ナイマン「イージーなファイト」鈴木「練習なんてやってない」U-SPIRITS again前日会見はピリピリムード!

130308_Uspirits.jpg 8日、都内新宿区のDEEP道場IMPACTで、明日開催される『金原弘光 総合ラストマッチ U-SPIRITS again』(3月9日、後楽園ホール)の記者会見が行なわれた。会見には第1試合の冨宅飛駆、長井満也と第5試合の山本喧一を除く11選手が出席、明日に向けての意気込みを語った。

 セミファイナルの鈴木みのるとハンス・ナイマンはピリピリムード。ナイマンが「これといって相手の印象はない。練習は毎日している。あんな練習してなさそうな奴には負けない」と言えば、鈴木が「俺? 練習なんてするわけない。だって練習したらすぐ勝っちゃうじゃん!」と火花を散らす。
 会見後、対戦カードごとに写真撮影が行なわれたが、鈴木がナイマンをにらみつけ「何だ、この野郎」と挑発。あわや乱闘騒ぎとなるところ、高山善廣やスタッフらに抑えられ事なきを得る一幕も。はからずもUWF対パンクラスの図式となったこの大会、嵐となるか!?

 各選手のコメントは以下。

松井大二郎「一所懸命、頑張ります。よろしくお願いします」

KEI山宮「金原選手の総合ラストマッチではありますが、お世話になったパンクラスのメンバーが揃っている。いい試合をします」

佐藤光留「現在進行形のUの末裔として、歴史を変える試合をします」

高山善廣「歴史を変えないように頑張ります」

菊野克紀「掌底は初めてですが、思い切り掌底を楽しみたいと思います。特に対策はしていませんが、掌底は普通のパンチより距離が短くなることを意識しています。今やっている空手を活かしたいです」

伊藤崇文「勝負なので、フルに闘うか短くなるかはわかりません。UWFをフルに闘いたいです」

高橋義生「知らないうちにリングス対パンクラスということになっているらしいので、絶対に負けられません。気合いを入れて闘います。パンクラス20周年の年にこういう大会があったことは、特に意識はしていません。前回は金原選手の20周年のお祝いで参戦させていただきましたが、今回は最初、自分の中ではそんなに興味がありませんでした。パンクラスは気づいたら20周年という感じで、あまり関係ないと思っています」

ハンス・ナイマン「この大会に呼んでいただき、ありがたい。金原選手の引退ということで、頑張って闘います。自分がまだいるということをアピールしたいですし、リングスの代表としていい試合をしたいです。試合は8年ぶりとなりますが、練習は毎日しています。相手の印象? これといって無いですね。そんなに練習しているようにも見えないので、自分的にはイージーなファイトだと思います」

鈴木みのる「明日、所沢で試合があるから、間に合ったら行くよ。まぁ適当にやりゃ勝てるだろう。セミリタイアしてるオッサンだから、ちょちょっと勝つよ。俺は試合3日ぶり! 練習なんてやってない。だって、練習なんかしたら、すぐ勝っちゃうじゃん!(笑) パンクラスの20周年にこの大会があること、偶然っちゃ偶然かも知れないけど、もしかしたら、このタイミングだから、何かに導かれてるのかも知れないね」

金原弘光「ここまで忙しくて、感傷にひたっている暇がなかった。明日は悔いの残らないよう出し切りたいですね。近藤選手にはパンクラス代表として闘ってほしい、僕はUインター代表として闘います。先日、昔のパンクラスの映像を見ていたら、近藤選手はすごかったと感じました。新たに気持ちを引き締めてやりたいです。でも、勝負は甘くないですからね」

近藤有己「明日は金原さんをぶっ飛ばします。よろしくお願いします。打撃でKOしたいですね。なるべく早い時間がいいです。金原さんに"すごかった"と過去形で言われましたが(笑)、まだ過去形じゃないところを見せたいです(笑)」(文・写真/佐佐木 澪)

2013年3月 8日 16:42
このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体