「ファイティング・エンターテイメントをやりたい」という武藤が新団体『WRESTLE-1』を発表!9・8TDCホールで旗揚げ戦!

130710_w1-1.jpg 10日、武藤敬司をはじめ全日本プロレスを退団した選手たちが都内某所で新団体の旗揚げ会見を行った。新団体を運営していくのはGENスポーツエンターテインメント(代表:武藤敬司)で、選手たちもこの会社に所属するカタチとなる。

 はじめに「まずはプロレス界の皆様、いろいろとご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と、分裂騒動でプロレス界を騒がせたことを謝罪した武藤から「自分は来年でこのプロレス界(に入って)30周年なんですが、新日本プロレスで闘魂を学び、その後アメリカに渡ってWCWでアメリカンプロレスを学び、そしてまた10数年前から全日本プロレスで王道を学び......全日本プロレスに限っては経営に携わって、多くの失敗もしましたけど、そういうことが自信にもつながって、この度団体を旗揚げすることを決めました。その団体名は......WRESTLE-1と言います。もしかしたら聞き覚えがあると思いますが、10年くらい前に当時、全日本プロレス、K-1、PRIDEと(が一緒になって)近未来的なプロレスをやりたいという志でやったこともあるのですが、その時はチームワークの悪さとかそういうものを露見してしまい、志半ばで終わってしまいましたが、気持ちだけはまだその時のままなのでその名前にしました。WRESTLE-1のWにかけて、もちろんWRESTLINGのW、WORLD WIDE、WORLD、WIDE、あとはWINとか。その中で一番を獲りたいというのもあります。団体としては新参者というが新しい団体ですが、ここにいるメンバーと力を合わせて頑張っていきますので、よろしくお願いします。ちなみに9月8日に旗揚げ戦をします!」と新団体について発表された。

 新団体の名称となった『WRESTLE-1』だが、これは2002年にK-1と武藤全日本が協力して開催されたイベントや、2004年に当時新日本プロレスを退社した上井文彦氏とFEGが手を組んで開催したプロレスイベントで使われたものと同じ名称。
 武藤としてはこの名称に思い入れがあるとのことだが、「字にしたときの力強さもあったし、みんなもいいんじゃないのって感じでスムーズに決まった。ただ以前やっていた形態とは違うからね! アレはなくなってしまったからね。同じようなやり方をしたらなくなってしまうから、まるっきり違うカタチになると思う」と、名称こそ同じだが中身はまったくの別物だと説明。
 そしてこの新生W-1の所属選手は下記の14名(うち練習生3名)。なお、海外遠征中のアンディ・ウーと練習生の稲葉大樹はこの日の会見を欠席した。

<団体名>
WRESTLE-1(レッスル・ワン、略称:W-1)

<ホームページ>
http://www.w-1.co.jp

<所属選手>
武藤敬司
船木誠勝
カズ・ハヤシ
近藤修司
田中稔
河野真幸
KAI
大和ヒロシ
浜亮太
中之上靖文
アンディ・ウー
稲葉大樹(練習生)
石坂ブライアン(練習生)
吉岡世起(練習生)

<所属リングスタッフ>
阿部誠リングアナウンサー
村山大値レフェリー
神林大介レフェリー

130710_w1-2.jpg 団体のロゴや9月8日(日)に東京ドームシティホールで開催されることが決定した旗揚げ戦(16時開始)の詳細などは、決定次第発表されるとのこと。会見に出席した所属選手が語った意気込みは下記の通り(一部抜粋)。

船木「自分も武藤さんと一緒で来年、この世界30周年を迎えます。新日本プロレス、(第二次)UWF、藤原組、パンクラス、K-1 Dynaimite、DREAM、全日本プロレス......このWRESTLE-1のリングが自分にとって8つ目の団体となります。もう年齢もありますので、この団体が自分の現役生活で最後になるよう、自分もW-1の柱の一部となって支えていきたいと思います」

カズ「自分はプロレス生活、いろいろな経験をさせてもらいました。その中で自分が思うのは、観に来てくれるお客さんをネガティブにさせちゃいけないなっていうのがあります。僕はWRESTLE-1をポジティブ、そしてハピネス、幸せな空間を作る......そういう団体にしたいと思います」

近藤「また1つ新しいことが出来る喜びをすごく感じています。WRESTLE-1っていう名前を聞いて思い浮かぶのが新しいプロレス、革新的なプロレスでした。まだこの団体にはベルトという話はないと思いますけど、まぁベルトがないうちに言っておきますが、1つ提案がありまして。革新的なプロレス......この業界、もうヘビーもジュニアもない。そういう垣根を取っ払ったプロレスをこの新しい団体でやりたい。その上でトップを目指す気持ちでいっぱいです」

稔「簡単にできると思って軽々しく言うわけじゃないですけど、やっぱり目指すべきところは世界で一番のプロレス団体だと思いまし、ここにいるメンバーでテッペンを目指していきたいし、大金をつかみたいと思います」

河野「自分は1試合1試合一生懸命闘って、お客さんにその姿を見てもらって、楽しく帰ってもらうというのをモットーにやっているので、それは変わらずWRESTLE-1の旗揚げ戦からもやっていきたいと思います」

KAI「自分は今、ケガしているんですけど、旗揚げ戦に間に合うようにリハビリ、トレーニングに努めたいと思います。これだけのメンバーが武藤さんについてきましたが、将来的には武藤さんに安心していただいて(もらえるように)自分たちが引っ張っていく団体にしたいと思います。自分が引っ張っていくつもりでいます」

大和「私の座右の銘でる努力に勝る力なし......この言葉をこれからはWRESTLE-1っていう名前そのもの、世界で一番の団体にするために、そして未来への架け橋となるために思う存分使っていきたいと思います。それが私に出来る精一杯の恩返しです」

浜「僕は元力士で13年間やってきたんですけど、関取衆にはなれなかったんで、13年間付け人っていう仕事しかやったことがなかったんですけど。関取衆っていうのも付け人がいるから安心して闘えた。今回もWRESTLE-1っていう団体を武藤さんと一緒に頑張っていくわけですけど、すべてがゼロからなので、ファンはもちろん後援してくれる方々にもこれからはもっともっと謙虚で丁寧に対処していかなきゃいけないと思います。そういう土台をしっかり作って、どこの団体にも負けないおっきなお城を建ててやろうと思っています!」

中之上「自分は武藤さんが好きで、武藤さんについていくカタチになりました。これだけの選手が武藤さんについていくとなると、武藤さんも負担になると思うので、次は自分が武藤さんをオンブして引っ張っていけるように、武藤さんに少しでもラクをしてもらえるように頑張っていきます」

130710_w1-3.jpg ベテランから若手までかなりの数の選手が武藤についていくカタチとなったが、武藤は「正直、プレッシャーも感じています。ただ、以前になく真っさらなゼロなところから始まりますので、何かこの数日、日々エンジョイしています。今のところは前向きなことばっかりやっているから楽しくてしょうがない!」と、馬場元子さんから伝統ある全日本プロレスの看板を引き継いだときと違い、自らの手で団体をゼロから立ち上がる喜びを感じいている様子。
 以前のW-1とは別物だと説明した武藤だが、新生W-1では「選手たちの主義主張をぶつけ合えるようなリングにしたい。あまり仲良しこよしじゃ闘いが見えない! 選手たちはもう考えていると思う。自分が(話題の中心に)出るためにはどうしたらいいかって。俺がやりたいのは"ファイティング・エンターテイメント"だから! それは闘いがないと表現出来ないから」と熱っぽく語った。

 9・8旗揚げ戦については「いくらこれだけついてきてくれたとはいえ、まだ試合を組むには若干少なく感じる中で、まだマッチメークのほうは具体的に考えていないですけど、このメンバーが力を発揮できるようなリングに出来れば」と説明。気になる他団体との交流についても考えているという武藤は「断言しておくけど決して鎖国はしないからね(笑)」と、鎖国を示唆するような発言をした古巣のオーナーを牽制。
 KAIや中之上からは「武藤さんを安心させたい」「ラクをしてもらいたい」といった、かなり気遣う発言も出たが、武藤は「俺、甘えん坊だからもしかしたら甘えるかもしれないけど」と言いながらも、自身も旗揚げ戦で試合をするために6月に予定していたヒザの手術をやめたという。ただし今後はコンディションと相談しながら、基本的には限定出場になるだろうとのこと。
 また、同時期に全日本プロレスを退団した真田聖也の名前がなかったが、武藤は「(真田からの連絡は)ないですね。誰かが動いているのかもしれないが、俺は分からない。あんまり『来い、来い』っていうのはね。自主性に任せたいですね」と説明。

 旗揚げ戦以降は基本的にシリーズを行っていくつもりとのことだが、「みんなで試行錯誤して(決めていくが)、もしかしたら従来のいい部分は残して、新しい部分にしなきゃいけない部分は変えていくかもしれない」とも語った。
 「近未来的なものを考えている」という道場も現在数カ所見て回っているところで、早いうちに決めて若手育成にも着手していくとのこと。団体と運営会社を分けたのも、将来的にプロレス(W-1)以外のことも出来るようなカタチにするためだと説明。
 全日本プロレスを退団した際に、白石代表が口にしていた違約金などについては「俺だってガキじゃないんだから、その辺は弁護士にも相談して全選手に関してもクリアしています」と説明された。

2013年7月10日 16:28
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