邪道・大仁田厚 殿

昨日8月25日、大田区総合体育館大会の会場に、あなたの部下の皆さんがご来場いただいたとの事、誠にありがとうございます。

あなたからの書状、DVD、見させていただきました。形はどうあれ、あなたのプロレスに対する愛情、情熱は十分に伝わりました。
とはいえ、昨日のエキシビジョンマッチ後にお話致しました通り、私は今後、あくまでも裏方として全日本プロレスを支え、真の王道を作り上げる手助けをしていきたいと考えております。したがって私自身、今後、神聖なリングに上がることはありません。

あなたからの度重なるお誘いに対しては、そのプロレスへの並々ならぬ情熱に応えるべく、8月31日「横浜大花火」の会場にお伺いいたします。
しかしながら、私は大田区総合体育館でエキシビジョンマッチを経験し、素晴らしい選手たちの頑張りを支える立場の人間として、あなたのリングに上がることはありません。

白石伸生

　また、白石社長のコメントあと、キラウェアのイメージ図と共に曙がコメントを発表した。

決戦の31日に向けて、刻一刻と迫ってきました。 火山の怒りの神様こと、キラウェアの体調は万全。 怒らせると、海の神様でも抑えきれない。 グレート・ニタをもう一度、この世から消し去ってやると、息巻いている。 そして、またもや大仁田サイドから身勝手な対戦ルールが発表されました。 『人間爆弾デスマッチ』 相変わらず、メチャクチャだな。 それも、爆弾にするのが、白石オーナーだと。 オーナーのエキシビションは、残念ながら観られなかったが、奮闘し、プロレスの凄さを感じたと聞いた。 俺は、 現在、フリーという立場ながら、全日本プロレスに参戦し続けている。 そんな俺様にとって、白石オーナーは、守るべき存在。 それは、キラウェアも一緒。 ニタには、指一本触れさせない。 白石オーナーが、来場するとなると、危険度も増す。 でも、キラウェアがニタを爆死させ、沈めればいいだけの話。31日、期待してほしい

【記事提供／ファースト・オン・ステージ】

　また、このコメントを受けて大仁田厚が8・26東京愚連隊興行・新宿FACE大会の試合後に「今日、白石オーナーが、8･31横浜には来るけどって言ったようだな。来る以上はお前、もう受けたも同然だろうが！　オイ、オイ！　違うか？　もう度胸決めて来るんだったら大した度胸だと思うよ。その度胸は認める。だけどな、もう来るってなった以上は（人間爆弾になることを）受けたも同然だから！
　8･31　人間爆弾！　白石オーナー、決定じゃ。東スポに社長って書いてあったが、社長だとか知らないよ。もうすぐ終わりだろうが、（全日本の）社長も。白石さんでいいや。さん付けしてあえて呼ぼう。あんたの度胸は買う。
　なぁ、あんたのプロレス好きも何となく分かった。あんなね、馬鹿らしいとはいえエキシビジョンマッチやって、そういったものは認める。だがな、自分で会場に来るっつったら、31日まで、夜中の12時まではオーナーなんだから、それぐらいの覚悟はあって来るんじゃろうが。だったら早く言え。やるって。俺はもうやるって思ってるから。もう人間爆弾決定だよ。そんなのやるとかやらねぇとかの問題じゃなくて、自分で来るんだからよ、来る以上はやれよ」とコメント。白石社長が来場すると言った以上は人間爆弾になることも決定と一方的に決めてしまった。

　"曙の第2の化身"KILLER"ANY"WHERE（キラウエア）が「白石オーナーは、守るべき存在」とコメントしたことに関して大仁田は「おう、守れ。どうやって守るのか？　ただニタはな、どんな殺法でも使うからな。俺とは違うから。モラルにとらわれないから。モラルとか関係ねぇから。まぁ俺もモラルを外してる部分、たくさんあるけど。ハッキリ言って8月31日がどんな試合になるか分からないけど、ハッキリ言って、キラウェアも、白石オーナーも、ニタはたぶん2人とも爆破させて焼くつもりでいると思いますよ。それしかないでしょ。だから俺は代理としてここまで白石さんを追い詰めたわけ」とコメント。
　最後は「ただな、敬意を表して25日は（大田区体育館に）行かなかったわけだから。相手が来てくれるなって言ったものに対して、俺が行っちゃったら（ダメだろう）。ただ邪道軍団はそれで煮え切らなかったんじゃねぇか？　俺もさ、プロレス37年やってよ。白石オーナーみたいな1年生にあぁだこうだって（言われたくない）。だけど、まぁいいや。それも全部許して、8月31日、横浜のリングに立ってくれれば。そこで禊を済ませればいいじゃねぇか。それでオーナー職を退けば。いい日にちじゃねぇか。31日で社長職も解かれるわけだし。なぁ？　キリよく行きましょうや、白石オーナー。キリよく綺麗に。そういうことだよ」と、白石社長に対する怒りを腹の中で抑え込みながら、8・31『横浜大花火』ですべてをスッキリさせようとうと訴えかけた。