19時女子のトーナメント1回戦で対戦するつくしとタッグを組んだ雫が、志田にシングルでの対戦を希望!
30日、アイスリボン道場で行われた道場マッチ『アイスリボン・378』。水曜日の道場マッチでアイスリボン初参戦したお寺プロレスの雫あきが、この日はつくしとのタッグで再登場。実は2人とも鹿島学園レスリング部で同じコーチの指導を受けているレスリング同門コンビとのこと。
つくし&雫はメインで志田光&長野ドラミと対戦。すると志田とドラミは、いきなり場外戦を仕掛ける。リングに戻り、ドラミのショルダータックルに揺るがない雫が逆にドラミを倒すと、志田を呼び込み注目の初コンタクト。力比べやグランドで緊迫感のある攻防を見せた。
ドラミはジャイアントスイングでつくしを10回転させるが、これは自分も目が回って大きなダメージ。つくしは替わった志田に回転しながらのコルバタを仕掛けるが逆に振り回され、さらに目を回してしまう。
志田が逆エビ固めからケブラドーラ・コンヒーロでつくしの腰に狙いを定めるが、つくしは志田の両足を踏んでからのコルバタで反撃。コーナー・パロスペシャルからのデスレイク・ドライブは志田がこらえるが、中に入った雫が志田を後方に投げ捨てる。
雫はロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス。さらに下からエルボーをつきあげビクトル投げ。志田はヒザ蹴りで反撃すると、雫の巨体をブレンバスターで投げきり意地を見せる。
替わったドラミは勢いのあるエルボーアタックで雫を倒し、志田ごと潰すドラドラアタック。つくしのミサイルキックが雫に誤爆すると、志田が雫に荒鷲ドライバーをきめ、そこにドラミがトップロープから重爆セントーン。これは、つくしのカットがギリギリ間に合いカウント2。
ドラミはドラドラドライヴを狙うが、つくしのドロップキックにカットされ、逆に雫がスピアー。ドラミの左ラリアットは雫がワキ固めで切り返し、さらにフィッシャーマンズ・スープレックスで固めるが、これは志田がなんとかカット。
雫の腕ひしぎ逆十字固めをドラミはローリングして逃げようとするが、雫は手をゆるめず、そのまま腕固め。かつてアントニオ猪木がアンドレ・ザ・ジャイアントをギブアップさせた形で腕が極まり、ドラミがたまらずタップ。雫がアイスリボンのリングで自力初勝利をもぎとった。
そしてエンディングの座談会でつくしが「雫さんとは19時女子プロレスのトーナメント1回戦で当たる(4月13日)。体格の差はあるけど、スピードで動き回って、最後はハルカゼで勝ちたい」と雫の前で宣言すると、雫も「丸め込みに負けないぶっこ抜きを考えておきます」と応えた。
さらに雫は「自分のプロレスの師匠が、志田さんの試合を見ながら、この選手と対戦するといいよって以前に言っていて、その師匠の言葉は信用していますので、ぜひ次は志田さんとシングルでやりたい」と志田にシングルでの対戦を希望! それを聞いた志田も「雫さんはずっと気になっていた選手だった。初めて当たって、思っていたより大きくてびっくりしたけど、シングルマッチで、ぜひやりましょう」と応じた。
【記事提供/アイスリボン】
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