猪木が日本維新の会から参院選出馬を表明!「以心伝心ジェット・シン!もう1回、維新に風を吹かせる」

130605_Inoki-1.jpg 5日、IGFプロレスリングの会長を務める"燃える闘魂"アントニオ猪木氏が、都内のホテルで記者会見を開き、日本維新の会から7月の参議院選挙に比例代表で出馬することを正式に表明した。

 『炎のファイター』に乗って登場した猪木氏からは「なんで維新からなんですかって言うから、以心伝心ジェット・シンってことでね」「まさか政治に戻ることはないってずっと思っていたのに、ハッと気付いたら今日のような運びになってしまっていてね。ふと国会の中を歩いている夢は何度か見たことがあったんですがね。これから選挙ですから、そこを歩けるかどうか」「今、一番世の中が何も盛り上がらないし、投票率も低迷するかもしれない。そんな中、日本を元気に。それぞれの役割をもっともっと果たせれば。参議院の役割もね」と、いきなりアントン語録が次々に飛び出していく。

 また、この会見前に議員会館で対面したという石原慎太郎共同代表については「石原さんの本を読みましたが、共感できることもあれば、ちょっと違うこともある。人がよればいろんな意見がある。そこをどうやってまとめていくかがリーダーの役割。その中で私には独自の外交チャンネルがあります」と、自分には議員時代やレスラー時代に開拓した世界中へのネットワークがあることをアピール。
 そして「スポーツを通じて世界平和の理念は今も変わっておりません。私にしか出来ないことを! 70からの旅立ちということで。猪木の元気の賞味期限が切れないうちに。政治というのはお祭り騒ぎ。みんなが参加してもらう火付け役を背負わせてもらえればありがたいなと。せっかくいただいたこの長いアゴ、1回見たら忘れないという顔を活かして政界に出たら思い切り暴れたいと思います」と政界進出へのやる気を語った。

130605_Inoki-2.jpg 18年ぶりに政界に進出することを決めた理由について聞かれた猪木氏は、橋下徹共同代表の慰安婦発言問題に触れて「俺も昔は勢いに乗っているときにスキャンダルにあったんで、誰かがもう1回維新に風を吹かせることが出来たらっていうのが私の思いだったんでね。欲望のカタチが変わってきたというか、手前ミソというか自分のカタチが、欲望美人とでもいったほうがいいのかな(苦笑)」と解答。
 さらに前回、政界に進出した際は「国会に卍固め」というキャッチフレーズがあったが、今回何か考えているか聞かれると「いやぁ困るなぁ。みんなで考えてくださいよ(苦笑)。(強いてあげれば)闘魂注入ですか。その注入をどこに向けるのか......国会なのか? 国民なのか? 維新なのかね」と言ってニヤリ。

 自民党から出馬する格闘家の佐竹雅昭氏にも「頑張ってほしいなぁって(苦笑)。たぶん当選するでしょ。みんなも応援してやってください」とエールを贈ると、会見場には愛弟子の藤原嘉明、IGFの鈴木秀樹、将軍岡本も駆け付け、最後は「1、2、3、ダー」で気合いの雄叫びをあげた。

2013年6月 5日 22:59
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