白石社長が全日本プロレスの株式譲渡に関して中間報告!新団体設立に動く武藤にクギ!諏訪魔は全日本残留を宣言!

130611_AJPW-1.jpg 11日、全日本プロレスが都内の事務所で会見を開き、6月1日付で新社長に就任した白石伸生氏が株式譲渡に関する報告を行った。

 白石社長はまず「武藤(敬司)さんと私との意見・見解の相違、プロレスに対する考え方、経営に関する考え方、そうした点で分裂騒動が起きていることに関してご報告させていただきたいと思います。まず私の過去の行き過ぎた言動、または多少互角を招くような発言等があったことを深くお詫びしたいと思っています」と、6・2後楽園大会の試合前にリング上で挨拶した際と同じように、Facebook上などでの書き込み(発言)が物議を醸し、ファンや関係者に迷惑をかけたことを謝罪した。
 そして5月のゴールデンウィーク明けくらいに、武藤サイドから「あなたのやり方にはついていけない。(全日本の)株の買い戻しをしたい」という申し入れがあったため、「一致団結してキチンとした経営が出来るのであれば」という前提で交渉を続けていたという。具体的に白石社長側からは"武藤商店から武藤カンパニーへの脱却"、"最低3年間の運転資金の確保(証明書・資料の提出)"といった条件を提示したが、5月末日までという締め切りまでに武藤サイドから納得いく解答を得られなかったため、6月から白石氏が会社を預かるカタチになったとのこと。

130611_AJPW-2.jpg そこで6月いっぱいまで交渉を延長することになったため、現時点でも交渉が続いているのは事実だが、その一方で一部マスコミで武藤サイドが新団体設立に向けて動いていると言っていることに関しては「ちょっと手順が違うんじゃないかな。交渉期間中に派手はアクションをするのはいかがなものかな、と」とクギを刺した。
 株式譲渡の交渉は今週いっぱいを目処とし、「交渉決裂となった場合、(武藤には)違約条項の契約が残っているので、それをどう円満に解除していくかという話し合いにシフトしていかざるをえない」と牽制。基本的には選手とは6月いっぱいまで契約が残っているため(一部7月や8月の巡業まで契約が残っている選手はいる)、まずは6・30両国大会までは"全日本プロレスの選手"として職務を全うするのが筋だとした。
 「(武藤が)過去を反省しないというのが一番(の原因)」ということで武藤は離脱することになったそうだが、白石社長は「選手、社員1人1人にいい道を選んでもらいたいと思っているので、引き止めるといったことはしていません」という。無駄をなくし、巡業などは効率化し、みんながハッピーになるような"普通の会社"になるように、今年中の事業計画や向こう3年間の事業計画など、きれい事ではなく現実味のあるリアルプランを提示しながら、選手や社員とは話し合いをしているとのこと。だが、「結果的に選手が分裂するようなことなるのは申し訳ないと思う」としながらも、「(全日本という)看板を守るためには、流さざるをえない血も結果的にはある」とした。
 また、全日本プロレスの社長になった以上は、選手や社員はもちろん、ファンやマスコミとも向き合って人間関係を築いていきたいという白石社長は、Facebookに全日本の看板に泥を塗るような書き込みをしたと認め、反省した上で削除したとのこと。
 
130611_AJPW-3.jpg 6・30両国大会までにはある程度残留する選手は発表出来るだろうとのことだが、白石社長に続き、昨日某スポーツ紙で全日本残留と報じられた現三冠ヘビー級王者の諏訪魔が登壇。
 「自分はこの状況でありますが、全日本プロレスに残る決断をしました。ここまで俺を育ててくれた武藤さん、内田(雅之元社長)さんには感謝の言葉しかありません。でも僕は全日本プロレスが好きで、全日本プロレスに入団したので、その全日本プロレスを裏切ることは出来ません」と正式に全日本残留を宣言。
 武藤から「みんなで新団体に行こう!」と直接言われたと、涙を堪えながら語った諏訪魔だが、白石社長と武藤、両サイドの話をじっくりと聞いた上で、最初から決めていたという"全日本残留"を今月9日に武藤に電話で報告。すると武藤からは「お前、廃業するのか?」と言われたそうだが、「俺は廃業覚悟です」と答えると「次、会うときはお互い笑って会えるといいな。お前、ガンバレよ」とエールを贈られたとのこと。 

 「自分自身も先は見えない。全日本プロレスという看板はこれまでも何度も分裂したりといった危機が訪れたけども、俺は何回も再生していく不思議に力に懸けてみたい! どうなっていくか本当に分からないけども、1人でも全日本プロレスをやっていきたいという強い思いでいます!」と力強く宣言した諏訪魔は、白石社長同様にお客さんを第一と考え、どう信頼を築いていけるかが今後のポイントになるとした。
 ちなみにこのタイミングで残留を宣言したのは、6月16日から始まるシリーズの前にハッキリさせて、プロレスに集中したいからだと説明。「次のシリーズ、今まで頑張ってきた仲間と別れる恐れがあるので、そこはすごい複雑ですね。でもやっぱりファンの方々第一ですから全力ファイトを心掛けて、ケガは絶対しない。それだけです」とも語った。

2013年6月11日 15:20
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