曙は大仁田が要求した反則OKルールを承諾!ハヤトがキッダーニ男爵に対して「介入してきたら潰す」!大地と和樹の橋本対決は早くも火花!
19日、プロレスリングZERO1が都内のZERO1道場にて4・24『Over The Rainbow』(後楽園ホール)の記者会見を行った。
メインでは現世界ヘビー級王者の曙が大谷晋二郎とのタッグ"華斬"で、大仁田厚&田中将斗の"元FMW師弟タッグ"と対戦。大谷は「やはり横綱と大仁田選手の2人が火花を散らしているのをそばにいて感じてるんで、僕なりに横綱をサポートし、大谷晋二郎のプロレスを思いっきりぶつけたいと思います」と語ると、曙は「今回は曙、大仁田選手、初顔合わせっていうことですが、まったく当たったことないからどんな試合するかとか、まだ分からないんですけど、それより、隣にいる田中選手には2連敗中だし、今度こそ勝って、チャンピオンだから勝たなきゃいけないっていうことなんでがんばります。皆さん、期待しててください」と意気込みを語った。
大仁田は会見には欠席だったが、田中は「本当久しぶりに師匠である大仁田さんと組むんですが、純粋なタッグは記憶がない。もしかしたら初かもしれない。その僕ら2人がこの横にいる華斬とやるということで、申し分ない相手やし、僕と大仁田さんが組むんであれば、どういうスタイルになるかっていうのも横の2人は分かってると思う。チャンピオンは2度負けてると言っていたが、2度あることは3度ある。僕らがどちらかから必ず勝利をもぎ取って2人で雄叫びをあげたいと思います」と語った。
気になるのは先日、大仁田が会見を開き"反則OK、場外カウントなし、毒霧&火炎攻撃あり"というとんでもないルールの要求を突き付けたことについてだが、大谷が「大仁田厚が試合をしっかりしようとしているのかブチ壊そうとしているのか定かではないんですが、横綱に一任したい」と言うと、曙は「チャンピオンである以上、もう当然なんでも受けます。しかし最近のZERO1のリングには、めんどくさい奴ばっかり出てきますね。試合したいんだけど、このルールでやりたい。どっちがチャンピオンなのか分からないですね。本当に気持ちを、余裕を持って、でかい気持ちで全部飲みたいと思ってます」と、何と大仁田の要求を承諾!
パートナーであり愛弟子の田中も「通常のレスリングのスタイルとかだったら、間違いなく歯は立たないでしょう。自分の考えがあって、自分が勝つという前提でいろんな条件を突きつけてるんだと思う」と分析。横綱にしてチャンピオンの曙は、敢えて相手の土俵での勝負を選んだ。
さらにキッダーニ男爵から声明文も届いたフジタ"Jr"ハヤトと長島☆自演乙☆雄一郎の試合に関して、まず自演乙が「靖国でタッグを組んだとき、なんかプレッシャーをすごく感じましたね。オーラではなく、オーラとも言うのかもしれないですが、すごい圧力というのを感じて。ぜひ僕もその圧力を、圧力に負ける選手ではないと思うし、その圧力を食ったらおもしろいと勝手に考えていたんで、こういう試合が決まって正直嬉しいですね。ハヤト選手の印象は結構、打撃の選手だと思ってます。けどやっぱり僕はそれに負けたらいけない選手なので。僕の打撃は一流、彼の打撃はパチモンだと思ってます。ここはプロレスなんでいろいろ組み立て方あると思います。でも僕は打撃で倒したいと思います」と語ると、先日、DIAMOND RINGの中嶋勝彦と壮絶なバチバチをしたばかりのハヤトは「この対戦カードが決まって、正直いますぐにでもやりたいですけど、24日まで待ってリングの上で『参った』と言わせたいと思います。別に僕も打撃をやりますけど、乙選手が打撃強いのもわかってますし。別にそれにビビってるわけでもないんで、ガンガン殴り合っていけたらいいなと思ってます」と、バチバチファイトを示唆。
また自演乙のコスプレや自演乙のセコンドにつくことを予告したキッダーニ男爵に関してハヤトは「(コスプレは)まったく興味ないですし、別にいいんじゃないですか、そういうの好きな奴もいれば嫌いな奴もいて。本人は楽しそうなんでどんどんやってくれっていう感じです。(キッダーニ男爵は)とりあえず名前も分かってもらってないみたいなんで、ちゃんとみちのくプロレスのフジタ"Jr"ハヤトっていうのを覚えてもらえるように頑張ります。試合中にもし介入してきたら潰します。そしたら2人とも潰して、最後にリングの上に立ってるのは僕だと思うんで。どっちも潰します!」と語った。キッダーニ男爵が試合に介入すれば、今度はスタナーくらいでは済みそうにない......
そして激化するZERO1と大日本プロレスの対抗戦として行われる佐藤耕平&橋本大地vs.関本大介&橋本和樹の一戦に関して、まず耕平が「前回キチッと僕らが勝って2連勝挙げてるのでもうないのかと思ったんですが、向こうがなんか言ってるようなので、対抗戦という以上しっかりとした形で勝ってケジメをつけたいと思います」と語れば、大地も「正直僕も耕平さんと同じ。でもこういうふうに試合が組まれた。何回組んでも結果は同じことなので、ここに橋本(和樹)って訳わからんヤツがいますけど、そんなの僕からしたらどうでもいいんで、次の大日本との対抗戦は関本さんからピンを取って、大日本との対抗戦を終わらせたいと思います」と早くも戦闘モード。
一方の大日本側。関本は冷静に「どっちの橋本が強いとか僕にとってはどうでもいいことなので。関本がいちばん強いってことを今度の対抗戦では証明したいと思います」と語ったが、和樹は「よくそんなことが言えるなというのが正直な感想。確かにいまのところ大日本は2本取られてますけど、僕らはほとんど無傷と言ってもいい状態。ZERO1の爪痕も全然残ってない状態ですし、僕はどうでもよかったんですよ。なんか向こうの方からやれ『強い橋本は俺だ』とか『弱虫だ』とか、まるで自分のことを言ってるかのようで。結局、誰かの裏に隠れてなかったら何も言えないような奴が偉そうに言ったところで、僕のところには響いてこない。逆にアッサリ終わらせると言ってますけど、僕らのほうこそこんな試合はさっさと終わらせて 、(大日本の5・5横浜)文体に備えたいと思います」と大地をかなり意識した発言。
すると記念撮影終了後に大地と和樹が大乱闘を展開! 大地が「お前、24日覚えておけよ!」と叫べば、和樹も「ホームで恥かかせてやるからな! 覚悟しておけよ!」と返し、早くも火花を散らせた。
なお、新日本プロレスを退団した本間朋晃が、同大会の第1試合で急遽復帰戦を行うことになったが、その本間と8人タッグマッチで対戦する崔領二は「唐突に組まれた感があるんですけど、記者会見の時点で相手チームが誰も来ていない。そのこと自体舐めているなと。特に本間朋晃。自分でZERO1に上がりたいと言っておいて平気で来ない。どうかと思いますけど、試合で見せつければいい。彼の得意技はボイコットだと思うので、当日のドタキャンだけはやめてほしい。試合が成立しない可能性があるので。どんな技を使ってもいいですけど、ボイコットだけはやめてください!」と、会見に出席しなかった本間を厳しく批判した。
プロレスリングZERO1
Over The Rainbow
日時:4月24日(火)開場:17:45 開始:18:30
場所:後楽園ホール
▼曙vs.大仁田 初対決! スペシャルタッグマッチ 60分1本勝負
曙(フリー)/大谷晋二郎
vs.
大仁田厚(フリー)/田中将斗
▼NWAライトタッグ王座決定戦 3WAY 60分1本勝負
日高郁人/クレイグ・クラシック
vs.
菅原拓也(フリー)/藤田峰雄
vs.
ジミー・ススム(DRAGON GATE)/ジミー・カゲトラ(フリー)
▼ZERO1vs.BJW 30分1本勝負
佐藤耕平/橋本大地
vs.
関本大介(大日本プロレス)/橋本和樹(大日本プロレス)
▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
フジタ"Jr"ハヤト(みちのくプロレス/九龍)
vs.
長島☆自演乙☆雄一郎(フリー)
▼「現役国立女子高校生」夕陽 デビュー戦 30分1本勝負
夕陽
vs.
愛川ゆず季(スターダム)
▼本間朋晃 復帰戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
KAMIKAZE/植田使徒/横山佳和/本間朋晃(フリー)
vs.
崔領二/ライディーン/ニック・プリモ/マーカス・ビーン
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