まず当初6・2後楽園大会で行われる予定だった宝翔天女（宝城カイリ＆翔月なつみ）vs.木村響子＆クリスティーナ・フォン・エリーのゴッデス・オブ・スターダム選手権試合だが、王者チームの翔月が以前から負傷していた足首損傷に加え、練習中に頸椎損傷という大ケガを負ってしまい、ドクターストップにより試合出場が不可能になったと発表された。
　木村から「ベルトを返上しろよ！」と迫られた宝城が「返上するかどうかはなっちゃんと離して決めたいと思いますけど、それでも（試合は）1人でもやるつもりでいます！」と言い返す。すると木村は宝城の頭からペットボトルの水をかけていき、「舐めるのもいい加減にしろ！」と激怒。
　そこに高橋奈苗が「いい加減にしろ！」と入って来ると、木村は奈苗に向かって「おめーの団体の落とし前だろ、お前が付けろよ！」と詰め寄る。木村を睨み付けた奈苗は「私がやってやるよ！」と1日2試合やる覚悟を示す。その場でロッシー小川代表は奈苗＆宝城vs.木村＆クリスティーナによる通常のタッグマッチを行うと決定。

　その後、奈苗は彩羽との情熱注入マッチ第2戦について「（彩羽の）プロレスへの思いや勢いはいろんなところから感じることが出来ますけど、プロレスというのは勢いだけではどうなることも出来ません！　やればやるほど奥が深くて、私ももうドンドンドンドン追及したくなるほど、プロレスっていうのは奥深いものです。そんな奥深さを私が、この高橋奈苗が、身体と心を使って、この彩羽匠にレクチャーしたいと思います」と語ると、彩羽は「私は頭と身体を使って真っ向勝負で行きますので、ぜひ全力で来てください」と太々しく言ってみせてから、何と「あともう1つ、納得いかないことがあるんですけど。さっきもう1試合やるみたいなこと言ってましたけど、自分とやって勝つか負けるか分からないのに、よくそんなことが言えますね！　自分が勝って、その勢いでモンスター軍を倒したいと思います」と一旦は奈苗に決定した宝城のパートナーに名乗りを挙げた！　しかも奈苗に勝った上で、と自らにハードルを課して。
　当然奈苗は「なんであんたが決めるの？」と納得できない様子だったが、小川代表がこの奈苗vs.彩羽の勝者を宝城のパートナーにし、木村＆クリスティーナと対戦することを決定した。

STARDOM GOLDEN AGE
日時：6月2日（日）開始：12:00
会場：後楽園ホール

▼第1試合　スクランブル・タッグウオーズ 20分1本勝負
脇澤美穂／須佐えり
vs.
松本浩代（エスオベーション）／岩谷麻優
vs.
横尾由衣／吉乃すみれ
vs.
ヘイリー・ヘイトレッド（フリー）／シュー・ヤン

▼第2試合　ワンダー・オブ・スターダム選手権 30分1本勝負
［王　者］ダーク・エンジェル
vs.
［挑戦者］夕陽（ZERO1野良犬道場）
※第2代王者エンジェルの2度目の防衛戦

▼第3試合　STARDOM PASSION INJECTION2013〜情熱注入〜（2）20分1本勝負
高橋奈苗
vs.
彩羽匠

▼第4試合　タッグマッチ 30分1本勝負
宝城カイリ／第3試合の奈苗×彩羽の勝者
vs.
木村響子（フリー）／クリスティーナ・フォン・エリー

▼第5試合　ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
［王　者］夏樹☆たいよう
vs.
［挑戦者］米山香織（フリー）
※第5代王者・夏樹の5度目の防衛戦

▼第6試合　ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
［王　者］紫雷イオ
vs.
［挑戦者］世IV虎
※第3代王者イオの初防衛戦

　その彩羽は初の地元凱旋大会となる6・16福岡さいとぴあ大会でもメインに抜擢。すでに何回か組んでいる紫雷イオとのタッグで、高橋奈苗＆横尾由衣との対戦が決定。彩羽と横尾は同じ4期生だが、これが初対決。
　彩羽を激しくライバル視しているという横尾は「（彩羽は）デビューして間もなく初勝利を挙げてエリート、エース候補として取り上げられ、しかもクールぶっているところが、私は何とも気に食わないです！　なので奈苗さんとの師弟タッグで情熱を持って熱い熱い試合をして、パッション込めた試合をして火傷させてやるからな！」と宣戦布告。その心意気やよしとした奈苗も横尾の勝利を全力でサポートすると約束。
　それを聞いた彩羽は「イオさんとはデビューしてから2戦目、3戦目、4戦目とずっと組ませていただいて、そこでもずっと勝っているので、この勢いで福岡でも勝って、最後締めたいと思います。横尾からは『嫉妬してる』とか『ライバルだから』とか、すっごい直接言われて、自分もどうしていいか分からないんで。せっかくここで試合をする機会があるなら、ここで自分の勢いを見せつけて黙らせてやろうと思います」と言い返してみせた。

STARDOM Chapter Two beginning
日時：6月16日（日）開始：17:00
会場：福岡さいとぴあ

▼シングルマッチ 15分1本勝負
岩谷麻優
vs.
吉乃すみれ

▼シングルマッチ 20分1本勝負
脇澤美穂
vs.
木村響子（フリー）

▼タッグマッチ 20分1本勝負
米山香織（フリー）／須佐えり
vs.
夏樹☆たいよう／世IV虎

▼タッグマッチ 20分1本勝負
松本浩代（エスオベーション）／宝城カイリ
vs.
ヘイリー・ヘイトレッド（フリー）／クリスティーナ・フォン・エリー

▼彩羽匠凱旋試合タッグマッチ 30分1本勝負
紫雷イオ／彩羽匠
vs.
高橋奈苗／横尾由衣