飯伏vs.ハルクの再戦、男色ランブル、大家&高梨vs.シーサーの師弟対決など、6・5『帰ってきたDDG』全対戦カード決定!

120510_DDG-1.jpg 10日、後楽園ホールでDDT&DRAGON GATE合同興行『帰ってきたDDG』(6月5日、大阪・東成区民センター)のカード発表会見が行われた。
 約5年ぶりに開催されることになったDDTとDRAGON GATEの合同興行だが、実に興味深い全7カード(ダークマッチを含む)が発表された。

DDT&DRAGON GATE合同興行
帰ってきたDDG
日時:6月5日(火)開始:18:30
場所:大阪・東成区民センター

<決定対戦カード>※試合順未定
▼タッグマッチ
ケニー・オメガ(DDT)/石井慧介(DDT)
vs.
鷹木信悟(DRAGON GATE)/YAMATO(DRAGON GATE)

▼タッグマッチ
高木三四郎(DDT)/高尾蒼馬(DDT)
vs.
望月成晃(DRAGON GATE)/琴香(DRAGON GATE)

▼シングルマッチ
飯伏幸太(DDT)
vs.
B×Bハルク(DRAGON GATE)

▼タッグマッチ
マサ高梨(DDT)/大家健(ユニオンプロレス)
vs.
スペル・シーサー(DRAGON GATE)/シーサーBOY(DRAGON GATE)

▼6人タッグマッチ
HARASHIMA(DDT)/KUDO(DDT)/入江茂弘(チームでら)
vs.
戸澤陽(DRAGON GATE)/サイバー・コング(DRAGON GATE)/Kzy(DRAGON GATE)

▼男色ランブル
<参加メンバー>男色ディーノ(DDT)、アントーニオ本多(DDT)、ゴージャス松野(DDT)、ドン・フジイ(DRAGON GATE)、斎藤"ジミー"了(DRAGON GATE)、リッチ・スワン(DRAGON GATE)

▼スペシャル・ダークマッチ
ドン・マイケル(DDT)
vs.
"ハリウッド"ストーカー市川(DRAGON GATE)
特別レフェリー:ゴージャス松野

 まず高木、高尾のnWJと望月、琴香の4選手が登場。まず高尾が「ドラゴンゲートさんの選手と初めて対戦するが、琴香選手とは年齢も近く同世代なので楽しみ」と語れば、琴香も「他の団体の選手とあまり対戦していないので楽しみ。パートナーが望月選手なので心強いが甘えることなく、自分が獲っていくつもりで。とくに高尾選手とは同世代なのでガンガン行きたい」とライバル心を燃やした。
 一方、高木は「元々DDGをやろうとなったのは望月選手と一緒になって決めたこと。自分は望月選手とほとんど対戦したことがないが、自分は1970年1月13日生まれの42歳で、望月選手は1月17日とわずか5日違いということで、お互い20代のパートナーを連れてはいるが、40代の意地をお互いに見せていければななと思います」と語れば、望月も「非常に大人気ない40代と聞いているが、大人気ない40代なら自分も負けないぞ、と。お互い若いパートナーを連れているんで、40代同士の闘い+若い世代にも元気だぞってところを見せる試合にしたいと思うので、ここは敢えて第1試合でいかないですか? 賑やかしでバシッと、久しぶりのDDGを一発目でいい試合をしたい」と第1試合を希望した。

120510_DDG-2.jpg 続いて大家健が1人で登場し、「昔、自分は闘龍門にいまして、シーサーBOY選手とは同期で、練習生だったときの師匠がスペル・シーサーです」とかつてドラゲーの前身である闘龍門にいた頃のことを静かに語っていたのだが、いきなり興奮しはじめ「でも俺、ムカついてんだよ! 憤ってんだよ! スペル・シーサー、オイ! アイツの教え方が悪いから俺が辞める羽目になったんだろうが! いまでは俺はユニオンプロレスのエースだよ! DDTの役員兼売店部長を任されている! 立場が違うんだよ! アイツらはドラゴンゲートにいるかいないか分からない存在だろ? それにスペル・シーサー、シーサーBOY、勝手に獅子名乗りやがって! プロレス界の獅子、獅子王って言ったらこの大家健しかいねぇだろ、オイ!」と一気にまくし立てる。
 だが、そこに遅れてスペル・シーサーがやってきたため、大家は硬直......。しどろもどろになりながらシーサーに「どうもお久しぶりです......タッグマッチが組まれまして......スミマセン、ぜひ胸をお借りしたいんですけど......よろしくお願いします」と恐縮しながらシーサーと握手。シーサーが無言のまま立ち去ると大家は、着ていたTシャツをかなぐり捨てて「俺は絶対負けねぇよ! 俺は全然怖くねぇからな! 6月5日は俺と高梨の(闘龍門を)辞めたドロップアウトローズが絶対勝つからな! ガンバレ☆ドロップアウトローズ」と威勢よく叫んだ。

120510_DDG-3.jpg そして男色ランブルなる試合を行う男色ディーノが登場し、いきなり「まず男色ランブルというものを説明させていただくと、よくこういうお祭り的な大会で組まれるが、プロレス界に蔓延る同性愛という問題を私という探偵がビシバシカミングアウトさせていく形式になっているのですが......意味あるのかな? もういいっすか? あのねプロレスラーの8割はゲイだって私は思っているんだけど、ドラゴンゲートさんに至ってはもうちょっとその率が高いと思うのよ。だってドラゴン"ゲイ"トって自分から言っちゃってるわけじゃない。言ってみればドラゴンのゲイトなわけですよ!」と独自の介錯を述べていると、「それは言っちゃいけねぇだろ!」とドン・フジイ、斎藤"ジミー"了、リッチ・スワンが乱入!
 ディーノが「え? あ! 当たり過ぎちゃってごめんなさい」と謝るが、これは逆効果。フジはイスやテーブルを持ち出しながら「ルールも分からないし、何で俺らこんな勝手に決められてんだ?」と詰め寄るが、ディーノは「そんなに暴かれるのが嫌なの? いいわ、試合になればすべて分かるじゃない!」と含み笑い。斎了が「俺らは普段通りやるだけだ」と吐き捨てるが、ディーノは「普段通り来ていただければ自ずと......。いやぁドラゴンゲートさんは逸材が揃っていますね」とホクホク顔だった。

 さらに事前に発表されていたスペシャル・ダークマッチ、ドン・マイケルvs."ハリウッド"ストーカー市川の一戦を、ゴージャス松野が特別レフェリーとして裁くことも発表された。会見には出席しなかったが、スト市からの「DDGについては報道で知っただけで、何も聞かされていないので、ダークマッチだか何だか知らないが、試合時間そっちのけで決着がつくまでトコトンやってやる」というコメントが読み上げられると、続いてマイケルからの「ど〜も〜、ダークおじさんで〜す。もう肛門を爆破される以上の覚悟で臨んじゃいますよ〜。嫁さんネタなら、市川さんには負けません!」というコメントが読み上げられた。
 さらには松野レフェリーからの「大好きなDDGのリングに上がれる喜びは、言葉ではうまく表せないのでリングで表します。レフェリーとして試合を裁くのは初めてだが、私がレフェリーをやる以上は、私がルールブック。私以上のルールは存在しない。そして、私以下のルールも存在しない。私のルールはゴージャスルール。私のリングに変態行為は存在しない。最後にリングで勝つのはこの私......DDGにゴージャス松野あり!」という、早くもカオス状態のコメントが読み上げられた。

 また、前回大会(2007年4月18日)でも一騎打ちを行っている飯伏幸太とB×Bハルクも、それぞれ飯伏は「前回2007年に闘った時とは、お互いにスタイルが変わっていると思うので、前回とはまったく違う試合にしたいし、そうなると思います。前回は僕が勝ちましたが、この5年間でお互いにどう成長したか楽しみです。それが結果に出ると思います」というコメントを寄せ、対するハルクも「DDG? あ〜、何年か前にやったやつね、またやんの? 飯伏? あんまり知らないけど、よくケガして欠場する選手でしょ? ま、せいぜいケガには気を付けて頑張ってください...」というコメントを寄せた。
 5年前と比べるとハルクのほうが大きくイメージチェンジしているが、まだ復帰間もない飯伏にリベンジなるか?

2012年5月10日 17:22
このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体