4・30で引退する植松に続き、輝優優も年内での引退を正式発表!今年の波女決定リーグ戦はユニットごとにブロック分け!
26日、都内某所でプロレスリングWAVEが記者会見を行い、25日のOZアカデミー後楽園ホール大会で電撃発表された輝優優の引退についてや、毎年開催される波女決定リーグ戦『CATCH THE WAVE 2012』についてなど様々なことが発表された。
まずはGAMI代表が3月20日に大阪で行われたOSAKA女子プロレス2周年大会で発表された今後のことについて、改めて詳細が発表された。
2年間「OSAKA女子プロレス」という団体名を掲げて活動してきたが、運営側に不備が多く下野佐知子代表の精神的な負担が大きくなってしまっていたため、2周年を機に4月1日からはWAVEを運営する株式会社ZABUNがOSAKA女子の運営もしていくことになった。
続いて4・30後楽園大会で引退が決まっている植松寿絵の引退ロードの全対戦カードが発表された。
■4月1日(日)北海道テイセンホール(13:00)
▼WAVE認定タッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者組]植松寿絵/輝優優
vs.
[挑戦者組]GAMI/中川ともか
■4月8日(日)新宿FACE(12:30)
▼タッグマッチ
植松寿絵/輝優優
vs.
永島千佳世/加藤園子
■4月15日(日)三重・四日市オーストラリア記念館(14:00)
▼6人タッグマッチ
植松寿絵/GAMI/桜花由美
vs.
渋谷シュウ/春日萌花/水波綾
■4月18日(水)新木場1stRING(19:00)
▼シングル五人掛け 10分1本勝負×5
植松寿絵
vs.
大畠美咲
中川ともか
栗原あゆみ
チェリー
木村響子
■4月20日(金)大阪ムーブオンアリーナ(19:00)
▼シングルマッチ
植松寿絵
vs.
さくらえみ
■4月28日(土)浜町スタジオ(18:30)
▼シングルマッチ
植松寿絵
vs.
桜花由美
■4月29日(日)新木場1stRING(12:30)
▼シングルマッチ
植松寿絵
vs.
GAMI
■4月30日(日)後楽園ホール(12:00)
▼植松寿絵引退試合 タッグマッチ
植松寿絵/輝優優
vs.
X/X
会見に出席した植松は「引退試合は植松の隣に輝がいてほしいので植松☆輝のタッグです。相手に関してはまだ最後まで考え中です。やりたい相手はたくさんいるのですが、最後にちゃんと決めて後日発表します」と語った。
その後、4・1北海道テイセンホール大会で行われる植松☆輝vs.ハタナカヨウコのWAVE認定タッグ選手権の調印式が行われた。まず挑戦者チームの中川が「地元・北海道でタイトルマッチが出来るのは嬉しいです。やはり残る身としては、今年で引退してしまうお二人にベルトを持っていかれるのは悔しいことなので、このチャンスを活かして北海道でベルトを巻きたいと思います」と語ると、続いてGAMIが「中川さんが言った通り、引退する人たちにベルトを巻かせたまま引退させるのはどうかと思うので、ベルトを巻いて東京に帰ってきたいと思います」と意気込みを語った。
対する王者チームは輝が「ハタナカヨウコは魅力あるチームだし、申し分ないタイトルマッチ。でも私は植松が引退するときに必ず自分たちの腰にベルトを巻いておきたいので防衛したい」と語れば、植松は「北海道での最後の試合。どうしても北海道で試合がしたいとお願いして、GAMIさんにわがままを言ってこの日北海道での試合にしてもらいました(苦笑)。なぜ私たちがベルトを持って辞めると言っているかと言うと、一番最高の時に辞める証になると思っているからです。決して衰えたから辞めるわけではなく、ピークの時に辞めていくためにも防衛してこのまま持っていきます」と語り、ハタナカヨウコに防衛した場合、引退試合が防衛戦になる可能性があることも示唆した。
さらに3・25OZアカデミー後楽園大会で、年内で引退することを電撃発表した輝優優が、改めて引退について「レスラーとして出来るものならずっとリングの上に立ちたい気持ちはあるが、輝優優として考えたとき、強い輝優優のまま、自分でも満足出来て、お客さんにも満足してもらい、一番輝いている時にリングを降りたいと思いましたので決意しました」と心境を語った。
まだ正式に引退する日にちなどは決まっていないとのことだが、自身がデビューした月でもある12月に引退をするとのこと。ただ、WAVEタッグ王座同様、JWP4・8東京キネマ倶楽部大会で王者決定戦に挑むJWP認定タッグに関しても「必ずリーグ戦を優勝してベルトを巻きたい。もう二度と訪れない状況の中で、今まで以上の植松☆輝をお見せ出来ると思う。最高の引退式を迎えるまで頑張って走り続けたい」と語った。
相談は受けていたという植松から「何だったら輝のほうから先に引退の相談をされました。私のほうが先に引退を発表しなきゃいけない状況になりましたけど」と引退を考えいたのは輝が先だったことが明かされると、輝は「決意したのは植松が引退発表して、色々なものを自分の中で感じて」と語り、お互い引退を考えたのはバラバラだったが、2人で相談することで決心がついた模様。最後に植松は「最高の時に最高の辞め方をしようと思ったら、今年っていうのが2人の中でピッタリだった」と語り、引退するまでに闘っておきたい相手も、試合数を増やす予定もないという輝は「今フリーとして出ている団体で、今以上の気持ちで闘いに臨む思うので1試合1試合を大事にしていく」と語った。
最後に今年で4回目を迎える波女決定リーグ戦『CATCH THE WAVE 2012』の概要が発表された。
今年のブロック分けは「ブラックダリアブロック」「ホワイトテイルズブロック」「パワーブロック」と"ユニットごと"になるという。各ブロックシングル総当たり戦でブロック優勝を決め、決勝トーナメントを行うことは例年通り。ブロック優勝者3人+各ブロック2位以下の選手が7・4新木場大会で行う敗者復活バトルロイヤル優勝者1人で、7・16後楽園大会で決勝トーナメントを開催し、優勝者には賞金100万円と「波女」の称号が与えられる。
なお、GAMIは今年もリーグ戦には出場せず、プロデューサーとして全試合を見て今後のWAVEのことを考えるとのこと。パワーブロックは水波綾、勇気彩、下野佐知子の肉団子3兄弟がエントリー。ただし、各ブロック4人ないし5人で揃えるため、足らない分はGAMIが"プロデューサー推薦枠"として補充するという。
会見にはブラックダリア(以下BD)ブロックを代表して桜花、ホワイトテイルズ(以下WT)ブロックを代表して渋谷、パワーブロックを代表して水波が出席。水波が「肉団子3兄弟としていつもは組んでいるが、個人の闘いになるので強い水波でブロック優勝する。WAVEという団体は女子プロレスの中心になっていると思うので、そこで波女の称号をもらえれば必然的に女子プロレス界のトップに立てると思っている。WAVEに入団した今年だからこそ波女になりたい!」と語れば、桜花は「BDはユニットを作って約1年。いろんな選手が入ってきたが、みんな腹黒で何を考えているか分からないし結構強いので、結構手強いかな。リーグ戦はシングルだが、タッグを組んだらこの(3つの)ユニットの中では一番強いので、その一番強いBDの中でトップになって優勝して波女になりたい」と語った。そしてWTブロックの渋谷は「WTは結成されて間もないのだが、いいチャンスだと思う。WTというユニットがどれほどの実力と振り幅があるのか、個人個人シングルで闘ってお互い認識し合って、ほかのユニットの人たちにも『WTやるな』と見せつけるチャンスでもあると思う。自分も復帰して約8カ月経ちましたけど、シングル戦はそんなに組まれないので、自分にとってもWTにとってもいいチャンスだと思う。CATCH THE WAVEの名の通り、波を掴んで女子プロレス界を引っ張っていきた」と、それぞれ意気込みを語った。
プロデューサーのGAMIは「去年はWAVE以外の人(華名)が優勝してしまったので、今年はWAVEの中の人に優勝してもらいたいなと、プロデューサーとしてではなく、会社の中の人としては思う。あと、今年はいつも組んでいる仲間同士で闘って争ってもらうので、今まであまり当たっていない人同士がシングルでやるのが見どころになる。毎年誰が上がってくるのか予想がつかない。去年も大畠がいきなり準優勝とかしているし、初日に桜花が負けたりしたので、今年も全部が見どころです」と太鼓判を押した。
CATCH THE WAVE 2012
<ルール>
・すべての試合は15分1本勝負
・場外カウントは10カウントまで
・勝ち点2点、あらゆる引き分け1点、負け0点
<日程>
■4月30日(日)後楽園ホール(12:00)
VIRGINSHOCK〜CATCH THE WAVE 2012開幕戦〜
▼ダリアブロック、テイルズブロック、パワーブロック各1試合
■5月4日(金)板橋グリーンホール(18:00)
GOLDENWEEK SPECIAL12
■5月16日(水)新木場1stRING(19:00)
WEEKDAYWAVE vol.48
■5月29日(火)新木場1stRING(19:00)
WEEKDAYWAVE vol.49
■6月8日(金)新木場1stRING(19:00)
WEEKDAYWAVE vol.50
■6月17日(日)新木場1stRING(19:00)
SUNDAY WAVE vol.10
■6月24日(日)大阪・松下IMPホール(17:30)
大阪ラプソティーvol.16
■7月4日(水)新木場1stRING(19:00)
WEEKDAYWAVE vol.51
▼敗者復活バトルロイヤル
■7月16日(月・祝)後楽園ホール(12:00)
▼波女決定トーナメント
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