プロレス大賞の新人賞に選ばれた橋本大地「父は新人賞をもらっていません。初めて僕にあって、父にないものです」

121211_Zero1_edited.jpg 11日、2012年度の東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞で、新人賞に選ばれたプロレスリングZERO1の橋本大地がコメントを発表した。

 「プロレスリングZERO1 橋本大地です。この度は、プロレス大賞の新人賞を頂戴し、本当にありがとうございました。
 率直に感想を申し上げますと、正直、ホッとしています。昨年、『受賞できるのではないか』と、事務所でたくさんの仲間が待っていてくれるところでの、落選。
 『来年、また一年がんばって、上を目指そう!』と、大谷(晋二郎)社長が言ってはくれたのですが、僕を支え、サポートしてくださっていた皆様、また、僕を応援して下さっているファンの皆様を悲しませる格好となり、本当に心が痛みました。
 賞を獲りたい為に、プロレスをしている訳ではありませんが、この皆様のためにも、どうしても今年は獲りたいと思っていました。

 今年は、ウチの団体はもとより、NOAHさんや、大日本、ドラゴンゲートさんでも試合をさせて頂き、大変貴重な経験をさせて頂きました。
 特に、大日本プロレスの橋本和樹には、感謝しています。普段は、お互いに、ナメた口調ではなしてばかりですが、彼がいなければここまで来れませんでした。なので、今日だけ言います。和樹、ありがとう。
 そして、この選考理由の中に、『被災地や学校での活動』を支持して下さった方が居たとお伺いしました。僕らは、今、被災地や、学校、駅前やショッピングモール、病院や福祉施設など、『こんなところで!?』と言うような、沢山の場所で、試合をさせてもらっています。この活動は、実に地味で、皆さんに伝わりづらい活動です。
 でも、この活動を評価して頂けた事は、一緒に活動して下さっている皆様、しいては、僕らのプロレスをみて、『頑張ろう!』と、思ってくれた、被災地や、ちびっこたちも、みんなが表彰されたと、感じ、この事こそが、まさにプロレスラー冥利に尽きます。

 父は、新人賞をもらっていません。初めて、僕にあって、父に無いものです。13日から始まる、風林火山の開幕戦が名古屋なので、前日に、岐阜で眠る父に報告へ行きたいと思います。
 そして、来年も一生懸命にプロレスに邁進し、努力をし、もっと上の頂きを目指して頑張ります。応援、宜しくお願い申し上げます。
 これまで、私と対戦して頂いた選手の皆様。周りでいつも、僕を支えてくれている、ZERO1をはじめとする、選手、スタッフの皆様、新潟・玉三郎さんをはじめとするチャリティーに関わってくださっている皆様。
 そしてなにより、常日頃から僕を応援してくれている、ファンの皆様。父・破壊王 橋本真也のファンの皆様、今後とも、どうか、私、橋本大地。そして、ZERO1を宜しくお願い申し上げます! ありがとうございました」
2012年12月11日 07:00
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