スターダムが5期生のプロテストを実施!キッズ1人、仮合格2人を含む4人全員合格!15歳コグマは11・4後楽園デビュー
18日、新木場1stRINGでスターダムが5期生のプロテストを実施した。
今回プロテストを受けたのは、キッズ1人を含む4人。スクワット100回、腕立て伏せ30回、ライオンプッシュアップ30回、腹筋100回、背筋100回、受け身とロープワークという基礎メニューに加え(キッズは回数が少ない)、選手同士のスパーリングやレスリングの基本に挑んだ。
ロッシー小川代表、風香GM、高橋奈苗、夏樹☆たいようの4人が審査員を務め、ほかの選手たちも見守りながら時折檄を飛ばすという緊張感が漂う中、練習生同士だけではなく、岩谷麻優、世IV虎といった先輩レスラーを相手にしたスパーリングも。
中でも自己アピールの際、「(東京オリンピックが開催される)2020年にはどういう立場になっていたいですか?」と質問され、7年後にもかかわらず「新人の枠からは出たいです」と言ってみんなを笑わせた15歳のコグマ(下の写真左から2番目)は、その名の通り身長150cm、体重53kgと小柄ではあるがガッシリとした体格をしている上、スパーリングをやってもいい動きを披露。
文句なしの一発合格となったコグマに対し、小川代表はその場で11・4後楽園大会でのデビューを示唆。「まだ考えたいです」と躊躇したコグマだったが、奈苗や風香GMから「やるか、やらないかしかないんだよ」「やるなら間に合わせるしかないんだよ!」と激を飛ばされると、意を決して「やります」と返答。さらに「率直な感想は早いなって思いました。でも、やっぱり挑戦が大事なので、やるだけやりたいと思います!」と電撃デビューがほぼ決定した。
10・6新木場大会でデビューしたあずみに続くキッズ・ファイターとなる真綾(まあや=写真一番左)も合格。11歳ということでキッズではあるが、15歳のコグマより身長が高く、近い将来普通のレスラー枠への転向も視野に入れている模様。本人も「キッズだからってことで合格したのもあるので、今度はキッズだからじゃなくて、ちゃんとプロレスラーとして見てもらいたいです。それまで頑張ります」と語った。
一方、身長170cmと恵まれた体格の明日香(24=上の写真の左から3番目)とゆうな(25=上の写真の一番右)は、プロテストの結果「やる気はあるんだろうけど、それが表に出ていない」ということで、その場で"追試"を受けることに。ずっと練習生を指導してきた風香GMから「(審査員に)何を見られているか分かっている? 追試をやるってことは技じゃなくて、気迫が見たいんだよ!」と喝を入れられた2人は、岩谷と宝城カイリを相手にスパーリングを行うことに。
自身もプロテストのスパーで感情を出すことが出来ず、追試を行った経験のある宝城は、敢えて胸を突き出し「もっと来いや!」と相手の気迫を引き出そうとする。緊張と何度もスパーを繰り返したため、かなり体力が削られていた明日香とゆうなだったが、何とか最後まで食らい付いていった結果、きちんと時間をかけて育成した上でデビューすることが条件の"仮合格"という結果に。
一応は合格という扱いだが、納得できる出来ではなかった様子の2人。だが、英語が堪能で「夢はWWEのディーバになることです。スターダムでは日本の女子プロレスが一番だと思うので、向こうとの架け橋になりたいです」と大きな夢を掲げた明日香と、10年以上新体操をやっていて、一時期は教える側でもあったというゆうなの"170cmコンビ"の今後に期待したい。
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