スターダムが両国大会直前にレセプションパーティを開催!タイトルマッチの調印式ではピリピリムード漂う

130427_Stardom-1.jpg 27日、都内のホテルでスターダムが『スターダム両国シンデレラ レセプション・パーティ』を開催。ファン参加型のイベントでドレスアップした所属選手がファンをお出迎えすると、お辞儀をして頭をマイクにぶつけるというボケでつかんだ(?)奈苗が「乾杯パーイ!」と乾杯の音頭。

 豪華な料理を食べながらファンとの交流を楽しんだ選手たちだが、その後4・29両国大会で行われるタイトルマッチの調印式へ。グラレスラーの象徴として愛川ゆず季のトレードマークとなっていた白いベルトことワンダー・オブ・スターダムの第2代王者をダーク・エンジェルと争うにことになった安川惡斗は「この白いベルトをアタシは両国で巻きます。これで巻けなかったら恥だと思っています。これで負けてしまったらアタシはイチからやり直すつもりでいます。もう武者修行ですね」と己にリスクを課した。
 スターダム2012新人王である夕陽の挑戦を受けるハイスピード王者の夏樹☆たいようは「自分はこのベルトを初代から巻いた者としてイチから作り上げてきたっていう思いと、このベルトが設立された団体がなくなっても、他団体に流出してもずっと守り続けてきたっていう思い。そして今、自分はカンフーを習い始めて、ハイスピードに新境地を開きはじめたばかりなので、まだまだ負けるわけにはいかない。これからもまだまだ自分がハイスピードの道っていうのを切り開いていきたいと思っている」とハイスピードへの思いを語った。

130427_Stardom-2.jpg 4・14新木場大会での試合中にケガをしている足を散々痛めつけられた上、長かった黒髪をハサミで木村響子に切られた翔月なつみはショートヘアにイメージチェンジ。「(髪を切れたことは)私のやる気にプラスにされた」と言ってみせたが、タッグ王者の木村は料理を食べながら登壇して調印すると、「ロッシー小川が甘やかしたウ●コちゃんたちにうちらが負ける要素が1つもないの。このウ●コ、目覚ませ!」とコップの水を宝城カイリにぶちまける。しかし宝城は厳しい表情で「もう試合で見せるだけだと思います。見ていて下さい!」と言ってみせた。
 宝翔天女(仮)に続き、キムラモンスター軍☆に流出しているベルトを取り戻すため、アルファ・フィーメルの持つワールド・オブ・スターダムに挑戦する紫雷イオは「両国国技館で第9試合ということなんですけど、第10試合の愛川ゆず季選手の引退試合はファイナルマッチということで、こちらの第9試合がメインイベント。引退試合のほうはどちらが勝とうとも納得がいくと思いますが、このメインイベントに関しては私が負けてしまったときには完全なるバッドエンドですし、私が無事にベルトを取り返せばハッピーエンドですし。完全に自分に懸かっていると思ってます」と、両国大会をハッピーエンドに終わらせるためにも勝ことを宣言すると、立ち上がって睨み付けるアルファに一歩も引くことなく「絶対、お前のことを倒す」と言ってみせた。

130427_Stardom-3.jpg そして世IV虎を相手に引退試合を行う愛川は「試合前っていつも『あぁ、どうしよう』とか『嫌だな』とか、そういう気持ちになっているんですけど、今回、本当に......寂しい気持ちはもちろんあるんですけど、この試合がすごく楽しみです。なので両国で笑顔で引退出来るように。この試合は私の引退試合でもあり、人生としては新しいスタートでもあるので。スターダムも同じく新しいスタートを切る大会だと思いますので、みんなで力を合わせて成功させたいなと思っています」と意気込みを語った。
 一方の世IV虎は「引退試合とか一切関係ありません。愛川の今までの借りを返す。コイツがいなくなる前に自分にやられてきたことを全部倍返し......倍以上にして返して自分がこれからのスターダムを背負っていくに相応しいっていうのをお客さんに観てもらうと同時に、自分の踏み台になってもらいたい」と、あくまでも愛川を踏み台にして、自分が今後のスターダムを背負っていくと宣言した。
 大会直前ということもあり、対戦相手を目の前にしてピリピリとしたムードが漂う場面もあったが、最後は宝翔天女(仮)が『未来のスターダム』を歌っているところに、奈苗、愛川、脇澤、イオが乱入してみんなで踊ってパーティを大いに盛り上げた。

2013年4月27日 23:22
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