元気がないプロレスをもう一度メジャースポーツにするため叱咤激励するために旗揚げするという新団体だが、大家代表は高木三四郎から渡された設立資金1万5000円はまだ使わず、まずは観客に団体を旗揚げしていいかどうかジャッジメントしてもらいたいという。

　そのジャッジメントを下す場として、3月6日（水）の19時30分より、市ヶ谷南海記念診療所でプレ旗揚げ戦を行うと発表した大家代表は、一緒に闘ってくれる仲間を募集しているという。まずは隣にいる頑固プロレスのリングアナであるワンダーマンが協力を申し出たという大家だが、そこに突然浪口修が乱入！
　テーブルを蹴り倒し「お前みたいなのが団体を旗揚げしたって中途半端な奴が増えるだけだ！」と文句をつけた浪口は、大家に殴りかかると、撮影していた今成夢人にまで暴行を働いた上、「3月6日、俺のカードを組んでおけ！　そこで試合をして俺がジャッジしてやる！」と吐き捨てて去って行った。

　泣き崩れる今成に大家が「素人にこんなことしていいのか？　悔しいか？　男には......いや、人間にはどうしても闘わなくちゃいけないときがあるんだよ！　お前、プロレスラーだろうが！　3月6日、浪口修vs.今成夢人のシングルマッチ！　やれんのか、お前！」と激情しながら叫ぶと、今成も泣きながら「やります！」と絶叫。その場でガンプロ・プレ旗揚げ戦第1弾カードとして浪口vs.今成が正式決定した。