華名と志田が道場マッチで前哨戦!後楽園大会での都のパートナーがミスター6号に決定!タッグ王座挑戦を控える帯広に熱いエール!
25日、アイスリボン道場で行われた道場マッチ『アイスリボン道場マッチ・383』。メインでは5・5後楽園ホール大会でシングルマッチを控えた志田光と華名の前哨戦。華名は久々の蕨のリング登場となった。
終盤、志田が華名にスリーカウントから荒鷲ドライバーをきめると、志田のパートナーであるエイプリル・デイヴィッズがアブロボムで華名を追い込む。しかし、華名のパートナーである雫あきがラリアットをエイプリルにあびせると、華名がエイプリルに裏拳から後ろ回し蹴り。ここで華名は腕ひしぎ逆十字。逃げるエイプリルをスタンディング腕固めでおいかけ、さらに今日2度目のチキンウイング・フェースロックに移行すると、そのまま胴絞めに入る。華名のサブミッション地獄に、とうとうエイプリルがタップして、華名が勝利をおさめた。試合後、志田と華名は激しくにらみあった。
メイン終了後の座談会に華名の姿がなく、司会の藤本つかさが華名をブッキングした松本都に訪ねると、試合と別にギャラが発生するということで、華名抜きで座談会が進められることになる。
都が「組みたいという人が殺到したため、発表がのびのびになっていました後楽園ホールの自分のタッグパートナーですが、ミスター6号くんに決定しました!」と発表。「たくさんのメディアに登場している6号くんこそが、実は今、一番世間に近い選手なのではないかと評価して選んだ」ともっともらしい理由を述べる都だったが、藤本は「誰も組んでくれる人がいなくて困ってるときに、きのうツイッターで本人が名乗り出てくれて決めただけですよね」と冷たく切り捨てる。とにかくこれにより、後楽園一回戦は、佐藤光留&りほvs.松本都&ミスター6号という、いろいろ大変なカードに決定。
さらに都は「後楽園ホールのタッグトーナメントは優勝したら何がもらえるんですか。特典とかないとモチベーションがあがりません」と藤本に問い詰めると、藤本は「例えば優勝賞金100万円とか、今ここで言うのは簡単ですよ。でも、なんか大きいパネルに100万円とか書かれた小道具を作って、はい100万円贈呈ですって渡されて、今のプロレスファンは本当にお金がもらえてるって信じませんよ」と衝撃発言!
都が「じゃあ本当にもらえそうな商品ってなんなの?」と訊くと、藤本は「例えば北都プロレスのバトルロイヤル優勝の商品です。私は、過去、北都プロレスのバトルロイヤルで優勝して、にわとり百羽、消火器10個、じゅうたん、カーテン、牛一頭などをもらいました」と発言。
都が「それこそみんな信じてるの?」とつっこむと、藤本は「あなたクレイン中條さんをバカにしてるんですか?」と逆切れ。そして「わかりました。今回の後楽園ホールのタッグトーナメント。私が北都プロレスのバトルロイヤルで獲得した商品、全部、優勝商品として提供しましょう」と提案した。
するとハム子が「つっかの、その男気に感動しました。自分も北都プロレスで獲得した商品を全部、提供します。」と名乗り出る。内容は牛、馬、エミュー、火災報知機30個、廃タイヤ100個、鮭100本、ラーメン一年食べ放題などとのこと。
こうして後楽園のタッグトーナメントの商品は、藤本とハム子が北都プロレスのバトルロイヤルで獲得した商品全部ということになった。
また、この日後楽園大会でリボンタッグ挑戦を控えた帯広さやかに、熱いエールを贈る木村響子、リボン高梨、マリーンズマスクの3名が集まり、後楽園壮行試合とも言うべきタッグマッチ(帯広&マリーンズvs.高梨&木村)が行われた。
帯広もその気持ちに応えようと、高梨の胸板にエルボー連打。帯広マジックをきめるが、高梨は二ークラッシャーから足4の字固め。マリーンズがカットすると、帯広は高梨をハーフハッチで投げきる。残り時間が少なくなるが、帯広と高梨の攻防が止まらず、激しいせめぎあいの中、時間切れ引き分けのゴング。そのゴングも聞こえないくらいやりあっていた帯広と高梨は、試合後も乱闘。帯広の気迫が全開となった試合に、客席からも大きな拍手がやまなかった。
すると座談会の際、マリーンズマスクは帯広に「勝てとは言わない。負けるな! 今日だって負けなかっただろ。がんばれよ」とエール。高梨も「5月4日のDDTでは自分、ユニオンでは大家健さんがメインでタイトルマッチ。そして5月5日は帯広がメインでタイトルマッチです。もう言うことはありません。ダメって言われてた3人、勝ってプロレス界に存在するってことを証明しましょう」とあらためて語る。
帯広は「本当にたくさんの方に背中を押していただいて、後楽園のリングに立つことができます。今の自分には確かに、支えてくれる人たちがいます。絶対勝てないというファンの人もいると思います。でも、もし最後、リング上にベルトを巻いて立っていたら、自分がただのダメレスラーではないことが証明できると思います。ベルト巻きます!」と力強く宣言した。
ここで、リングにあがらず会場の隅にいた木村響子を、帯広がリングサイドに無理やり連れてくる。木村は「アイスリボンは嫌いだけど、帯広には何か万が一の可能性を感じる」と帯広に檄をとばす。木村は「後楽園のメインでタイトルマッチ。無謀だと思う? 私は無謀だって周囲に言われたことを全部やってきた。やってしまえば無謀じゃなくなるんだよ。どうしても自分を信じられなかったら、帯広を応援してくれるみんなを信じろ」とエールを贈った。
なお、「アイスリボンは嫌い! こうやって自分の団体を嫌いとか言われて誰も怒らない。そういうところが嫌い!」という木村に対し、成宮真希が「自分はアイスリボンがどうこうとかではなく、強い人が目の前にいるなら闘ってみたい。シングルマッチ、やってもらえますか」と挑戦状を叩き付けた結果、28日の道場マッチで木村vs.成宮が行われることが決定した。
【記事提供/アイスリボン】
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