Catch The WAVE決勝トーナメントなどが行われる7・16WAVE後楽園大会の全対戦カード決定!文子と山縣が(株)ZABUN専属選手に!

120702_Wave-1.jpg 2日、東京・水道橋のマガジンプラス+にてプロレスリングWAVEが記者会見をおこない、7・16後楽園大会の全カードを発表した。
 会見にはCatch The WAVE決勝トーナメントに残った桜花由美、 栗原あゆみ、水波綾、大畠美咲の4選手を筆頭に、同大会でシングル対決が決まった浜田文子と華名。コミカルWAVEで激突する広田さくら、朱里がそれぞれ出席、コメントを出した。

プロレスリングWAVE
VIRGIN SHOCK
日時:7月16日(月・祝)開始:12:00
場所:後楽園ホール

▼プレミアムVirgin WAVE(時間無制限1本勝負)
浜田文子
vs.
華名

華名「昨日、WAVEの試合のあとに試合がしたいということで決定しました。正直な話を言いますと、手ごたえのある女子選手はほとんどいてないんです。先日もタッグだったんですけど男子と46分の死闘だったり、フィンレーとレザーフェイスと闘ったり、充実した試合は男子の試合が多いです。私にとって浜田文子っていうのは、国内で最後の意味のある女子選手やと思います。私にとってもお客さんにとっても刺激的な試合にあるんじゃないかんと思います」

文子「こういうふうに言ってくれるとうれしいし、会見は苦手なのでうまくしゃべれないんですけど、華名選手はもともと気になってた選手だし、アメリカでもメキシコでもイヤな噂を聞いてた選手。で、日本に戻ってきてもイヤな噂しか聞かないんですけど、週プロの表紙に載ったり、載ったり、載ったりするので、違った意味で言いたくないけど、世界の浜田文子としてなんかやっぱりみんなが言ってることと違うんじゃないの?って。上の選手、違う団体の選手だったり、どんな思いでそういうふうに言うのかわからないでもないんですけど、でも自分からしてみれば逆に他の選手がどんどんイヤがれば、チャンスだなって思います。世界を見てきた自分だから、自分しかいないというのがうれしいけど、自分も男子ともやってるなかで、自分だけじゃないいい選手もいるので、もっと見てほしいなと思う。男子とかとも闘ってきて、日本に戻ってきて、自分のスタイルは日本のスタイルだなって。日本の女子プロレスに戻ってここで浜田文子が生まれたと思うと、(そこでできるのは)うれしいし、いま試合をするのはメチャクチャ楽しい。で、昨日試合だったんですよ。(華名と)絡みがありまして、そこでピンときましたね。昔、いっぱいいっぱいのときの自分を見てるみたいな感じ。だったら思い切って華名が言うようにいまの時代の女子プロレスを見せようと。それは華名としかできない。華名としか見せれないと思う。だからといって、自分は負けないし、いつも大事な試合のなかで私が言えるのは受け身だけちゃんと練習してくれれば、あとは蹴りでも何でも受けますから。受け身だけ取ってくれれば、年間の試合を取れるんじゃないかなって思います」

--昨日、実際に闘ってみてどんな感想?
華名「私の評判が世界でも悪かったんやと思ったんですけど、他の女子選手と違って伝わってきますね。いままでとは違った経験をしてきたんやと思うし、それだけの苦労もたくさんしてきたんやと。そうじゃないとこういう空気、存在感はでないんだろうなって感じます。昨日当たったが、その都度、状況にあわせて、対応していかなきゃいけないと感じましたね」

▼プレミアム・コミカル・WAVE(時間無制限1本勝負)
広田さくら
vs.
朱里

朱里「昨日のWAVEの試合のあとで自分から試合がしたいと言わせていただきました。広田さくら選手、自分のなかで意味がわからないところとか、そういうところが、いま自分にとって、体験したいところ。体験したことがないので、広田さくら選手と一回は試合がしたいと思って言わせていただきました」

広田「いままでデビューをされてきて、いろんなところでの活躍を見聞きしてましたが、交わることはなかったし、交わることもないと思っていました。そんな朱里選手から意味がわからない、と。私、何かしましたか、と。隙間でやってきたのに、朱里選手は脚光あびてる人ですよ。その人が意味がわからないからやってみたい、と。隙間産業レスラーとしてはありがたい。さっきの試合もそうなんですけど、プレミアムってついてますが、試合時間に注目していただきたいのですが、無制限1本勝負になってます。私と朱里選手は15分1本勝負。どういうことか、と。これで生まれた因縁をぶつけあって、無制限1本勝負の死闘を繰り広げたいんですよ。あっ、世界の闘いと、隙間の闘い? わ、わかりました。ただし条件があります。指名していただいたので、このTシャツは、寺沢武一先生のスペースCOBRAです。こちらいろんな方が着ています。豊田真奈美選手、井上京子選手、ジャガー横田さん。私が勝ったら朱里選手にこのスペースコブラ着ていて、支配下に入っていただきます」

朱里「これを着ると支配下に入るんですか?」

広田「そうです。大丈夫です。ジャガーさんも着てるから」

GAMI「試合時間は15分でいいの? 5分でもいいですよ」

広田「15分じゃ足りないです。私、海外で悪い噂とかないです」

GAMI「わかりました。無制限1本勝負で。なんか希望ないの?」

朱里「朱里のコスプレからのTAJIRIさんとか」

広田「経験上あんまり面白い結果にならないので、あとここの会見はスリッパでやってるんですね。朱里選手、右の靴下が裏です。さっき気づいたけど言わなかったです」

--どんなコスプレを見て意味わからないと思った?
朱里「全部意味がわからない。だからそれが楽しみですね。後楽園でどんな風に出てくるのか、意味不明なのを楽しんでからすぐ終わらせます」

▼Catch the WAVE決勝トーナメント準決勝(時間無制限1本勝負)
桜花由美
vs.
栗原あゆみ

120702_Wave-2.jpg桜花「7月16日で波女が決定するんですが、波女になるためにカラダを絞っております。5月の中旬から山縣さんにコーチをしていただいて、カッコいいカラダで波女になろうと、現段階で5キロの減量と7パーセント体脂肪減。あと2週間、もうちょっと筋力つけて大きくなって後楽園の一番後ろの人からも腹筋が割れているのがわかるようなカラダで波女になっていきたいと思いますので、準決勝で栗原と当たる、と。4人残ったので栗原とは決勝で当たりたいなと思ったけど準決勝ということで。一番最初のCatch The WAVEのときに私が初代波女になっ たんですけど、そのとき栗原と決勝で当たって、波女になってそれから今年で4回目。準決勝ですけど、今回と栗原と当たって勝って大畠と水波の勝ったほうにも勝って、波女になりたいと思います」

栗原「自分がこの波女リーグ戦に参戦するのは4回目になります。準優勝、準優勝、敗退で、今回になるんですけど、自分はプロレス生活7年間なんですけどあきらめないのが取り柄でここまできたので、ほしいと思ったら地球の裏側まで取りにいくくらい執念深い女なので、4度目の正直になるんですが、必ず波女勝ち取りたいと思います」

--最近のお互いの試合を見て?
桜花「4年前に比べると成長してるし、自分も成長してるので。いままで負けたことがないので今回も勝って決勝にいきたいと思います」

栗原「そうですね、4年前なら桜花さんはキャリアもあり、先輩だった。いまとなってはキャリアの差は関係ないと思ってる。実力の差もないと思っています。波女になりたい気持ちがどちらが大きいかで波女になると思うので、そんな感じです」

--ファイトスタイルはどういう印象を持ってる?
桜花「なんだろ。ドロップキックのイメージですけど、最近はドロップキックじゃなくなってた。飛んでくるっていうイメージがあります。そういうのを気をつけていきたいと思うので、蹴って蹴って蹴りまくって。栗原の顔は蹴りやすいので近づけないようにしたいと思います」

栗原「えぐいっていう感じがします。でも自分は打たれ強さには自信があるので。対策は考えますが...。でも大丈夫です」

桜花「今回は栗原のことばかり考えてちゃいけないですよね。決勝までいくには...。ブラックダリアからは腹黒い大畠が上がってきて、水波がWAVEに入ってパワーブロック優勝してしまった。私の計画的には浜田文子と決勝で当たって...っていうのをイメージしてたんですけど外れて、今回、ぜんぜん違うメンバーが上がってきたので、そこも気をつけていかないと決勝に残れないと思うので、頑張ります」

▼Catch the WAVE決勝トーナメント準決勝(時間無制限1本勝負)
水波綾
vs.
大畠美咲

水波「そもそも波女になると意気込んでCatch The WAVEスタートしたんですけど、初戦で星ハム子に破れ、いいスタートきれませんでした。ですが、気持ちを切り替えてパワーブロックは水波が優勝しました。そして、決勝トーナメント、昨日、くじをひいいて大畠との対戦決まりました。まあ思わず殴りかかってしまいましたが、くじが決まった瞬間から闘いははじまっていると思う。決勝トーナメントにかける自分の思いというのは、すごく強いものがありまして、そもそもセンダイをやめ、WAVEに入団し、そこで掲げた目標、WAVEの試合でメインにたつこと。そして波女になるということをあげ、で、決勝トーナメント決まりました。なのでトーナメントは大畠に勝ってメインに立つという目標を達成し、波女になるっていうことを有言実行したいと思います」

大畠「まあ私は優勝するつもりなんで、準決勝で最初に誰と当たろうがよかったんですけど、またお前かよっていう感じ。ちょっとそこでイラっときたんですけど、去年準優勝して、そこからずっと悔しい気持ちが消えなくて、狙ってたんですけど、水波は今年、WAVEに入ってから、去年言ってなかったのに、今年に入ってから波女、波女言い出して、それが、自分の団体に媚売ってるみたいで、すっごい大嫌いです」

水波「去年ね、準優勝、準優勝って言ってる時点でね、去年のこと言ってる時点で私は負けていると思います」

大畠「自分の団体に媚売ってるよりはマシだと思うけどね。

水波「好きなこと言ってれば?」

大畠「図星だから言い返せないんでしょ」

水波「口ばっかりうまいですからね」

--お互いにここに気をつけたいっていう部分はありますか?
水波「そういう問題じゃないんで、本当に試合が終わってからすみませんでしたって言わせたい」

大畠「言うわけないじゃん」

水波「まあまあ、そのくらい言わせたいと思います」

大畠「ふだんだったら相手が大きいんでパワーがとかいうところなんですが、水波に対しては気にせず本当に嫌いっていう気持ちだけを出す試合になるんじゃないですか」

▼Catch the WAVE決勝トーナメント決勝
桜花由美×栗原あゆみの勝者
vs.
水波綾×大畠美咲の勝者

▼スクランブルThree WAVE(30分1本勝負)
GAMI/中川ともか
vs.
山側優/春日萌花
vs.
渋谷シュウ/紫雷美央

▼Black MEET WAVE(20分1本勝負)
チェリー/中森華子/藤本つかさ
vs.
勇気彩/下野佐和子/星ハム子

120702_Wave-3.jpg 引き続き、株式会社ZABUNの会見に移り、二上美紀子代表取締役が6月1日付けで浜田文子、山縣優の2選手と専属契約を交わしたことを発表。今後、2人はWAVE、OSAKA女子プロレスに優先的に上がるほか、オファーがあればこれまで通り他団体にも上がっていく模様。そのマネジメントをZABUNがおこなうこととなる。各選手のコメントは以下。

山縣「フリーになってから約1年経とうとしてるんですけど、もともと前の会社をやめてからどこかに所属したいなと常に考えていたうえで、前の団体やめてからいろんな団体に上がらせてもらいましたけど、WAVE、大女が面白いなというのが自分の中にありまして、所属ではないんですが、ZABUN専属っていうことで参戦できるなら、自分もいいかなと思いまして専属フリーにならせていただきました」

文子「自分は、伊藤道場をやめてから1年間、時間は決まってなかったんですけど、プロレス自体を休みたいと思ってたので、WAVEの大会でそれを言わせてもらって帰りました。ほんのり生活してたんですけど、あるときGAMIさんにある選手が出られなくなったので急に来てくださいって。大事なホールなんでって言われたんですけど、私の1年間休みたい理由もなくなり、結局、6カ月休ませてもらったんですけど、まあいいきっかけで...。自分もそのとき、いろんな意味でよくなかったので、日本に帰ってきて、それからWAVEに参戦するようになって、おかげさまでいろんな団体からオファーがきて、自分は試合のことしか考えてないから、あとのことは本当にできない選手なので、そういうところをGAMIさんに任せて、頼んで、やってもらってたんですけど。やっぱり優が上がるようになって、いろんな選手が上がるようになって...プラス植松さんの引退が大きかったですよね。自分は何もできないから、自分のことは自分で試合で守っていかないといけない部分がある。ZABUNに浜田文子という選手を守ってもらいたいという気持ちになったので、私はそういうのをお願いしました」

2012年7月 2日 16:17
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