を内定させた。

2013年12月16日 21:33
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