男色ディーノと鶴見亜門GMがいつものように番組を進行。『週刊プロレス』の加藤記者が遅刻してくるハプニングはあったが、東京女子プロレスの甲田代表が登場して番組内で会見がスタート。
　まず甲田代表より、旗揚げ戦のMCがプレ旗揚げ戦から引き続き、世界初の"アニメちっくアイドル・アニソンDJ"桃知みなみに決定したことが発表された。続いて旗揚げ戦のカードが全3試合であることが発表され、各選手が意気込みを語った。

東京女子プロレス
東京女子プロレス旗揚げ戦
日時：12月1日（日）開始：13:00
会場：北沢タウンホール

▼第1試合　シングルマッチ
KANNA
vs.
高田あゆみ

　8月のDDT両国国技館大会でデビューしたKANNAを相手に、ユニオンプロレスの福田洋率いるDPGというバンドで音楽活動しているステファニー・アユミが、本名の高田あゆみとしてデビューすることが決定。
　KANNAは「（高田は）いやらしい感じです。なんか技決めた時とか『イヤ〜ン』って言うんですよ。それでなんかチョット、大丈夫かなって思う時はあります......」と不安な様子を見せるが、高田は「好きな人に近づくために有名になろうと思ってDPGのオーディション受けて合格したんですけど、3月オーディションが終わってすぐに甲田さんに『（東京女子に）入りたいです』って言って、1週間後の4月1日から入団しました。だから好きな人のためにプロレスします。初めは好きな人のために一生懸命頑張ると思ったんですけど、今はプロレスをするのがすごい楽しいです」とプロレスへの意欲を見せた。

▼第2試合　タッグマッチ
中島翔子／浦えりか（フリー）
vs.
のの子／坂崎ユカ

　DPGの振り付けを担当したタイガーノノコとユカ・サカザキが、Kカップグラドルののの子と芸人の坂崎ユカとしてプロレスデビュー。相手は風男塾のメンバーをはじめアイドルとして活躍する一方で、プロレス参戦も経験豊富な浦えりかと、芸人の中島翔子というプロレス以外でも先輩の二人。
　ユカは「今回は私の実力を出せるかわからないんですけども、持っている以上のものを出しきって、リングの上で息絶えれたらなと思っております。のの子さんの爆乳と私の貧乳で、相手方を翻弄させれたらなと思っております！」と合体技を示唆。のの子は「巷で、噂の、Kカップ！　のの子です♪　私は、前回の記者会見で浦えりかさんと一緒にやらせていただいたんですけど、本物のアイドル浦えりか、偽物のアイドルのの子という形で色々な取材したものが載っかっていて、私は偽物じゃないんだぞ！　ということで、浦えりかさんと対戦できることはすごい嬉しいので、今回リングの上で闘って本物はどっちか見せようと思います」とアイドルとしてライバル心をむき出しに。

　報道陣よりのの子に対し、「スリーサイズが偽装なのでは？」と指摘が入ると、正確なサイズを測るためにメジャーが持ち込まれる。「ウエスト68cm」であることを主張したのの子を、どうにかメジャーで測ろうとしたが、結局上手く測ることが出来ない。するとのの子は「人前で嘘つくはずないじゃないですか！」と号泣してしまった......

▼メインイベント　シングルマッチ
山下実優
vs.
木場千景

　メインイベントはこれまでの大会で、東京女子のエース対決を繰り広げてきた山下と木場。過去二度シングルを行っているが、山下が2勝している。
　木場は「山下は蹴りの練習にすごく力を入れてるみたいなので、私も寝技以外に力を入れていこうかなと思っております。同じ技でやられることはないようにしたいので頑張ります」と冷静にコメント。
　山下は「正直怖いところは全然なくて、本当に私は闘うだけなので。ちっちゃい頃から空手とかやってきたので、相手に対して負けるとかここが怖いなとかは思いたくないし、思わないようにしてる。私は勝つだけなので。どんなに絞められようが、絶対にギブアップはしません」と自信に満ちた強気なコメントを出した。

　最後に山下が「旗揚げ戦のメインで勝って、もうエースだっていうことを確実に確立していきたいものですね。東京女子の顔は山下だって言われるように。メイン、皆さんの記憶に残る試合にしたいと思います。よろしくお願いします」と堂々エース宣言。
　なお、試合に先立ちニコニコ生放送『放課後東京女子プロレス』が、11月19日（火）より再開することが発表された。