避難所を訪問した大仁田が、初代タイガーからの逆デスマッチ要求に対して「来週何らかの発表をする」と返答!

120519_Onita.jpg 19日、邪道・大仁田厚が埼玉県加須市に位置する、埼玉県立騎西高等学校を訪れた。騎西高等学校には、福島第一原子力発電所から3km圏内の住民の方約200名がいまだに避難生活を余儀なくされている場所である。

 大仁田は、長年の友人である、元ヘビー級ボクサーの長須氏とその仲間8名のボランティアスタッフと共に、唐揚げ、焼きそば、ソーメン、ミネラルウォーター等を持ち込み炊き出しを行った。今年に入り、プロレス活動を本格的に再開した大仁田だったが、初代タイガーマスクや曙などの強豪選手との対戦で「肋骨3本と胸骨の骨折」で全治1カ月の重傷を負った。
 胸骨骨折の影響で、力の入らない左腕を吊った痛々しい姿での登場ではあったが、かねてから気になっていた避難所の方々の元気な姿を見れて、大仁田自身も元気をもらったようだ。
 「原発問題の解決が全く見えない状況の中で、この方たちは本当に希望を持って前向きに生きておられて安心した。俺もこの程度のケガで立ち止まっていられない」と自身に奮起を促した。

 先日、初代タイガーマスクが6月20日の後楽園ホール大会で、デスマッチ形式での一騎打ちを要望した件に関しては「敢えて邪道ワールドに足を踏み込んで来ようとしているのなら、奴の心意気に敬意を表して来週何らかの発表をします!俺たちも夢のある闘いを提供しないとな」と語った。
 避難所でメンタルパワーを充電した"邪道"がタイガーの要望にどう切り返すのか? 大仁田の今後の動きに注目だ。

【記事提供/大仁田厚事務所】

2012年5月19日 20:08
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