パンクラスD有明大会の前日計量で嵐の予感!サンタコスの中井りん「ベルトへのプレッシャーはある。髪も切った」

121130_Pancrase-1_edited.jpg 30日午後2時より、都内新宿区のDEEPジムで、パンクラス12月ディファ有明大会の前日計量がおこなわれ、セミファイナルのダニエル・ウェストを除く全選手が初回パスした。
 主な選手のコメントは以下。

大石幸史「フェザー級に落として初めての試合だが、体調は問題なく大丈夫。落とすために、いつもとは少し違う調整だたが、特にきついということはなかった。
 相手(ジョン・ショレス)は体力的にもすごいし、ボクシングやレスリングなどスタイルが出来上がっている選手。対策というより、かたよらず総合的に練習してきた。明日は勝ちたい。ただ勝ちたい。勝って次につなげたい」

KEI山宮「今回からミドル級でやることにした。新しいことに挑戦しようとウエルターを2年やったが、自分の中では何かプロレスラーじゃないなと思っていた。でも、始めてすぐに階級を変えるのもいやだったので、タイトルマッチができるところまでは頑張ろうと決めていた。タイトルマッチは残念な結果だったが、ミドル級でなら自分の思うような試合ができると思う。本当は、適正体重はウエルターかなと思うが、でも減量で元気がなくなってしまう。これじゃあそのうち死ぬぞと思ったし、元気にやりたい。打てば響くような試合をやりたいと思い、ミドル級で闘うことにした。
 相手(一慶)は、身長も骨格もまさにミドル級の選手。どう考えても厳しい試合になると思うが、開き直って闘う。対策は特にないが、試合間隔が短いのはよかった。自分は間隔をおいて試合をするよりも、コンスタントにやっている方が調子がいい。今回はトントンといい間隔で試合ができたので、打てば響くような試合ができると思う。

ISAO「調子はいつも通り、変わらない。相手の印象は、見たまんま。写真などで見たイメージとほぼ同じだった。写真では身体のでかさとかはわからなかったが、そこまでは大きく感じなかった。明日になったら大きくなっているかも知れないけど(笑)。
 明日は今年の締めくくりの試合。全試合の中で一番いい試合をしたい」

清水清隆「調子はバッチリ。明日はもちろん勝つ。今年最後のメインをビシッと締めくくる」

安永有希「調子はいい。明日は全開でベルトを獲りにいく」

121130_Pancrase-2_edited.jpg また、計量終了後、バンタム級クイーン・オブ・パンクラス決定戦の調印式がおこなわれ、中井りんとダニエル・ウェストが誓約書にサインした。

ダニエル・ウェスト「体調は大変いいです。私は前回(2011年9月)より強くなっている。技術が向上したことを見せたいし、最初のベルトを巻くのは自分です。
 出る時は66kgだったが、飛行機に乗って体調が変わってしまった。これからタイムリミットまでにしっかり戻します。
中井選手のコスチュームはとても可愛らしい。知っていたら自分もやったと思う。とても可愛いです」

中井りん「コンディションはいいです。ダニエル選手の計量に関しては、まだ時間があるので(※この時点で)、まだ何も言うことはありません。
 特に作戦は立てていません。いつも通り総合力で闘いたい。特に強化したこともなく、総合的に全部練習してきました。
 ベルトへのプレッシャーはあります。でも、頑張るだけ。練習で叱られてばかりで、髪なんかいじってる場合じゃないと髪も切りました。とにかく勝てるように頑張ります」

 ウェストは初回で1.4kgオーバー。2回目でも1.1kgオーバーし、計量をクリアできなかった。通常、計量オーバーの場合は、相手が承諾すれば試合をおこなうが、オーバーしていない選手が勝った場合のみ記録とし、オーバーした選手が勝っても記録には残らないというペナルティが課される。しかし、ウェストが闘うのはタイトルマッチだ。計量タイムリミット(午後6時)の時点では、処遇は未定。一体どうなるのか。嵐の予感だ。(文/佐佐木 澪)

2012年12月 1日 01:27
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