全日本プロレス株を買い戻そうとしていた武藤だが、スピードパートナーズ社が武藤側から交渉辞退の申し出があったと発表!
29日、全日本プロレスの親会社であるスピードパートナーズ社より、全日本プロレスリングシステムズ株式売却について発表があった。
以下がスピードパートナーズ社より送られてきたリリース。
弊社子会社である全日本プロレスリングシステムズ(以下「全日本プロレス」という)についてお知らせいたします。
全日本プロレス株式売却について、元会長である武藤敬司氏(以下「武藤氏」という。)と本年5月より交渉してまいりましたが、武藤氏側弁護士より、正式に「交渉辞退」の申し出があったことをご報告させて頂きます。
今回の武藤氏による交渉辞退の申し出により、既に発表しておりますとおり白石代表取締役を筆頭とした、新体制による経営体制が継続する事が決定いたしました。
6月30日開催予定の「プロレス LOVE in 両国」大会は、現行の所属選手全員による最後の大会となり、7月以降は新たな所属選手も含め、新生全日本プロレスとしてファンの皆様に夢と感動をお届けするプロレスを提供いたします。
今後とも全日本プロレスをよろしくお願い申し上げます。
5月のゴールデンウィーク明けくらいに、武藤サイドから白石氏サイドに「あなたのやり方にはついていけない。(全日本の)株の買い戻しをしたい」という申し入れがあり、交渉がスタート。
白石代表は5月末日までという締め切りを延長し、6月に入ってからも交渉が行われていることを会見で明らかにしていたが、武藤サイドが全日本株を買い戻すことを断念したことにより、"全日本プロレス"の看板は白石代表をはじめ、残留を表明している諏訪魔らが守っていくこととなった。
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