スターダム Season6
grows up stars2012
日時：5月20日（日）開始：12:00
場所：新木場1stRING

▼第1試合　シングルマッチ 15分1本勝負
岩谷麻優
vs.
翔月なつみ

▼第2試合　シングルマッチ 15分1本勝負
夏樹☆たいよう
vs.
鹿島沙希

▼第3試合　タッグマッチ 20分1本勝負
松本浩代（エスオベーション）／はるか悠梨
vs.
世IV虎／安川惡斗

▼第4試合　ユニット対抗戦　6人タッグ 30分1本勝負
高橋奈苗／脇澤美穂／須佐えり
vs.
愛川ゆず季／美闘陽子／宝城カイリ

▼第5試合　夕陽ドラフトマッチ 15分1本勝負
星輝ありさ
vs.
夕陽（ZERO1野良犬道場）

　腰の負傷の悪化により5・3後楽園大会から欠場していた愛川ゆず季が今大会から復帰することが決定。医師からのGOサインが出たという愛川は全力女子の美闘陽子、宝城カイリと組み、現在絶好調の高橋奈苗＆脇澤美穂＆須佐えりのナナエ軍団と対戦する。
　「腰のほうがだいぶ良くなってきましたので、今回の大会から復帰することになりました。ナナエ軍団がすごい調子に乗っているので、調子に乗りすぎると火傷しちゃうぞってところを見せたいと思います。試合を欠場して早く試合に出たいなって気持ちになったのが大きな収穫というか、プロレスラーとして一歩進んだ感じがした」と欠場しながらもプロレスラーとしての成長を感じたという愛川。タッグを組む宝城も「いまノリに乗ってるのはナナエ軍団かもしれませんが、私たちもゆず季さんは『ロンドンハーツ』のラブマゲドンに出たり、私は『（笑って）いいとも！』に出演させていただいたり、いろんな意味でこっちもノリに乗ってきているので、この勢いで絶対に勝ちたいと思います」と勢いではナナエ軍団に負けていないことを強調。
　だが、それを聞いた脇澤が「私の大嫌いな全力女子！　愛川ゆず季、美闘陽子さん？、宝城カイリ、私がなかなか出られない地上波のテレビに出やがって、ふざけるなよ！　絶対に許さないからな！　お前ら全員ベノムアームで倒してやる」と話題のベノムアームを振りかざした！

　また、その愛川を相手にプロレスデビュー戦を行ったZERO1野良犬道場の夕陽が、スターダムに定期参戦することが決定。そこで夕陽の所属するユニットを決めるための査定試合として、新木場大会では同世代の星輝ありさとのシングルマッチが決定した。
　試合後に夕陽の所属を希望する各ユニットのリーダーがマニュフェストを発表して夕陽を勧誘することになるようだが、メインで夕陽と対戦する星輝は「私のほうが先にデビューしているし、先にやっているっていうプライドもあるので、この試合は負けられないです。同じ16歳として比較されることがこれからも増えていくんだと思うんですけど、比較されても私のほうが上だっていうのをこれから見せていきたい」とライバル心を燃やす。
　一方の夕陽も「星輝ありさ選手、やっぱり同い年の現役女子高生ってことで私も以前から意識はしていました。星輝選手のほうがデビューは先で、プロレスラーとしては先輩になるんですけど、私は日高郁人さんと小林聡さんのもとで、その差を埋められるほどの練習をこなしてきたので、絶対に負けるわけにはいきません、それと星輝選手は入場時にダンスもやっていて、その練習もされているようなんですけど、星輝選手がダンスの練習をしている時間に、私は強くなるための練習をしています」と星輝を強く意識している様子だった。
　また、夕陽は同じ日高郁人のコーチを受けてきた、言わば"姉弟子"と言ってもいい奈苗や夏樹の「女子プロレスを肌で感じたい」とも語った。

スターダム Season6最終戦
grows up stars2012
日時：5月27日（日）開始：13:00
場所：札幌テイセンホール

▼第1試合　シングルマッチ 15分1本勝負
宝城カイリ
vs.
はるか悠梨

▼第2試合　シングルマッチ 15分1本勝負
須佐えり
vs.
鹿島沙希

▼第3試合　ユニット対抗戦　タッグマッチ 20分1本勝負
紫雷イオ／翔月なつみ
vs.
夏樹☆たいよう／安川惡斗

▼第4試合　スターダム＆DDTスペシャル・コラボマッチ 30分1本勝負
世IV虎／飯伏幸太（DDT）
vs.
岩谷麻優／男色ディーノ（DDT）

▼第5試合　ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
［王者組］愛川ゆず季／美闘陽子
vs.
［挑戦者組］高橋奈苗／脇澤美穂
※初代王者組・BY砲の2度目の防衛戦

　スターダムとしては初上陸となる札幌大会では、同日の夜に同所で大会を行うDDTとのコラボマッチが行われることになった。しかも世IV虎が"愛しのダーリン"と明言する飯伏幸太と初タッグを組み、岩谷麻優＆男色ディーノの超異色タッグと対戦する。
　世IV虎は「よ〜やくうちの念願のダーリンとのタッグが実現したということで、まぁこれが見られる札幌のファンはラッキーだよ。相手が男色ディーノ？　コイツとは1回組んですんげー嫌な思い出しかねぇけど、まぁそこはね、自分とダーリンで協力して愛の力でぶっ潰していきたいと思っているんで、そこらへん世露IV苦」とヤル気十分。何と「みんな知ってると思うけど、自分たちは結婚を前提としてお付き合いして、あと一歩で結婚なんです！　それでこの汚い奴ら、汚いタッグに勝ったら結婚もあると思いますよ」と、嘘か誠か妄想か、とんでもない爆弾発言まで飛び出した！

　札幌大会のメインでは愛川＆美闘のBY砲が持つゴッデス・オブ・スターダム王座に、絶好調のナナエ軍団から奈苗＆脇澤が挑戦。全女時代からの盟友である奈苗と脇澤だが、意外にもこのタッグでタッグタイトルに挑戦するのはこれが初めてだという。
　それだけにヤル気十分の脇澤は「札幌でもベノムアームで勝ってチャンピオンになって、札幌の街をナナエ軍団でパレードしたいと思います」と豪語。さらに「愛川ゆず季、ベノムアームは怖いだろ？　フフフ......私はベノムアームだけじゃないんだよ！」と何やら不気味なことを言い出した脇澤はTwitter上などで話題になっている"アイコラ写真"を巨大パネルにして持参！　何とタッグベルトを持っているBY砲の写真の顔の部分を、奈苗と脇澤にコラージュしたパネルをわざわざ用意し、なぜか「もうイメージはできてんだよ！」と吐き捨てながら、2人で写真と同じグラビアポーズまで披露してみせた。
　笑いながらその様子を見ていた愛川だが、「脇澤さんのベノムアームをゆずポンキックで蹴り倒して、もうベノムアームを使えないくらいにして、BY砲が勝ってベルトを防衛することを約束したいと思います。私たちBY砲がスターダムのプロレスだってところを見せたいと思います」と、脇澤の「もうゆずポンキックの時代は終わった。これからはベノムアームの時代だ」という発言に実はカチンと来ていたようで、ゆずポンキックでのベノムアーム破壊を宣言した。