DDT8・18両国大会でプロレスデビューする赤井沙希が、公開練習に乱入してきた福田を父親譲りのパンチで撃退!

130814_DDT-1.jpg 14日、都内の竹芝ZERO1道場にて8・18DDTプロレスリング両国国技館大会『両国ピーターパン2013 〜プロレスの傾向と対策〜』で、プロレスデビュー戦を行う赤井沙希が公開練習を行った。

 赤井は当日タッグを組むDDTのマサ高梨、ユニオンプロレスのチェリーと共に、前転、後転、開脚前転、開脚後転、受け身、ロープワークといった基礎練習を披露。今年4月からプロレスの練習をはじめたという赤井だが、とにかくひたすらこういった基礎練習を繰り返してきたという。さらに高梨がボディスラムで何度も叩き付け、身体に衝撃と受け身を刻み込んだ赤井。

130814_DDT-2.jpg ひと通り練習を終え、赤井がリングを降りようとしたところで、デビュー戦で対戦する福田洋が「素晴らしいよ、エクセレント」と拍手をしながら突如乱入。リングに上がった福田は「赤井沙希さん、親の七光りだと思いきや、意外と受け身もうまいじゃないか。本番はボクがもっとバンバン受け身を取らせてあげるよ」と上から目線で言い放つが、どうやら赤井を偵察に来ていた模様。
 すると福田は「気が変わった。本番まで待つ必要はない!」と言い出し、突如臨戦態勢に。高梨とチェリーが赤井を守ろうとするが、何と赤井自ら高梨とチェリーを制止して福田の前に立ちはだかり身構える。
 「かかってこいよ」と赤井の周りをまわりながら牽制のジャブを出していく福田だが、中央でどっしり構えた赤井は福田が殴りかかってきたところをスウェーで避けると、鋭い右フック一閃! 間一髪でかわした福田だが、"浪花のロッキー"赤井英和の娘のパンチだけに、その迫力に思わず尻餅をついてしまうと慌ててリングから脱出。福田は「面白いじゃねぇかよ。ボクシングは出来るみたいだけどレスリングには関係ないからな! 本番、ボコボコにしてやるからな! 覚悟しておけよ! フ●ックユー!」と捨て台詞を吐きながら道場をあとにした。

130814_DDT-3.jpg 福田を撃退した赤井はその後、報道陣の囲み取材に応じた。「自分の力が通用するとは思っていないけど、プロレス以外でも何でもありっていう世界なら知っているので。隙とか狙ったり、自分の長身や手足(の長さ)を活かして技を作れたりとか、隙を作れたらなと思っています」「プロレス歴では数カ月レベルですけど、表現者として芸能に入っての年月を考えると、(対戦相手のキャリアと)そんな変わらなかったり、私のほうがちょっと多かったりする。お客さんにはそこの違いを見てもらいたいし、土俵が違うからこそ、こっちの世界のいいところを見てもらいたい」とプロレスデビューに向けて前向きな発言が多かった赤井。すでに"恐怖心"は捨て去ったという。
 福田の乱入に関しても「元々新日本プロレスの仕事をレギュラーでやらせていただいていて、DDTも見に行くようになったんですけど、福田選手のことあまり注目して見たことがなかったので......。今日、改めて近くで見てカチンと来たんですけど、まぁカチンと来ちゃったら向こうの思うツボなので、あまり気にしないでいるつもりなんですけど、やっぱりリングの上だとイラッときちゃいましたね」と語り、福田を撃退したパンチはプロレスでは反則になってしまうが、「レフェリーが見ていないところだったらいいんじゃないですか? (反則カウントの)ワン、ツー、スリー、フォーで離せばいいんですよね(笑)」と、父親譲りの気の強さや度胸の良さを感じさせる発言も。
 なお、両国以降の試合に関しては「(プロレスを)やるかやらないかもまだ全然決めてないですね。それ以降のこと考えたらわーっとなっちゃうんで、両国にもう重点を置いています」と、ひとまずデビュー戦に集中するとのこと。

2013年8月14日 16:48
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