スターダム四期生の3人がプロテストに合格!大和ファンの横尾は12・24後楽園大会デビューが決定!

121116_Stardom-1.jpg 16日、スターダム四期生となる3人がプロテストを受けた。今回プロテストを受けたのは、格闘技歴はないが大和ヒロシ(全日本プロレス)の大ファンで、プロレスブログを書いていたところを風香GMにスカウトされたという横尾由衣(23)、中学生の頃から剣道を始め、大学1年生の時には全国大会に出場。高校生の時クラッシュギャルズのビデオを見て長与千種に憧れ、今年8月のスターダム後楽園大会を観戦した時にプロレスラーになることを決心。周囲の反対を押し切り、大学を中退して福岡から上京したという田久保愛梨(19)、タレント活動と共にREINA女子プロレスでリングアナをやっていた満腹ミキティこと吉乃すみれ(29)の3人。

121116_Stardom-2.jpg 基礎体力テストに続き、まずは同期と各自2試合スパーリング。さらに横尾は安川惡斗、田久保は宝城カイリ、吉乃は須佐えりとそれぞれスパーリング。身体が大きい横尾と田久保(横尾は身長167cm、田久保は170cm)は先輩を相手にしても互角以上に渡り合ってみせた。とくにまだ入門してわずか2カ月にも関わらず、プロテストを受けた田久保は関節が柔らかいこともあり、関節技が極まったかと思ってもそこから脱出してみせる。
 そこで小川代表は急遽一期生の岩谷麻優とのスパーリングをリクエスト。期待の新鋭が相手ということもあり、岩谷も思わず試合の時のような気迫を見せる。ガッチリと逆エビ固めに捕らえた岩谷だったが、田久保はロープに脱出。立ち上がった田久保はエルボーから張り手まで見舞っていった。
 一期生の須佐を相手にスパーリングを行った吉乃に対し、審査員から「吉乃は自分でセーブしているような気がする。まだ出し切っていない」という注文があり、急遽一期生の世IV虎を相手にスパーリングを行うことに。同期の2人はもちろん、他の選手たちも激を飛ばす中、ちょっとやそっとの攻撃ではビクともしない世IV虎相手に、ガムシャラに向かっていった吉乃は臆することなく世IV虎に張り手まで見舞っていった。

121116_Stardom-3.jpg その結果、小川代表が「3人とも合格」と発表。ずっと四期生のコーチを務めてきた風香GMは「吉乃は年齢などが加味された合格だし、2人とは体格差もあるのでもっと自分が出来るものを見つけないといけないし、年齢を重ねているからこそガムシャラにいかないといけない」と親心から檄を飛ばしたが、夏樹は「今までの中で一番レベルが高い。特に大きな2人(横尾と田久保)は素晴らしい!」と絶賛して期待を寄せた。
 四期生の中では一番練習期間が長い横尾は、早くも12月24日の後楽園ホール大会でデビューすることが決定! 「昨日23歳の誕生日を迎えたんですけど、人生で一番最高にいい誕生日プレゼントになりました。明日はここまで頑張ってこれた自分にご褒美として、全日本プロレスの試合を観に行きます(笑)。12月24日にデビューが決まったので、皆さんの力を借りて努力、努力でデビューまでいきたいと思います」と大和ばりの努力でデビューまで突き進むと抱負を語った。

2012年11月16日 18:53
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